2021年9月、拘束されていた中国から帰国し、家族に出迎えられるコブリグ氏/Frank Gunn/AP 香港(CNN) 中国でスパイ容疑をかけられ1000日以上拘束されていたカナダ人2人のうちの一人、マイケル・コブリグ氏が独房で半年間にわたり過酷な尋問を受けた経験を語り、「心理的」拷問だったと振り返った。 コブリグ氏とカナダ人のマイケル・スパバ氏は中国、カナダ両政府の激しい対立の中心にいた人物。これをきっかけに、両国の外交関係は今日に至るまで険悪化している。 コブリグ氏はCBSニュースのインタビューに対し、「心理的には間違いなく、私の人生で最も過酷で苦痛に満ちた経験だった」と振り返った。コブリグ氏が公の場で長時間発言するのは3年前に釈放されてから初めて。 コブリグ氏は18年12月10日、当時妊娠6カ月だったパートナーと北京での夕食から歩いて帰宅していた際、中国当局によって拘束された。 「自