タグ

ブックマーク / number.bunshun.jp (8)

  • 15歳ワリエワ騒動を“ただのドーピング事件”にしてはいけない理由…選手たちが語った“ロシアフィギュア界の闇”「みんなやってるよ」(及川彩子)

    多くの人がもやもやした気持ちを抱えたまま、フィギュアスケート女子を観戦することになった。 ROC(ロシア五輪委員会)の北京五輪フィギュアスケート代表、カミラ・ワリエワの検体から禁止薬物が検出されたというニュースが発表されたことで、彼女の個人戦出場は一時不透明な状態になった。そして出場できるか否かはCAS(スポーツ仲裁裁判所)の手に委ねられた。 そして、2月14日午後。ワリエワに「出場許可」というニュースが届けられた。なお、3位以内に同選手が入賞した場合は、表彰式やメダル授与式を実施しないという。 今回の経過、裁定に関してはすでにニュース速報などでカバーされているはずなので、ここでは、今回の一連の騒動、そしてロシアの抱える問題に焦点を当てたい。 ワリエワ人に“ドーピングの意思”はあったのか? 15歳が禁止薬物を自ら購入し、摂取したのか。 ドーピングのニュースが出た際、多くの人が違和感を感じ

    15歳ワリエワ騒動を“ただのドーピング事件”にしてはいけない理由…選手たちが語った“ロシアフィギュア界の闇”「みんなやってるよ」(及川彩子)
    fumirui
    fumirui 2022/02/16
    人権も決まりも守らない国は国際的な大会に参加すべきではない。
  • 往復ビンタ10発以上「きつい振りすんな!」竹田高剣道部主将“死亡事件”から12年…遺族が明かす“暴力指導の壮絶さ”(中小路徹)

    「おにぎり、1個? 2個?」 「1個でいいや。部活きついとべられんけん」 その朝、弁当について母とそんな会話を交わした長男は、生きて帰ってこなかった。大分県立竹田高で起きた剣道部主将熱中症死亡事故。今夏、十三回忌を迎えた両親はこれまで、司法の場で指導者の責任を問い続けてきた。その思いは、スポーツ指導での暴力への厳罰化という形の抑止につながっている。 2009年8月22日。工藤剣太さん(当時17)が死亡した経緯から振り返る。ここまで描写できるのは、両親が部員たちの協力を得て、証言を聞き集めたからだ。当初、大分県の教育委員会と学校関係者が示した報告書は、ごく簡単な時系列に過ぎなかった。部の後輩でもあり、事の一部始終を見ていた弟が「事実と違う!」と怒りをあらわにしたことから真実追及がなされたことを、まず確認しておきたい。 水分補給は少なめ、嘔吐する生徒に竹刀で叩く 練習は午前9時から始まった。

    往復ビンタ10発以上「きつい振りすんな!」竹田高剣道部主将“死亡事件”から12年…遺族が明かす“暴力指導の壮絶さ”(中小路徹)
  • 《あの見た目で日本代表なんて》SNSで目にした差別ツイートに鈴木武蔵が返信したこと「お父さんの血がなかったら…」(鈴木武蔵)

    日本代表に招集されても続いた激しいバッシング。怒りも込み上げてきたが、冷静に自分の心をSNSに投稿した ベルギーリーグ1部のベールスホットで背番号10を背負うストライカー、鈴木武蔵。先日の日韓戦とアジア2次予選モンゴル戦は怪我の影響で招集を見送られたが、森保ジャパンでは着実に出場機会を増やしている。ジャマイカにルーツを持ち、日で育ってきた鈴木にとって「日本代表」は特別な場所。小学校時代に受けたイジメ、差別、プロサッカー選手になっても続く誹謗中傷のメッセージ……サッカー選手として新たなステージを突き進む鈴木が、自身の半生を赤裸々に語った(全2回の後編は、日本代表初招集後の2019年のエピソードです/前編はこちら)。 ※稿は『ムサシと武蔵』(徳間書店)の一部を抜粋、再編集したものです。 2019年11月、僕を差別する発言がSNSに上げられた。 ちょうどこのとき、僕は自宅でくつろいでいた。

    《あの見た目で日本代表なんて》SNSで目にした差別ツイートに鈴木武蔵が返信したこと「お父さんの血がなかったら…」(鈴木武蔵)
  • 「おーい、ハンバーグ!」ジャマイカから来た少年・鈴木武蔵が浴びた痛烈な言葉…“シッカロール”を全身に塗りつけた日々(鈴木武蔵)

    ベルギーリーグ1部のベールスホットで背番号10を背負うストライカー、鈴木武蔵。先日の日韓戦とアジア2次予選モンゴル戦は怪我の影響で招集を見送られたが、森保ジャパンでは着実に出場機会を増やしている。ジャマイカにルーツを持ち、日で育ってきた鈴木にとって「日本代表」は特別な場所。小学校時代に受けたイジメ、プロサッカー選手になっても続く誹謗中傷のメッセージ……サッカー選手として新たなステージを突き進む鈴木が、自身の半生を赤裸々に語った(全2回の前編は、ジャマイカから来日した小学生時代のエピソードです/後編はこちら)。 ※稿は『ムサシと武蔵』(徳間書店)の一部を抜粋、再編集したものです。 「あああ、ムサシか。お前、入ってくるなよ」 ショックだった。今まで仲良く遊んでいたはずの友達から、急に冷たい態度をとら れたからだ。 「何で? 僕、何か悪いことをしたかな」 その日から僕の周りは急に冷たくなった

