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ブックマーク / courrier.jp (101)

  • 中国に脅かされる日本の教育界─当局に拘束される教授、研究者、留学生 | 日米中「秘史」から学ぶ、すぐ役立つ「知恵」

    近年、中国で拘束される日の大学の教授や研究者が増えている。詳細は明かされないまま「スパイ罪」で懲役刑を受ける人もおり、こうした事態が続けば、日教育界に自主規制が広がってしまうと、作家の譚璐美氏は指摘する。 一時帰国中に消息を絶つ ここ数年、日の大学に所属する中国人教授が中国で相次いで行方不明になっている。 2024年3月、神戸学院大学の胡士雲教授が半年以上、消息を絶っていることが発覚した。2023年8月に中国へ一時帰国した後、日にいる家族と連絡が途絶え、秋学期が始まる9月になって家族から大学側へ「日に戻ってこない」と相談があったという。 胡教授は中国文学が専門で、「現代中国事情」や「中国の古典と伝統」などの授業を担当し、地元でも幅広く活躍する名物教授だ。 亜細亜大学の范雲濤教授は、2023年2月に中国へ一時帰国して、連絡が途絶えた。関係筋によると、范教授は中国当局の聴取を受けた

    中国に脅かされる日本の教育界─当局に拘束される教授、研究者、留学生 | 日米中「秘史」から学ぶ、すぐ役立つ「知恵」
  • 仏ノーベル物理学者アラン・アスペ「新技術を支える基礎研究を重視せよ」 | 若者の科学離れが進む現代への懸念

    「量子もつれ」の研究で2022年にノーベル物理学賞を共同受賞したフランスの物理学者アラン・アスペ。2つ以上の粒子が遠く離れていても完全に関連するというこの現象が明らかになったことで情報科学や暗号理論の研究が大きく進展し、新たな知識や技術が生まれた。 アスペは長年、学生に物理学の面白さを伝え、その教え子には研究者や起業家が多い。いまも若者の科学への関心を高めようとする彼に、仏誌「ル・ポワン」が、科学の力を保つために何ができるのかを聞いた。 技術革新のもとになっている基礎研究 ──何を原動力に研究に取り組まれているのですか。 物理学の研究は抽象的と思われがちですが、実は日々の生活に大きな影響を与えています。 たとえばMRIとして知られる核磁気共鳴画像法を使うと、体に傷をつけずに、人体の内部を見られます。いまでこそ、この装置はどこの病院でも使われていますが、もとは物理学者が抽象的に考え出したもの

    仏ノーベル物理学者アラン・アスペ「新技術を支える基礎研究を重視せよ」 | 若者の科学離れが進む現代への懸念
  • 最新研究 ミツバチ激減のなかで野生の花は「交配方法を進化させていた」 | ミツバチがいないなら「自分で受粉します」

    花たちの「ミツバチがいないなら自分で受粉します」宣言か? いくつかの野生の花が、繁殖方法を「進化させている」ことを示唆する新しい研究結果が出ている。 毎年春になると、色鮮やかな花を咲かせる多くの植物が、ミツバチや蝶などの花粉媒介者の助けを借りて受粉する。 しかし、ミツバチをはじめとする花粉媒介者の個体数は、有毒な殺虫剤や生息地の消滅により激減している。そんななか、野原のパンジーなどの一部の花が、花粉媒介者の力を借りずに、自らの種子を受粉させること(自家受粉:花粉が同じ花の柱頭につくこと)で適応していることが、新たな研究で判明した。 この研究を主導したのは仏モンペリエ大学の進化生態学者らで、研究チームは「ヨーロッパ全土の野原や道端でよく見られるフィールドパンジーと呼ばれる雑草植物に焦点を当てた」と、米紙「ニューヨーク・タイムズ」に述べている。

    最新研究 ミツバチ激減のなかで野生の花は「交配方法を進化させていた」 | ミツバチがいないなら「自分で受粉します」
  • 諫山創が米紙に語る「ハッピーエンドを諦めるしかなかった」 | 『進撃の巨人』の結末の背景とは

