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ゲノムに関するfumiruiのブックマーク (8)

  • 遺伝子の差はどれだけの不平等を産んでいるのか『ゲノムで社会の謎を解く――教育・所得格差から人種問題、国家の盛衰まで』 - HONZ

    遺伝子の差はどれだけの不平等を産んでいるのか『ゲノムで社会の謎を解く――教育・所得格差から人種問題、国家の盛衰まで』 双子研究を筆頭に、遺伝子が我々の身体的特徴だけではなくIQや統合失調症などの病気といった数々の要因に深く関連していることがわかってきている。が、そうであるならば遺伝子についての知見を深めることによって政策レベルで活かす──介入したほうがいい人間には介入し、そうでない人間には介入しない──というような形の、オーダーメイド政策はありえるのか。 たとえば、受け継がれた遺伝子的な差異こそが社会的不平等の第一の駆動力なのだろうか。現在の機会均等は主に”勉強ができること”によってもたらされているが、そもそもその能力に生来から違いがあるのだとしたらそれはどれ程の不平等につながっているのか。もしそれが明らかになれば、より適切な平等へ向けて歩み出すことができるかもしれない。これは見方によって

    遺伝子の差はどれだけの不平等を産んでいるのか『ゲノムで社会の謎を解く――教育・所得格差から人種問題、国家の盛衰まで』 - HONZ
  • アフリカゾウ現生2種、古代種のように異種交配せず 研究

    ゾウ。ケニアのマサイマラ国立保護区で(2018年1月24日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Yasuyoshi CHIBA 【2月27日 AFP】古代のゾウやマンモスは、交雑と遺伝子の変化を経て新しい生息地や気候への適応を行ってきたが、アフリカに生息する現生2種では、このような異種交配はみられない。研究論文が26日、発表された。 研究では、マンモス、マストドン、ゾウのゲノムを対象に調べた。その結果によると、アフリカのサバンナゾウとマルミミゾウの間では、過去50万年にわたり交配した形跡は見られなかったという。 ヒグマとホッキョクグマ、スマトラオラウータンとボルネオオラウータンなど、多くの近縁種は交配することが知られているが、500万年前から1000万年前のアフリカにその起源を遡るとされるゾウでは、これまでその異種交配について分かっていなかった。 研究では、アメリカマストドン、真

    アフリカゾウ現生2種、古代種のように異種交配せず 研究
  • クローンを作って激増したザリガニ、秘密は染色体

    ミステリークレイフィッシュのゲノムを分析した結果、全てのサンプル個体は1匹のメスを祖先に持っていることが明らかになった。最初のクローンは、約30年前に水槽の中で生まれた。(PHOTOGRAPH BY FRANK LYKO, BKFZ) 全ては、1匹のメスから始まった。 1995年、米フロリダ州エバーグレーズでスラウクレイフィッシュ(slough crayfish、学名Procambarus fallax)と呼ばれる1匹のザリガニが捕獲された。ある愛好家が生き物フェアでそれを見つけて購入した。すると、なぜかそのザリガニは交尾相手なしに自分のクローンを作成して繁殖し始め、ミステリークレイフィッシュ(別名マーブルクレイフィッシュ、学名Procambarus virginalis)と呼ばれるようになった。 飼い主は、みるみるうちに増えるクレイフィッシュを飼いきれなくなり、ペットショップへ持ち込んだ

    クローンを作って激増したザリガニ、秘密は染色体
  • かんきつ類の進化、最新系統樹で解明 研究

    収穫され出荷を待つオレンジ(2010年1月6日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / matt stroshane 【2月8日 AFP】オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ライムなどはすべて、かんきつ類の「野生種」10種の組み合わせからなる交雑種であるとする研究論文が7日、発表された。この10種は約800万年前にアジアの単一の共通祖先から分岐したという。 米エネルギー省共同ゲノム研究所(Joint Genome Institute)などの国際研究チームは今回、世界的に好まれているこの果物類のルーツにさかのぼる系統樹を作成するために、かんきつ類60種のゲノム(全遺伝情報)を解析した。 論文の共同執筆者で、共同ゲノム研究所のグオホン・ウー(Guohong Wu)氏はAFPの取材に、全かんきつ類の根源をたどると、後期中新世のヒマラ