    「おーい、ハンバーグ!」ジャマイカから来た少年・鈴木武蔵が浴びた痛烈な言葉…“シッカロール”を全身に塗りつけた日々(鈴木武蔵)
  • 「この表紙は放映できません」タブー視された私の本 なぜ日本人は “スーパーの肉”しか見たくないのか(繁延あづさ)

    (※この記事では文中に一部、猟師が仕留めた動物の写真などが掲載されています。血が見えているものもあります。ご注意ください) を出していちばんの衝撃は“こんなに隠されるのか”ということだった。 生き物を殺してべている。そんな当たり前の事実が、伝えられないとは。 猟師と山に入り、殺した獣を家で料理する。あるいは、山の獣の肉をもらってべる。そんな暮らしを約10年してきた。大きな脚を台所で解体しながら、肉の匂いを嗅ぎながら、どんな料理にしようかと考え、家族が集まる卓に出す。こうした日々を綴った単行『山と獣と肉と皮』(亜紀書房)を出したのは昨年秋。山と台所を行き来する中で、当たり前に思えていたことが少しずつ違って感じられるようになり、“いま”を取っておきたくなった。消えゆく風景を写真に撮るみたいに、を書いた。 <人間の住む世界で“悪いこと”とされていることが、山では当たり前の風景として

    「この表紙は放映できません」タブー視された私の本 なぜ日本人は “スーパーの肉”しか見たくないのか(繁延あづさ)
  • 女子陸上選手はなぜ“セパレート型”ユニフォームを着る? 努力を踏みにじる「性的画像撮影」の卑劣さ(松原孝臣)

    女性アスリートの撮影被害や画像拡散などの問題に焦点があてられるようになった。 陸上競技も、問題視される競技のひとつだ。 主に短距離やハードル、走幅跳や走高跳などの女性アスリートが着用している、上下が分離したタイプのユニフォーム、いわゆる「セパレート型」のユニフォーム姿が撮影の標的とされてきた。 全国大会で活躍するレベルにある選手は、今ではたいがいセパレート型を着用している。学生でも多くの選手がこのタイプのユニフォームを選ぶ。スタンダードと言っていいだろう。 肌が出ている割合が多いがゆえに、撮影の被害を受けてきた。でもセパレート型を着用するのには、競技上の根拠がある。 もともとはセパレートのユニフォームはなかった セパレート型のユニフォームはもともとあったものではない。昔はランニングシャツにランニングパンツが主流であった。 最初にセパレートタイプを着用した選手が具体的に誰かははっきりしないが

    女子陸上選手はなぜ“セパレート型”ユニフォームを着る? 努力を踏みにじる「性的画像撮影」の卑劣さ(松原孝臣)
  • バットマン? スーパーマン?いや、日本には「ストレッチマン」がいる。(NumberDo編集部)

    3月、いよいよ映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」が公開される。アメコミの2大ヒーローであるバットマンとスーパーマンがついに対決するとあって、アメリカでは大きな話題になっているようだ。幼いころに目に焼き付けたヒーローは、いつになってもわれわれの心を躍らせる。 日でもこれまで数多くのヒーローたちが生み出されてきた。ウルトラマン、ミラーマン、仮面ライダー、人造人間キカイダー、ゴレンジャー、宇宙刑事ギャバン、はてはタケちゃんマン……。 これらは主に'70年代~'80年代に活躍したヒーローだが、現在の20代から30代が、男女問わず心躍らせた「ゼロ年代のヒーロー」といったら誰だろう? いや、30代より上の世代の人であっても、お子さんが見ていた画面の中に、あるいは何気なくザッピングしていた時にふと手を止めたNHK教育テレビで、きっと目にしたことがあるはずだ。 一度見たら忘れられ

    バットマン? スーパーマン?いや、日本には「ストレッチマン」がいる。(NumberDo編集部)
    fumirui
    fumirui 2019/09/03
  • 職人アニメーター西尾鉄也が語る、「人の身体のかっこよさを描くこと」(宮田文久)

    躍動する人間の身体を、アニメーションで描く――。 その道の第一人者にして、尋常でないこだわりを持つアニメーターがいる。その名を、西尾鉄也。キャラクターデザイン・作画監督を務めた代表作『NINKU-忍空-』のほか、『NARUTO-ナルト-』といった人気作品にも参加。現代日のアニメーション界を背負って立つひとりである。伝説的なアクションシーンも数多い。 アスリートの身体をどう伝えるかを日々考える編集部は、ぜひ話を伺いたいと、インタビューという“異種格闘技戦”を申し込んだ。稀代のアニメーターが、意外なスポーツ好きの一面も覗かせながら語ってくれた、「人の身体のかっこよさを描くこと」の奥深さとは――!? ――いきなりのインタビューのお願い、お受けいただいてありがとうございます! 「スポーツメディアさんからの取材なんて初めてですよ!(笑) でも、普段とは違うお話ができるんじゃないかと思って、受けさせ

    職人アニメーター西尾鉄也が語る、「人の身体のかっこよさを描くこと」(宮田文久)
    fumirui
    fumirui 2018/11/13
  • 1