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ブックマーク / blog.willnet.in (18)

  • Railsの設定をアップグレードしていく技術 - おもしろwebサービス開発日記

    このエントリは SmartHR Advent Calendar 2023の21日目の記事です。 Railsのバージョンを上げる作業は、単に新しいバージョンのgemをインストールするだけでは終わりません。Railsの新しいバージョンに沿った設定項目を確認し、適宜適用していく必要があります。もちろん必ずしもすべての設定を最新にしなければならないわけではありませんが、Railsの新しい設定というのは基的にそうすることにメリットがあるから作られているわけで、特別な理由がなければ最新の状態にしておきたいものです。 みなさんのRailsアプリケーションのconfig/application.rb には次のような設定があるはずです。 config.load_defaults 6.1 このコードサンプルは引数が6.1なので、Rails6.1デフォルトの設定を適用していることを示しています。これを7.0に

    Railsの設定をアップグレードしていく技術 - おもしろwebサービス開発日記
  • wkhtmltopdfの次どうするか問題 - おもしろwebサービス開発日記

    wkhtmltopdfというライブラリは、HTMLからPDFを生成してくれるライブラリです。Rubyからだとwicked_pdfpdfkit 経由で使われることが多いです。 さてそんなwkhtmltopdfですが、GitHubリポジトリ を見るとわかるようにアーカイブされてしまっています。公式ページ に経緯が書いてありますが、要約するとwkhtmltopdfが依存しているQtWebkitのメンテが止まったのが原因でメンテが続けられなくなったということのようです。 wkhtmltopdfが参照しているQtWebkitはかなり古いものなので、モダンなブラウザでの描画と差分が出たり、脆弱性を付かれたりする可能性がありそう。なのでなにか別のやり方に乗り換えたい。 選択肢を考えてみる 乗り換え先は具体的に何がいいの、というと僕も自信を持ってこれだ!という解を持っていないのですが、headless

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    fumikony
    fumikony 2023/02/12
  • 失敗したテストのログだけを出力するぞ - おもしろwebサービス開発日記

    表題の通りのことができるgem、CiLoggerが便利ですよという話です。 私達は大量のテストをCI上で実行しています。テスト結果を見れば失敗理由が自明なものもありますが、E2Eテストなどでよく起きる「たまに失敗するテスト」の調査はログやスクリーンショットなど、可能な限りの情報を集めないと根原因がつかめないことが多いです。 そんなときに、特に考えずRailsデフォルトの設定(config.log_level #=> :debug)のままにしておくと、膨大なログの中から該当するテストに関連する行を探し当てる作業が必要になります。これは事前の準備なしではほぼ不可能です。 事前の準備として簡単に思いつく方法は、テスト前後で「どのテストが開始/終了したか」をログに出力することです。 config.around do |example| Rails.logger.debug("start exam

    失敗したテストのログだけを出力するぞ - おもしろwebサービス開発日記
  • パーフェクト Ruby on Railsの改訂2版を書きました - おもしろwebサービス開発日記

    ここ数年、色んな人に「パーフェクト Ruby on Railsの改訂版まだですか」と言われて申し訳ない気持ちでいっぱいでした。が、ついに改訂版が発売されることになりました!もちろん最新のRailsである6.0に対応しています。 発売日は7月25日ですが、先行して発売している書店もあるそうです。 パーフェクトRuby on Rails 【増補改訂版】:書籍案内|技術評論社 ブログで振り返ると、第1版を書いたのは6年前だったようです。6年前といえばRailsは4.1がリリースされた頃で、フロントエンドはCoffeeScriptを書いてSprocketsでコンパイル、デプロイはCapistranoを使うのが主流だったような気がします。6年でだいぶRailsによる開発の進め方が変わりましたね。このあたりはもちろん第2版で更新されて、WebpackerやDockerに置き換わっています。 改訂2版の

    パーフェクト Ruby on Railsの改訂2版を書きました - おもしろwebサービス開発日記
    fumikony
    fumikony 2020/07/17
  • 我々はConcernsとどう向き合うか - おもしろwebサービス開発日記