    かんきつ類の進化、最新系統樹で解明 研究
  • 我らが ”サピエンス観” 崩壊!『ゲノムが語る人類全史』 - HONZ

    ここまでわかったのか。あらためてゲノム科学のインパクトを感じる一冊だ。 ゲノムとは、ある生物の全遺伝情報を指す。地球上の全生物の遺伝情報はDNAに蓄えられている。うんと簡略化して言うと、ゲノム情報とはACGTという四つの文字が延々と書き連ねられた書物のようなものである。そのサイズは生物によって異なるが、人間の場合は30億文字だ。 その配列を決定する方法は猛烈なスピードで進歩してきた。2000年に最初のヒトゲノムが報告された時、13年の年月と三千億円の費用がかかった。それが今や10万円以下、数時間もあればできてしまう。信じられない技術革新だ。従来の酵素を使う方法とは全く異なったナノポアシークエンシングが開発されているが、これに使われる機械の大きさを知ったら、誰もが目を疑うはずだ。なにしろスマホを少し大きくしたくらいなのである。 いうまでもなく、ゲノム解析の進歩は、医学に大きな進歩をもたらした

    我らが ”サピエンス観” 崩壊!『ゲノムが語る人類全史』 - HONZ
  • (研究成果) 植物個体に直接遺伝子を導入する技術をコムギで開発 | プレスリリース・広報

    プレスリリース (研究成果) 植物個体に直接遺伝子を導入する技術をコムギで開発 - 実用品種に適用可能、ゲノム編集等によるコムギ品種改良の加速に期待 - ポイント 農研機構生物機能利用研究部門は株式会社カネカと共同で、コムギを使って、植物個体に遺伝子を直接導入する技術を開発しました。手法は細胞培養や再分化が不要であり、これまでは遺伝子導入が難しかった様々なコムギ実用品種に適用可能です。今後手法を用いて、ゲノム編集等によるコムギの品種改良が加速すると期待されます。 概要 地球規模の環境変動が続くなか、作物にはこれまでにない環境ストレス耐性が求められます。ゲノム編集など新たな技術を駆使して、従来育種では達成できないような形質を付与する必要性がますます高まっています。しかし、作物への遺伝子導入は依然として難しく、コムギ、オオムギ、ダイズ、トウモロコシなどでは、ある特定の品種にしか遺伝子導入が

  • ヒトの受精卵でゲノム編集 中国のグループ発表 | NHKニュース

    これまでの遺伝子組み換え技術よりもはるかに正確に生物の遺伝子を操作できる「ゲノム編集」と呼ばれる技術を使って、ヒトの受精卵の遺伝子を改変したとする論文を中国の研究グループが発表しました。去年4月に中国の別のグループが発表したのに続き、世界で2例目になるとみられます。 論文によりますと、研究グループは異常があって成長できないヒトの受精卵でゲノム編集の技術を使い、エイズウイルスの感染に関係する遺伝子を改変したということです。 ゲノム編集を巡っては、去年4月、中国の別のグループが世界で初めてヒトの受精卵で行ったと発表し、倫理的に問題があると議論を呼びました。 ゲノム編集の問題に詳しい北海道大学の石井哲也教授は「今回の実験は受精卵の段階での感染予防が目的のようだが、当に必要なものか疑問だ。受精卵のゲノム編集は私たちの生命の設計図を書き換えるもので、基礎的なものでも研究を行う意味があるのか、透明性

    ヒトの受精卵でゲノム編集 中国のグループ発表 | NHKニュース
  • CRISPRとTALENの利点と欠点を解説 | コスモ・バイオ株式会社

    標的ゲノム部位を特異的に変更すること(削除、置換、挿入)ができる「ゲノム編集」は、生物学および医学の研究者にとって非常に重要となります(Bogdanove & Voytas, 2011; van der Oost, et al., 2013)。近年、植物の病変形成や適応免疫といった細菌のシステムを利用する2種類のゲノム編集技術が登場しました。それが、TALEN(転写活性化様エフェクターヌクレアーゼ)とCRISPR-Cas(CRISPR, CRISPR-Cas9, clustered regularly interspaced short palindromic repeats / CRISPR associated proteins)です。TALENとCRISPR-Casの何れの技術も、実質的にゲノム上の如何なる標的配列に対しても二鎖切断(DSBs)を生ずるエンドヌクレアーゼを利用するこ

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