    漫画『進撃の巨人』が連載を終えて2年、TVアニメ版もついに最終話が放送された。世界的に人気の高い同作の完結を受けて、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、原作者の諫山創にインタビューした。 「世界で最も需要の多い作品」だった アニメ『進撃の巨人』の最終話がクランチロールとフールーで配信され、2013年に放送が始まった大作がついに終わりを迎えた。 日では11月4日に最終回が放送された 2009年から2021年まで連載された原作漫画同様、TVアニメ版はたちまちヒットとなり、現代アニメの一時代を画すシリーズのひとつとなった。スピンオフ作品や実写版、ゲーム、それから『スパイダーマン』や『アベンジャーズ』といったタイトルとのコラボ漫画まで出た。 Season 4にあたるThe Final Seasonが2020年に放送開始して以降、『進撃の巨人』はインターネット上で最も多く見られたシリーズとなった。放

    諫山創が米紙に語る「ハッピーエンドを諦めるしかなかった」 | 『進撃の巨人』の結末の背景とは
  • 認知科学者ダグラス・ホフスタッターが説く「それでも私たちが外国語を学ぶべき理由」 | AI翻訳は人類を「悲劇のシナリオ」へ導く

    AI翻訳が進化するなか、ピュリッツァー賞受賞の認知科学者ダグラス・ホフスタッターが「手遅れになる前に外国語を学びなさい」と題したエッセイを米誌に寄稿した。自身も苦労して数ヵ国語を習得したホフスタッターが恐れる、「私たちがAIに屈したときに失うもの」とは──。 つたない中国語でスピーチ 私にとって人工知能AI)の最も恐ろしい脅威は、いわゆるシンギュラリティ──人類を凌駕する知能の爆発的な暴走が起こる可能性だ。現在のAI技術水準は破滅的なシナリオを予感させる。 エベレスト登頂に強い憧れを抱く人のなかには、準備に何年もかけ、莫大な資金を費やす人がいる。あなたも同類だろうか? それとも、むしろヘリコプターでエベレストの頂上に降り立ち、絶景を堪能するほうだろうか? では、外国語というエベレストに登る場合はどうだろう? 最近、自分の人生に起きた2つの小さなエピソードがきっかけで、私はこの問題につい

    認知科学者ダグラス・ホフスタッターが説く「それでも私たちが外国語を学ぶべき理由」 | AI翻訳は人類を「悲劇のシナリオ」へ導く
  • チェルノブイリの元“清掃員”「原発の内部は奇妙なほど美しかったが…」 | 放射能の恐怖とソ連の闇を語る

    チェルノブイリの原子炉の前に立つ除染作業員 Photo: Igor Kostin / Sygma via Getty Images 1986年4月26日にウクライナ北部のチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故は、周辺地域に甚大な被害をもたらした。この未曾有の人災を大事にしたくなかったソ連政府は事故後、兵士や一般市民を強制的に招集し、瓦礫の撤去や除染の作業に当たらせる。 米HBOの新作ドラマ『チェルノブイリ』の放送によって再び事故が注目を集めるなか、元清掃員のマイケル・フィシュキン氏が「未知の恐怖」と闘った自身の体験をイスラエル紙に語った。

    チェルノブイリの元“清掃員”「原発の内部は奇妙なほど美しかったが…」 | 放射能の恐怖とソ連の闇を語る
  • ピーター・フランコパン「人類史は自然史から見れば絶え間ない失敗の歴史だ」 | 古代史が人類に教える温暖化の未来との向き合い方

    気候変動など地球環境の変化が人類に絶大な影響を及ぼすことは、いまの世界で否定しがたいだろう。だが、われわれが人類史をたどるときに、自然界からの影響をどこまで考慮してきただろうか? その影響を加味すると、人類史はどう見直されるのか? 英オックスフォード大学でグローバルヒストリーを教える歴史学者のピーター・フランコパンに、米メディア「ブルームバーグ・グリーン」が聞く。 人類はずっと地球の気候に恐怖を覚え、また取りつかれてもきた。ほぼすべての文明の創世神話が、完璧な楽園の喪失、大洪水、7年におよぶ干ばつ、あるいは容赦ない天災といった巨大な気候変動に基づいているほどだ。 だが、歴史家らは伝統的に帝国や戦争、偉大な発明といった人類の仕業に注目し続け、人類に同じくらい強烈な影響をもたらしてきた火山の噴火や過酷な冬、凶作などには見向きもしなかった。 人類史と自然史を再統合することがいまわれわれを取り巻く

