36人が亡くなった2019年の京都アニメーション第1スタジオ放火殺人事件は18日、発生から4年となった。京都市伏見区のスタジオ跡地では、事件発生時刻の午前10時半から追悼式が開かれ、参列者らが犠牲者に祈りをささげた。 追悼式は非公開で行われ、京アニ側によると、遺族や社員ら約160人が参列した。黙とうの後、八田英明社長が「天空から36名のみんなも見ていてくれている」などと弔辞を述べた。参列者は祭壇に献花し、犠牲者のみ霊に手を合わせた。 京アニはスタジオ跡地周辺の混乱を避けるため、ホームページでファンに対し追悼式への訪問を控えるよう呼びかけ、式に合わせて同社のユーチューブ公式チャンネルで追悼動画を公開した。 殺人や現住建造物等放火など五つの罪で起訴された青葉真司被告(45)の裁判員裁判は9月5日に初公判が行われ、判決は来年1月25日に指定されている。
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