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古生物と鳥に関するfumiruiのブックマーク (26)

  • 恐竜から鳥類への進化の道筋、「始祖鳥」以外にもあった可能性

    Marianne Guenot [原文] (翻訳:仲田文子、編集:井上俊彦) Sep. 15, 2023, 07:00 PM サイエンス 32,366 「フジアンヴェナトル・プロディジオサス」の想像図。この恐竜の化石の発見により、これまで謎とされてきたジュラ紀前後における鳥類の進化の過程が明らかになるかもしれない。 ZHAO Chuang 「フジアンヴェナトル」の下腿は、大腿の約2倍もの長さがあったようだ。 この1億5千万年前に存在していた恐竜は、始祖鳥と同じくらい古い、極めて初期の鳥類である可能性が高い。 このことは、鳥類の長い脚が、これまで考えられてきたよりもずっと早く進化した可能性を示唆している。 1億5000万年前の恐竜が発見された。これによって鳥類の進化の歴史が塗り替えられるかもしれない。 「フジアンヴェナトル・プロディジオサス(Fujianvenator prodigiosus

    恐竜から鳥類への進化の道筋、「始祖鳥」以外にもあった可能性
  • 恐竜は泳げた? 半水生の特徴示す化石見つかる

    日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 古生物学者たちは長い間、恐竜は陸にすむものであり、水中に暮らすのは魚竜など爬虫(はちゅう)類だと考えてきた。けれども近年の発見によって、陸上と水中の両方で生活した恐竜がいたと考える人が増えつつある。しかし、それをはっきり示す化石がないことが、研究者にとっての悩みだった。 このほど新たな手がかりが見つかった。6800万年以上前に生息した新種の恐竜が発見され、ペンギンやウなど潜水する鳥のように流線形の体をもっていたことが判明したのだ。鳥類と鳥類に最も近い恐竜以外で、この特徴が確認されたのは今回が初めて。研究成果は2022年12月1日付けで学術誌「コミュニケーションズ・バイオロジー」に発表された。 モンゴル南部で発見されたこの恐竜化石は、ベロキラプトルな

    恐竜は泳げた? 半水生の特徴示す化石見つかる
  • 肩から「リボン」を生やした恐竜の化石、ブラジルで発見

    (CNN) ブラジルで見つかった化石から、背中に沿って長い「たてがみ」を持ち、肩からはリボンのような構造物を生やしている恐竜が新たに発見された。 珍しい化石が発見されたのはブラジルで、羽があった証拠を示すこの種の化石が南米で見つかったのは初めて。研究者によれば、精巧な羽飾りは誇示行動に使われ、この恐竜が洗練された繁殖行動を行っていた可能性を示唆しているという。 中国科学院古脊椎(せきつい)動物・古人類学研究所の専門家によれば、事実と確認されれば、羽毛のある恐竜が南半球の大陸で発見されたのは初めてであることと、風変わりな構造物が比較的早い段階の恐竜にあったことの2つの点から重要な発見である可能性がある。 これまでも似たような構造物について一部の鳥のような形態の恐竜から報告されたことはあったが、リボンのような形状の構造物はしっぽについているのが普通だった。しかし、今回は肩についており、これは珍

    肩から「リボン」を生やした恐竜の化石、ブラジルで発見
  • 南極で発見の化石、史上最大の飛ぶ鳥か 古代の空を支配

    南極で発見された化石が史上最大の飛ぶ鳥とされる「ペラゴルニス」の仲間と発表された/Brian Choo/University of California Berkeley (CNN) 南極大陸・南極半島の北端沖、シーモア島で30年以上前に発見された古代鳥類の化石は、史上最大の飛ぶ鳥とされる「ペラゴルニス」の仲間だったとの研究結果が発表された。 米カリフォルニア大学のチームが1980年代に持ち帰って保管されていた鳥類の足とあごの化石を、同大古生物学博物館の研究者ピーター・クロエス氏らが調査し、オンライン科学誌サイエンティフィック・リポーツに論文を発表した。 ペラゴルニスは翼を広げた長さが最大約6.4メートルにもなる巨大な鳥。現生の飛ぶ鳥で最大とされるアホウドリの仲間と比べても2倍近い大きさだ。 カリフォルニア大の化石のうち、足の骨が残っていた鳥は特に、これまでに化石が見つかったペラゴルニスの