    ピーター・フランコパン「人類史は自然史から見れば絶え間ない失敗の歴史だ」 | 古代史が人類に教える温暖化の未来との向き合い方
  • 英紙が指摘──「不足」と「制約」だらけの自衛隊は莫大な予算を得たところで有効に使えない | 防衛予算を増やして強化というのは「絵に描いた餅」なのか

    圧倒的な「経験」不足 防衛費増額を発表した後も、東アジア地域の緊張は高まる一方だ。4月、中国軍は台湾周辺で軍事演習をした。そんななか、軍事専門家は、日台湾有事に巻き込まれるリスクをいまだに過小評価していると警鐘を鳴らす。 「自衛隊は日を守るために今すぐ戦えるのでしょうか。もちろん、できません」と、フランスの戦略研究財団のアジアプログラム研究主任であるヴァレリー・ニケは述べる。日は防衛にさらなる資源を投入しているというメッセージを出したがっているものの、実際にできることはまだ極めて限られる、と彼女は主張する。 「問題は訓練です。能力はゼロではありませんが、戦争が起こるとは考えられていないでしょう。実際の戦闘を想像する必要がありますが、1945年以来、その経験はないわけです。彼らが採用する若者の多くは、自分たちが戦わなければならないとは思っていません」

    英紙が指摘──「不足」と「制約」だらけの自衛隊は莫大な予算を得たところで有効に使えない | 防衛予算を増やして強化というのは「絵に描いた餅」なのか
    fumirui
    fumirui 2023/05/23
    とりあえず、中抜き業者のケケ中一味をどうにかせねば。。。
  • 小説家が明らかに──レオナルド・ダ・ヴィンチは「西アジアから誘拐された女奴隷」の子供だった | 新たな発見に学術界がざわつく

    イタリアの歴史学者が発表した、新作小説の内容が世界に衝撃を与えている。レオナルド・ダ・ヴィンチの母「カテリーナ」の出自について、衝撃的な仮説が提示されたのだ。 レオナルド・ダ・ヴィンチの母親はいったい誰なのか? この謎は何世紀にもわたって研究者たちを魅了し、振り回してきた。 ほんのひと握りの事実は知られている。 彼女の名はカテリーナで、1451年のあるときに公証人のセル・ピエロ・ダ・ヴィンチと関係を持ち、翌1452年4月15日に男児の婚外子を生んだ。そして、その男児に「レオナルド」という洗礼名が与えられた。レオナルドの生誕を記録した銘板が、フィレンツェから約50キロ離れたヴィンチ村に建つサンタ・クローチェ教会内にある。レオナルドの洗礼式はここでおこなわれた可能性が高い。 研究者らは長年、レオナルドの母は「ヴィンチ村の小作農」「身分の低い生まれの十代の少女」「ユダヤ系か中国にルーツを持つ女性

    小説家が明らかに──レオナルド・ダ・ヴィンチは「西アジアから誘拐された女奴隷」の子供だった | 新たな発見に学術界がざわつく
  • 先進国の出生率低下の要因として見落とされているのは「男性」だった? | 「『適切な』男性が不足している」

    「『適切な』男性が不足している」 少子化について語られるとき、その要因に挙げられるのは、たいてい「女性」である。女性の権利や教育レベルの上昇、社会進出、より多くの選択肢など。女性の社会的立場や行動の変化と結びつけられて語られることが多い。 特に、女性の教育レベルの上昇と出生率の低下に相関性があることは、たびたび指摘されてきた。 一方で、「男性の教育レベルの上昇が出生率にどのように影響するかについては、ほとんど語られていない」。 米紙「ニューヨーク・タイムズ」のコラムニストで、出生率について連載しているジェシカ・グローズは、「先進国で出生率が低下していることに関する『男性の要因』については、充分な研究も議論もされていない」と指摘している。

    先進国の出生率低下の要因として見落とされているのは「男性」だった? | 「『適切な』男性が不足している」
    fumirui
    fumirui 2023/02/26
    早く、星界シリーズのアーヴみたいに人工子宮で増えられるといいね。
  • 「わさび」栽培地は日本国外に10ヵ所しかないのに、なぜイスラエルもそのひとつに? | イスラエル紙がその理由を取材