    この文章は先日開催された大阪Ruby会議02での登壇内容Concerns about Concernsをブログエントリにしたものです。書いている内容は登壇内容とだいたい同じですが完全一致ではなく、構成を変更したり喋っていない情報を足したりしてます*1。 大阪Ruby会議02に出席していない方でもスライドを読めば大体の内容を把握できると思いますが、これだと細かいニュアンスは伝えられない(し、この手の話はその細かいニュアンスが大事だったりする)のでちゃんとブログエントリにしておこうと思ったのでした。 意見がある人はこちらのスレに書いてもらえると嬉しいです(\( ⁰⊖⁰)/) Concernsとはなにか Concernsという概念は、Rails 4.0から導入されました。具体的にはrails newしたときに生成されるファイルたちの中に app/models/concerns app/contr

    我々はConcernsとどう向き合うか - おもしろwebサービス開発日記
  • 株式会社ウィルネットは設立2周年を迎えました - おもしろwebサービス開発日記

    昨日、2月21日は弊社の設立記念日でした*1。 株式会社ウィルネット二周年記念 (\( ⁰⊖⁰)/) (\( ⁰⊖⁰)/) (\( ⁰⊖⁰)/) pic.twitter.com/Ll3nDwbl4X— willnet (@netwillnet) 2019年2月21日 というわけで法人成りして2年経ちました。最初はフリーランスの延長のつもりだったのですが、会社という形態にしたことで意識が少しだけ変わってきた気がします。 これまではなんでも全部自分一人でやるというのが自然だったのですが、会社の予算を使って誰かに仕事を手伝ってもらう、という形態を徐々に受け入れられるようになってきました。空いた時間で少しずつ開発を進めているsavanna.ioも、いまはデザインに関しては職にお願いするようになっています。 昔は、一つのスキルだけを伸ばすのではなくいろんな分野を学んでいくのがよい、と思ってデザイン

    株式会社ウィルネットは設立2周年を迎えました - おもしろwebサービス開発日記
  • RejectKaigi2017でファイルアップロードについて発表した - おもしろwebサービス開発日記

    先日行われたRejectKaigi 2017でファイルアップロードについて発表しました。資料はこちら。 内容的には、WEB+DB PRESS Vol.95で書いたファイルアップロード話を最新にしたものになります。Rails5.2で新しく追加されるActive Storageというファイルアップロード機能を紹介しつつ、ファイルアップロード全般の話題について触れています。 ファイルアップロードをただしく実装するにはそれにまつわる様々な要素についての知見が必要で、webエンジニア的には腕の見せ所ではないかと思います。Active Storageの登場でファイルアップロードについての知見が広まって、ただしく実装できる人が増えるといいなと思います(( ⁰⊖⁰)/) あわせて読みたい WEB+DB PRESS Vol.95posted with amazlet at 17.08.20小出 淳子 黒澤

    RejectKaigi2017でファイルアップロードについて発表した - おもしろwebサービス開発日記
  • Rails Developers Meetup で綺麗なテストコードの書き方について発表した - おもしろwebサービス開発日記

    昨日のRails Developers Meetupで綺麗なテストコードの書き方について発表してきました。 Rails Developers Meetup #1(東京会場) - connpass 資料はこちら 余談 もともと数年前くらいから、テストコードの書き方についてまとめたいなーと思っていたのですがなかなかキッカケがなくて手を付けられていませんでした。今回のミートアップ駆動で一通り形にするところまでいけて今とてもスッキリした気持ちです 😇 もっと多くの人にテストコードの書き方を意識してもらいたいので、また機会があればどこかで喋りたいですね。 昨日発表した内容はGitHubリポジトリにまとめたものの一部です。綺麗なテストコードの書き方について詳しく知りたい方は下記のリンクからどうぞ。 willnet/rspec-style-guide お願い 今回まとめた内容はあくまで僕が考えるテスト

    Rails Developers Meetup で綺麗なテストコードの書き方について発表した - おもしろwebサービス開発日記
  • Rails 5.x について発表した - おもしろwebサービス開発日記

    昨日開催された、Increments ++ Tech TalkにてRails 5.xというタイトルの話をしました。 内容はWEB+DB PRESSの連載ではページ数の関係で載せられなかったRails 5.0のトピックと、Rails 5.1で入る(入りそう)な機能の話です。分量が多くなってしまい、いろいろ端折りながら喋りました。 スライド中でも触れていますが、発売中のWEB+DB PRESS Vol.93でRails 5のメジャーな変更について取り上げ済みですので、気になる方はぜひ一読ください。 WEB+DB PRESS Vol.93posted with amazlet at 16.08.19原田 騎郎 吉羽 龍太郎 松浦 隼人 須藤 涼介 生沼 一公 森下 雅章 前島 真一 鍛治 匠一 伊藤 直也 のざき ひろふみ うらがみ 高山 温 佐々木 健一 わかめ まさひろ ひげぽん 遠藤 雅伸