    南極で発見の化石、史上最大の飛ぶ鳥か 古代の空を支配
  • 太古の南極に羽毛恐竜がいた、初の証拠を発見

    イラストのような小型肉恐竜が、白亜紀の南極にも暮らしていたかもしれない。羽毛は体を温めるのに役立っただろう。(ILLUSTRATION BY PETER TRUSLER) 太古の南極近辺に羽毛恐竜がいたことを示す、初めての確かな証拠が見つかったとする論文が、学術誌「Gondwana Research」に11月11日付けで発表された。(参考記事:「羽毛恐竜に鳥のような翼を発見、始祖鳥以前」) 見つかったのは、白亜紀初期に当たる1億1800万年前の、非常に保存状態のよい羽毛の化石が10個。発掘地はオーストラリア南部だ。当時のオーストラリアは今よりもかなり南にあり、今の南極大陸とともに南極大陸塊を形成していた。現在の南極より暖かかったとはいえ、この羽毛をもつ恐竜たちは、極夜が続く何カ月もの冬に耐えていたはずだ(ちなみに白亜紀の後期は、南米の竜脚類が歩いて南極やオーストラリアに向かえるほど暖かい

    太古の南極に羽毛恐竜がいた、初の証拠を発見
  • 福井に始祖鳥の次に原始的な鳥類 発掘の骨格化石、新属新種と判明 | 社会 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE

    福井県立大恐竜学研究所と福井県勝山市の県立恐竜博物館は11月14日、同市北谷町杉山の約1億2千万年前(白亜紀前期)の手取層群で2013年に発掘した鳥類の骨格化石が、白亜紀前期の鳥類として最も原始的な新属新種と判明し、学名を「フクイプテリクス・プリマ(原始的な福井の翼)」と付けたと発表した。学名が付いた鳥類としては国内最古で、始祖鳥に次いで原始的な鳥類という。 ⇒新属新種化石で広がる可能性 発掘は13年度に始まった第4次調査の一環として行われ、下あごの後部に当たる上角骨(じょうかっこつ)や、しっぽの骨の尾端骨(びたんこつ)、叉骨(さこつ)など45点を同研究所の研究職員が見つけた。化石は硬い岩で包まれ破損する恐れがあったため、岩に入ったままスキャンして3次元化し、それぞれの形状を確認した。 発見された骨格化石の上腕骨近くには他の化石鳥類にはないへこみがあり、尾端骨には神経棘(きょく)の名残とみ

    福井に始祖鳥の次に原始的な鳥類 発掘の骨格化石、新属新種と判明 | 社会 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE
  • 体高1メートル? 世界最大の超巨大オウム、化石発見 ニュージーランド

    ニュージーランドで発見された体高1メートルになるという巨大オウムの想像図(2019年8月7日提供)。(c)AFP PHOTO / FLINDERS UNIVERSITY/ DR. BRIAN CHOO 【8月7日 AFP】1900万年前の地球に生息していた超巨大オウムの化石が、ニュージーランドで発見されていたことが分かった。立つと人間の背丈の半分以上もあり、今まで発見されているオウムの仲間の中で最大だという。 古生物学者の国際チームが英国王立協会(Royal Society)の専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)最新号に発表した論文によると、見つかっている足の骨から推測されるこのオウムの大きさは、体高約1メートル、体重は最高7キロ程度。 クライストチャーチ(Christchurch)にあるカンタベリー博物館(Canterbury Museum)のポール・スコフィー

    体高1メートル? 世界最大の超巨大オウム、化石発見 ニュージーランド
  • Baby bird was born ready to run, fossil feathers reveal

  • Ancient Bird Fossil Includes Evidence of an Unlaid Egg

  • 太古の新種巨大ペンギンを発見、100kg超、最古級

    人間のダイバーと比較した巨大ペンギン「クミマヌ・ビケアエ(Kumimanu biceae)」の復元図。(COURTESY SENCKENBER) ニュージーランド南島オタゴのハンプデンビーチで、新種の巨大ペンギンの化石がまた発見された。翼と脚の骨から見積もったサイズによると、体重は101kgあったと推定されている。体長は177cmで、男性の平均身長ほどもある。この発見は12月12日付けの学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表された。 ペンギンには「クミマヌ・ビケアエ(Kumimanu biceae)」という学名が与えられた。クミはマオリ語で「怪物」、マヌは「鳥」という意味だ。 クミマヌは約6000万~5500万年前の暁新世後期に生息していたと考えられ、これまでに発見されているペンギンの化石の中では最古級。現生のコウテイペンギンより大きな古代の巨大ペンギンが発見されたのは今回が初め

    太古の新種巨大ペンギンを発見、100kg超、最古級
  • 古代の鳥の新種を発見、北米最大級

    ケラトプス科の恐竜ユタケラトプス・ゲッティーの頭に止まる2羽のミラーキー・イートニの想像図。(ILLUSTRATION BY BRIAN ENGH) 絶滅した古代の鳥エナンティオルニス類の新種化石が、米国ユタ州で発見された。大きさは現代の鳥で言えばトビほどで、北米で見つかったエナンティオルニス類の化石としては最大級、かつ最も完全に近い。研究結果が、11月13日付けでオンライン学術誌「PeerJ」に発表された。 エナンティオルニス類は、白亜紀に世界中で繁栄した原始的な鳥類で、現代の鳥とは近縁だが別のグループ。6600万年前に起きた非鳥類型恐竜の大量絶滅とともに姿を消した。(参考記事:「恐竜時代の奇妙な鳥の新種化石を発見、謎深まる」) このグループの鳥はこれまで、中国の白亜紀初期の地層やミャンマーの琥珀から数多く見つかっているが、そのほとんどが中型や小型の鳥ばかりだった。北米では、今回のものよ