    わさびの生産地と聞いて日人の多くの目に浮かぶ光景は、沢辺だろう。そんなイメージとはかけ離れた、乾燥した高原で、わさびを栽培している人たちがイスラエルにいるという。イスラエル紙「ハアレツ」が、知る人ぞ知る現地を取材した。 イスラエルはゴラン高原南部にある共同体エリアドで、警備員の車がゆっくりと温室のそばを過ぎていく。 モシャブやキブツ(イスラエルのユダヤ人農村共同体)で育った者なら嫌というほど知っている表情が、警備員の顔に浮かんでいる。「お前たちは何者で、ここで何してるんだ?」と言いたげな表情、見慣れない車や人をじっくり観察する怪訝な目つき──。 「何が起こっているのか、この客人たちは何者か、いまにも電話で確認しそうな表情だね」と面白そうに言うのは、この温室を自作したラン・ロネンだ。 温室のなかでロネンが栽培するのは、日料理に欠かせない材で、世界市場でも高価な「わさび」だ。 ほこりっぽ

    「わさび」栽培地は日本国外に10ヵ所しかないのに、なぜイスラエルもそのひとつに? | イスラエル紙がその理由を取材
  • 遺伝も性別もタブー… 進化生物学者が危惧する「左派からの科学への攻撃」 | ダーウィンもメンデルも“キャンセル”されてしまうのか

    ──ダーウィン主義の生物学者のあなたは、宗教右派と論争してきました。しかし、左派に対して警鐘を鳴らすようになったのはなぜでしょうか? もともとの私の論敵は、創造論者、反ワクチン主義者、気候変動懐疑論者です。細かく言うと、アメリカ人の半数以上が創造論者であり、そのうちの40%が聖書の字義通りの創造を信じ続けています。33%は、人間は何百万年もかけて進化したと考えていますが、その進化も神の導きだと思っています。「インテリジェント・デザイン」論(註:何らかの知性ある存在が宇宙や生物の発生に介在したとする理論)に通ずる考え方です。 進化論を信じるアメリカ人、つまり、進化は神と何も関係がないと考える人々は22%しかいません。ただ、創造論はすでに大学からは駆逐され、公教育で創造論を教えてはならないとする判決が最高裁で出ています。最高裁の保守化でどう変化するかはわかりませんが……。 いまのところ、この戦

    遺伝も性別もタブー… 進化生物学者が危惧する「左派からの科学への攻撃」 | ダーウィンもメンデルも“キャンセル”されてしまうのか
  • 季節で脳の大きさを変える不思議な哺乳類「トガリネズミ」に集まる熱い視線 | 人間の脳疾患の治療に役立つ可能性

    風変わりな哺乳類 ヨーロッパトガリネズミは、代謝が高く、昆虫、クモ、ナメクジ、ミミズなどを休みなく追い続けている哺乳類だ。スコットランドの高地からシベリアのツンドラ地帯にまで生息し、人間の聴覚では聞き取れない高音で鳴き、その反響を聞きながら土のなかを移動する。 「トガリネズミはとても風変わりな動物です。私たちが学べることはたくさんあります」と、ドイツのマックス・プランク動物行動研究所に所属する行動生態学者ディナ・デヒマンは言う。 べ物が不足する真冬に備えて、多くの動物たちは活動の速度を落としたり、寒さをしのぐために冬眠したり、暖かい地域に移動したりする。 だが、トガリネズミは違う。寒い数ヵ月間を生き抜くために、自らの脳を消費するのだ。脳は4分の1にまで縮小する。だが、春になると脳内物質の多くが再生する。 季節によって脳やその他の器官が縮小・拡張するプロセスは「デネル現象」と呼ばれる。これ

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  • ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか

    アメリカという「現代のバベル」 崩壊後のバベルに生きるというのはどんなものだろう? 創世記には、ノアの子孫たちがシナルの地に巨大な都市を建設したと記されている。彼らは自身らの「名を高めるため」に、「頂上は天まで届く」塔を建てた。神は人間の傲慢に腹を立てて言った。 「見よ。彼らは一つの民であり、一つの言葉だけをもつ。そしてこれは、これから彼らが為すことの始まりに過ぎないのだ。今や、彼らが為そうとすることで不可能なものはなくなった。さあ、下界に降り、彼らの言葉を乱そう。彼らが互いの言うことを理解できなくなるように」 聖書の文に記述はないが、この物語の有名な解釈の多くでは、神が塔を破壊したことになっている。そこで、この劇的な場面を心に描いてみよう。人々は互いにコミュニケーションを取ることができず、互いの無理解を呪い、廃墟の中を彷徨うのだ。 このバベルの物語は、2010年代のアメリカで起きたこと

    ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか
  • 「文化侵略されている!」 中国で“日本風”のものが次々とつぶされる異常事態に | 漫画アニメイベントは中止に追い込まれ……

    「日による“文化侵略”を許すな!」──近頃、中国SNS上では日文化へのバッシングが一段と高まっている。なかには、イベントが中止に追い込まれたり、関係当局が調査に乗り出したりする事態も起きている。 一連の騒動の発端は、「夏日祭」と題した日の夏祭りをテイストに取り入れた漫画アニメ関連イベントがSNS上で炎上したことにある。このイベントの開催会場の一つに南京市が含まれていた。中国では南京市内の寺に旧日軍人の位牌が祭られていたことが同時期に判明したばかりで、高まっていた反日感情が炎上に拍車をかけたものと見られる。 イベントには中国アニメやゲームのブースが出されるほか、中国伝統衣装の漢服に関連するプログラムも用意されていた。しかし、会場の一部に日風の設営がこしらえられることや、夏祭りという言葉(「祭」は中国語で「死者への追悼」を意味する)のネガティブなイメージなどが重なり、多くの中国人の

    「文化侵略されている!」 中国で“日本風”のものが次々とつぶされる異常事態に | 漫画アニメイベントは中止に追い込まれ……
    fumirui
    fumirui 2022/09/13
    戦中の日本で「英語は敵性語」とか言ってたのと同じじゃん。嫌いな相手と同じことしてどうするの?🤔
  • 「黒人」は日本のマンガでどう描かれてきたか─フランス高級紙がその変遷を紹介 | 『鉄腕アトム』から『進撃の巨人』まで

    歴史的に黒人奴隷がいなかった日で、黒人はどう描かれてきたのか? 日の大衆文化に詳しい仏紙「ル・モンド」記者がマンガの黒人キャラクターに着目し、その変遷をたどる。 日のマンガが世界で西洋のコミックと同じように読まれるようになってから数十年。マンガの読者が世界各地で増えたのに応じて、マンガの登場人物も世界各地に出自を持つようになった。 『ONE PIECE』や『NARUTO─ナルト─』、『ジョジョの奇妙な冒険』など近年の人気作品を見ればわかるが、黒人の登場人物が物語の中心に位置することも珍しくない。こうした黒人キャラクターは適切に描かれている場合がほとんどだが、過去には、非常に侮辱的な絵、ときには人種差別的な絵があったことも事実だ。 日のマンガのなかで、民族の描かれ方はどう変わってきたのだろうか。それを理解するためにはまず、日が外国とどんな関係を築いてきたのかという歴史を知る必要があ

    「黒人」は日本のマンガでどう描かれてきたか─フランス高級紙がその変遷を紹介 | 『鉄腕アトム』から『進撃の巨人』まで
    fumirui
    fumirui 2022/09/08
    思ったよりも引用が少なくて残念。
  • トルコ東部で発掘がすすむ「130世紀前の遺跡」が人類史の常識を覆すかもしれない | 世界で最も重要な考古学的遺跡をめぐる旅

    自然の岩盤から彫られた高さ2.4メートルほどの硬直した朱色の男根が十数個、青天井の小部屋に押し込められているのを私は見つめている。 同様に、天然の岩を切り出して彫られた奇妙な頭像(人間か、悪魔か、司祭か、神か?)がこの男根型のトーテムを睨んでおり、あたかも原始のガーゴイルのようだ。その表情は陰で、ほとんどしかめつらだ。 彼、または彼女、あるいは「それ」は、この状況のすべてが気に入らないかのように見える。白日の下で何もかもがむき出しの状態となり、130世紀ぶりにこの娑婆に晒されているということが。 そう、130世紀ぶりなのだ。というのも、トルコ東部、砂煙の舞うハッラーン平原からいま現われ出でんとするこれらの男根、独特の小部屋、そしてカラハン・テペの名で知られるこの不可思議な場所全体は、信じがたいほどに太古の存在なのだ。言い方を換えれば、推定1万1000〜1万3000年前に建造されたものなの