    Rails 5.x について発表した - おもしろwebサービス開発日記
  • WEB+DB PRESS でRubyの連載を始めます - おもしろwebサービス開発日記

    今月の24日発売のVol 93から、WEB+DB PRESS で Ruby の連載をすることになりました。よろしくおねがいします。 初回の題材は、みんな大好き Ruby on Rails の最新バージョンである Rails 5 です。もうじき正式リリースとなる Rails 5 にどんな機能が追加されたか、気になる方はぜひ一読ください! WEB+DB PRESS Vol.93posted with amazlet at 16.06.19原田 騎郎 吉羽 龍太郎 松浦 隼人 須藤 涼介 生沼 一公 森下 雅章 前島 真一 鍛治 匠一 伊藤 直也 のざき ひろふみ うらがみ 高山 温 佐々木 健一 わかめ まさひろ ひげぽん 遠藤 雅伸 海野 弘成 はまちや2 竹原 藤田 正訓 技術評論社 売り上げランキング: 807 Amazon.co.jpで詳細を見る

    WEB+DB PRESS でRubyの連載を始めます - おもしろwebサービス開発日記
  • ginza.rb 第33回で Rails 5 の新機能について学んだ - おもしろwebサービス開発日記

    3/15は ginza.rb の33回目のミートアップでした。 Ginza.rb 第33回 もうすぐやってくる!Rails 5を見ておこう - Ginza.rb | Doorkeeper 前回のミートアップ時に、きっと Rails 5.0 がリリースされているだろうと思い Rails 5.0 をテーマとして設定しましたが、見事に期待が外れましたね>< 未完成のリリースノートを読みつつ、主にメジャーな機能について内容を確認していきました。ざっとメモ書きを載せます。何か間違っている点などありましたら教えていただけると嬉しいです! Ruby on Rails 5.0 Release Notes — Ruby on Rails Guides ActionCable ご存知 websocket 用 pubsubサーバとして postgres と redis に対応している Basecamp のチャッ

    ginza.rb 第33回で Rails 5 の新機能について学んだ - おもしろwebサービス開発日記
  • Rails::API について発表した - おもしろwebサービス開発日記

    FiNC さんの社内マイクロサービス勉強会と、表参道.rb にて、そろそろリリースされそうな Rails 5 におけるメジャーフィーチャの一つ Rails::API について話しました。 雑感 スライド読むと分かるように、Rails::APIAPI サーバを作る時の銀の弾丸でもなんでもなくて、条件に合致したときに使うとちょっとだけ速くなりますよ、軽くなりますよという機能なのでした。 Rails::API の機能面としてはそれだけなのだけど、Rails は Rack Middleware や ActionController::Base 内の Module が疎になっていて、着脱が簡単なんですよというのを示す良い例にもなっていると思います。使っていない Middleware や Module を外すことで、手軽にちょっぴり速く/軽くできるので、API サーバに限らず不要なものがある場合

    Rails::API について発表した - おもしろwebサービス開発日記
  • 最近の Rack サーバ事情について - おもしろwebサービス開発日記

    先月、heroku推しサーバが unicorn から puma に変わったという発表がありました。unicorn だとスロークライアントの影響を受けやすいというのが理由なようです。 もう少し詳しく調べてみましょう。 そもそもスロークライアントってなに その名の通り遅い回線のクライアントです。3G環境のモバイル端末などが該当します。 「unicorn だとスロークライアントの影響を受けやすい」とは unicorn はプロセスモデルのサーバであり、blocking I/O モデルを採用しています。つまり、クライアントとの通信中プロセスが専有されるということです。 例えば unicorn がワーカプロセスを3つ立ち上げていて、そこへ通信完了に10分かかるようなスロークライアントが3つ接続されたら…、続くクライアントはスロークライアントの通信が完了するまで実行を待たなければならなくなります。プ