    古代の鳥の新種を発見、北米最大級
  • 太古の鳥の肺が初めて見つかる、飛行進化のカギ | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    原始的な鳥類アーケオリンクス・スパスラの化石には、羽毛だけでなく肺の組織も残されていた。(IMAGE COURTESY OF J. ZHANG, INSTITUTE OF VERTEBRATE PALEONTOLOGY AND PALEOANTHROPOLOGY) 1億2000万年前のいまの中国東北部にあたる場所で、火山噴火に巻き込まれて死んだ鳥がいた。突然降ってきた火山灰に埋まり、軟組織は腐敗する間もなかった。それから長い時間をかけて、組織は化石へと変化しつつ、保存されてきた。 発見された鳥の化石の中に肺の組織が含まれていたことが、最新の研究で明らかになった。太古の鳥の肺が化石になって発見されるのは初めて。研究成果が学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された。(参考記事:「恐竜時代の奇妙な鳥の新種化石を発見、謎深まる」) 今回発見されたのは、白亜紀に生きていた鳥、アーケオリ

    太古の鳥の肺が初めて見つかる、飛行進化のカギ | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 恐竜時代の奇妙な鳥の新種化石を発見、謎深まる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    現代の中国で1億2700万年前の恐竜時代に生きていた鳥類ジングオフォルティス・ペルプレクサスの復元図。(Illustration by PNAS中国河北省で、1億2700万年前の奇妙な新種の鳥の化石が発見された。ティラノサウルスなどの恐竜や始祖鳥が持つ長く骨ばった尾が退化し、尾は短くなったものの、現代の鳥のように扇状の羽はまだ現れていない。9月24日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された論文で、ジングオフォルティス・ペルプレクサス(Jinguofortis perplexus)と名付けられたこの鳥は、飛翔能力の進化における重要な転機を示していると古生物学者はいう。(参考記事:「恐竜時代のひな鳥の化石、通説上回る多様性が判明」) この鳥にはほかにも、翼についた指の爪、小さな歯が並ぶあご、そして肩甲骨と烏口骨が1に融合した肩甲烏口骨など、祖先の恐竜が持っていた特徴

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  • 鳥類施設に恐竜現る 酒田・特別企画展、全身骨格や化石紹介|山形新聞

  • 国内最古級の鳥類を化石解析し復元 県立大恐竜学研が最新手法 :福井:中日新聞(CHUNICHI Web)

    県立大恐竜学研究所(永平寺町)は八日、二〇一四年度に勝山市の一億二千万年前の地層で発見された原始的な鳥類の全身骨格化石をデジタル技術で解析し、3Dプリンターで作製した複製模型を報道陣に公開した。骨格化石は小さく壊れる危険性があるため岩石からの取り出しが困難だったが、CTスキャンを使って立体画像化することで詳細な形や大きさを把握。最新技術で国内最古級の鳥の姿が明らかになった。 研究所の東(あずま)洋一所長によると、岩石表面には四十~五十ほどの骨が見えていたが、県内外の装置を使った画像分析により六十部位の詳細な形を把握できた。尾の骨が恐竜や始祖鳥よりも短いという鳥の特徴を持つ一方、鳥なら一しかない足の甲の骨が三ある恐竜の特徴も備えているといい、恐竜から鳥へ進化する途上の特徴があるという。 上腕骨の筋肉などのつき方や、木に登るのに使ったとみられる三の指の存在から、飛ぶ能力は比較的低かったと

    国内最古級の鳥類を化石解析し復元 県立大恐竜学研が最新手法 :福井:中日新聞(CHUNICHI Web)
  • Nature ハイライト:祖先的鳥類の頭蓋が明らかに | Nature | Nature Portfolio

    ステム群有歯鳥類イクチオルニス(Ichthyornis dispar)の頭蓋の復元像と、これを基にして描いた頭部の想像図。 Credit: Michael Hanson and Bhart-Anjan S. Bhullar Credit: Michael Hanson and Bhart-Anjan S. Bhullar 白亜紀の海鳥イクチオルニス(Ichthyornis dispar)は、原始的な初期鳥類とより現代的な鳥類との間という系統発生学的に重要な位置を占めている。その進化的重要性が疑われたことは一度もないが、1880年代以降、イクチオルニスの頭蓋の重要な標は新たに報告されておらず、他の化石鳥類の頭蓋は破砕および変形しているものが多い。今回B Bhullarたちは、1点の極めて完全な頭蓋を含む、三次元的構造が保持されたイクチオルニスの新たな頭蓋化石標4点について報告している。彼