    トルコ東部で発掘がすすむ「130世紀前の遺跡」が人類史の常識を覆すかもしれない | 世界で最も重要な考古学的遺跡をめぐる旅
  • 「石器時代の人はどうやって話をしていたの?」に専門家が本気で答えたら… | こどもの疑問に“マジ回答” ツバメイ8歳の疑問

    石器時代は、遠い昔に存在したある時期のことです。だいたい300万年前から始まって、4万年ほど前まで続きました。 「石器時代」と名づけられたのは、私たちの遠いご先祖さまが石で道具を作っていたからです。私たちと同じような人間、つまりホモ・サピエンスが出現したのはほんの20万年くらい前。石器時代が始まってかなり長い時間が経ったころでした。 サルから進化した「原人」と呼ばれる原始的なヒト科のご先祖さまの一部が、大きめの石を砕いたかけらを尖らせて、簡単な石器を作るようになりました。これが石器時代のはじまりです。彼らは後ろ足でなかば立つようにして歩いていたので、前足はそのまま手となって自由に使えました。直立歩行をはじめたばかりの彼らの脳は小さく、チンパンジーの脳とさほど変わりありません。彼らには、言葉を使った会話はなかったと考えられます。 石器時代後期になると、これとは別のタイプのご先祖さまが現れまし

    「石器時代の人はどうやって話をしていたの?」に専門家が本気で答えたら… | こどもの疑問に“マジ回答” ツバメイ8歳の疑問
  • ユヴァル・ノア・ハラリは「ファクト」よりも「フィクション」を語っている | 『サピエンス全史』をファクトチェックしてみたら…

    「ファクト」よりも「フィクション」に近い 意外に思われるかもしれないが、ユヴァル・ノア・ハラリの著作における事実的な妥当性は、学者や主要な論文などによる鑑定をほとんど受けてこなかった。 指導教官としてハラリの博士論文「ルネサンス期の軍事回顧録:戦争歴史、アイデンティティ、1450-1600年」の研究指導をしたオックスフォード大学のスティーヴン・ガン教授は、ハラリが質的にファクトチェックのプロセスをどうにかして回避していると認めているが、これは驚くべきことだ。 「ニューヨーカー」誌のハラリに関する記事でガンは、ハラリが(特に『サピエンス全史』で)「『ここが少し間違っている、あそこも少し間違っている、と誰も指摘できないような大きな問いを立てよう』と言うことで」専門家からの批判を「飛び越えて」いるのではないかと推測している。「すべての事柄の意味や、長い期間にわたるすべての人々の歴史を専門にし

    ユヴァル・ノア・ハラリは「ファクト」よりも「フィクション」を語っている | 『サピエンス全史』をファクトチェックしてみたら…
  • 「焼身自殺した果物売り」は国民の嫌われ者に─「アラブの春」から10年、チュニジアの厳しい現実 | 民主化を成し遂げた唯一の国の深い失望

    2010年12月、露店で果物を売っていた26歳の若者は、当局の嫌がらせに抗議して焼身自殺を図った。これがきっかけとなり、チュニジアでは腐敗した長期政権を打倒するため人々が立ち上がり、反政府抗議運動の波はアラブ世界全体に広まった。 しかし、「アラブの春」の発端となり、人々に抗議の火をつけた彼は、今や一部の国民から怒りすら向けられているのだという。 「誇りの象徴」から「呪われたもの」に 絶望のあまり彼がとった行動は、いまだにアラブ世界を揺るがしている。26歳の果物売り、モハメド・ブアジジの焼身自殺は、中東各地で革命の引き金となった。 チュニジアの首都チュニスには、彼の名がつけられた大通りがある。彼が住んでいたシディブジドには、地元政府の部に面したところに、彼を描いた巨大な壁画がある。 彼は国家の腐敗と残忍さに抗議するため、自身に火をつけた。しかし、それから10年が経った今、チュニジアにおいて

    「焼身自殺した果物売り」は国民の嫌われ者に─「アラブの春」から10年、チュニジアの厳しい現実 | 民主化を成し遂げた唯一の国の深い失望