    最近の Rack サーバ事情について - おもしろwebサービス開発日記
  • Rspec で rake タスクをテストする用の gem を作った - おもしろwebサービス開発日記

    しばらく前に表題の gem を作りました。 willnet/rake_shared_context 中身はただの shared_context です。これは僕のオリジナルな gem ではなくて、thoughtbot 社のブログに書かれた shared_context のコードをほぼそのまま gem にした感じです。毎回 rake タスクをテストするためにブログからコピペしてくるのが面倒になったので作りました。 これを使うと下記のような rake タスクがあったときに # lib/tasks/reports.rake namespace :reports do desc "Generate report" task :generate => :environment do ReportGenerator.generate end end 下記のような感じで rake タスクのテストを書くこと

    Rspec で rake タスクをテストする用の gem を作った - おもしろwebサービス開発日記
  • ruby-mode のインデントをいい感じにする - おもしろwebサービス開発日記

    僕はこれまで下記のようなインデントで ruby のコードを書いてきました。 SuperLongClassName.super_long_name_method(hoge: 'fuga', foo: 'bar', baka: 'aho') 理由は、Emacs の ruby-mode による標準インデントが上記のような形になっているからです。今ひとつだなーと思いながら幾年月。すばらしい設定を発見しました。 (setq ruby-deep-indent-paren-style nil) とすると下記のようにインデントできます。 SuperLongClassName.super_long_name_method( hoge: 'fuga', foo: 'bar', baka: 'aho' ) おお!すばらしい…かと思ったら閉じ括弧が微妙ですね。ぐぐったらこんな設定を見つけました。 (defadvi

    ruby-mode のインデントをいい感じにする - おもしろwebサービス開発日記
  • Carbon Emacsにデフォルトで入っているライブラリのメモ(途中まで) - おもしろwebサービス開発日記

    当は全部まとめてから公開するつもりでしたが、どうもモチベーションが続きそうにないのでひとまずこれまで書いた分を載せます。ちょこちょこ追記していく予定。 Carbon Emacs パッケージ aspell スペルチェッカー。単語の補完もできる。M-x ispellで現在開いているドキュメントのスペルチェックをしてくれる。英語の文章を書くときに使えそう。 Aspell - TeX Wiki .R. weblog: aspell with emacs 下記の辞書はNet-Installで入手可能 ブラジルポルトガル語辞書 フランス語辞書 ドイツ語辞書 イタリア語辞書 ロシア語辞書 スペイン語辞書 color-theme 背景色や文字色などをテーマのように切り替える。気分転換にいいかも。詳しくは下記参照。 Meadow/Emacs memo: 表示のカスタマイズ ― 背景色,メニュー テーマの種

    Carbon Emacsにデフォルトで入っているライブラリのメモ(途中まで) - おもしろwebサービス開発日記
  • emacsとRinariで快適Rails開発! - おもしろwebサービス開発日記

    emacsでRails開発をする際、emacs-railsを使っている方が多いと思います。emacs-railsはとても便利なelispなのですが、最近は更新頻度が低く、rhtmlhtml.erbの対応も一部されていなかったりします。あとRspecの対応もイマイチ。emacs使いの人たちは一体どうやってRails開発しているのでしょうか? そこでRinariですよ Rails On Emacs | Google グループを見ると最近は"Rinari"の話題で持ち切りなようです。Rinariはemacs-railsとは違いコア部分を小さく保って、プラグインで拡張していくタイプのelispです。 Rinari: Ruby on Rails Minor Mode for Emacs 基的には上記に全部書いてあるのですが、整理する意味でまとめてみます。 コア部分のインストール まず、gitでダ

    emacsとRinariで快適Rails開発! - おもしろwebサービス開発日記
  • Rails 3 のルーティング定義について - おもしろwebサービス開発日記

    Rails 3のルーティングで気になったところについて。いつものメモです。あくまで気になったところなので全部網羅しているわけではありません。あしからず。 基map.connect から match メソッドに変更。オプションも下記のように変更。 # Rails 2 map.connect 'products/:id', :controller => 'products', :action => 'view' # Rails 3 match 'products/:id', :to => 'catalog#view' # :to は省略可能 match "/account" => "account#index" # :controller/:action 形式であればさらに省略可能 match "account/overview" Named Routes asオプションで指定するように

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