    Nature ハイライト:祖先的鳥類の頭蓋が明らかに | Nature | Nature Portfolio
  • 【古生物学】初期鳥類のくちばしを調べたユニークな研究 | Nature | Nature Portfolio

    くちばしを持つ初期鳥類の極めて良好な保存状態の化石が新たに発見され、鳥類から恐竜類への移行が予想以上に複雑な過程であったことを明らかにした論文が、今週掲載される。 鳥類の頭蓋骨は、その祖先の恐竜類とはかなり異なっている。現生鳥類は、歯のない大きなくちばしを持ち、頭蓋が大きく、閉口筋は弱体化し、頭蓋骨の連接構造は顕著で、口蓋を動かすことができ、顎がぶら下がっている。こうした特徴が発生する過程と順序を解明することは研究課題となっているが、鳥類の頭蓋化石の保存状態が通常は良好でないために難題となっている。 今回、Bhart-Anjan Bhullarたちの研究グループは、新たに発見された初期鳥類Ichthyornis disparの4点の化石について詳細に調べた。I. disparは、歯を持つアジサシ似の海鳥で、翼幅は60 cm、現在の北米にあたる地域で1億年~6600万年前に生息していた。Ic

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  • 恐竜絶滅、なぜ鳥だけが生き延びた? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    細長い翼とぼんやりした羽毛が残る原始的なアマツバメの化石。ドイツの4800万年前の地層から見つかった。アマツバメとハチドリは、白亜紀末の大量絶滅の時代から数百万年後に出現したと思われる共通の祖先をもつ。PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK,撮影場所:SENCKENBERG NATURAL HISTORY MUSEUM,FRANKFURT,GERMANY ここ数年、鳥類の進化を解明する手がかりになるような発見が続いている。米国のニューメキシコ州では最近、原始的なネズミドリの化石が断片ながら見つかった。6200万年前のものと推定されるこの化石は現在のところ、大量絶滅後に生息していた鳥類のうち、最も古い部類に属する。このほか、ニュージーランドでは6100万年前の太古のペンギンの化石が最近見つかったが、同時代のほかのペンギンとは異なる外見をしていたと考えられる。 こうした化石のすべ

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  • 始祖鳥、自力で空も飛べるはず 骨分析、はばたき飛行か:朝日新聞デジタル

    約1億5千万年前のジュラ紀にいた鳥の遠い祖先の始祖鳥は、自力で羽ばたいて飛べた可能性が高いことがわかった。フランスなどの研究チームが、始祖鳥の骨の特徴を現在の鳥など約70種と比べたところ、キジなどに近く、短い距離を飛ぶ能力があったと判断した。14日に英科学誌ネイチャーコミュニケーションズで論文を発表する。 始祖鳥は、体長約50センチでドイツで化石が見つかった。恐竜に似て歯を持つが、羽毛や翼があり「最古の鳥」とされる。ただ、飛べたかどうかはわかっておらず、羽根の強度の推定から滑空程度しかできなかったとする見方もあった。 研究チームは、フランスにある大型放射光施設「ESRF」で、始祖鳥の翼を支える上腕骨などの内部構造を詳しく観察。骨の断面の多くを空洞が占め、当時の小型恐竜などと比べて軽量化が進んでいたことがわかった。恐竜や翼竜、現在の鳥類など計69種の骨の特徴を統計的に分析したところ、始祖鳥は

    始祖鳥、自力で空も飛べるはず 骨分析、はばたき飛行か:朝日新聞デジタル
  • 「怪物」サイズのペンギン、ニュージーランドで化石発見

    巨大ペンギン「Kumimanu biceae」を人間のダイバーと比較した想像図。独ゼンケンベルク研究所提供。(c)Senckenberg 【12月13日 AFP】ニュージーランドで体長170センチに達する新種の巨大ペンギンの化石が発見された。オンライン科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)が12日、論文を掲載した。巨大な骨格から、学名には同国先住民マオリ(Maori)の言葉で「怪物鳥」を意味する「クミマヌ(kumimanu)」という単語が取り入れられた。 論文によれば、見つかった巨大ペンギンは体長170センチ、体重100キロに達し、絶滅したペンギン種では世界最大級と考えられる。現代のペンギンが小鳥のように見える大きさだ。 独フランクフルトのゼンケンベルク研究所(Senckenberg Research Institute)に所属する古生物学者で

    「怪物」サイズのペンギン、ニュージーランドで化石発見