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高島俊男と国語問題に関するfunaki_naotoのブックマーク (3)

  • 高島俊男「漢字と日本人」

  • 『漢字と日本人』高島俊男

    中国文学者の高島俊男氏による漢字論。軽妙な調子で日語と漢字の「腐れ縁」を語った名著です。 筆者の中核的メッセージは、「あとがき」にわずか一文でまとめられています。 わたしの考えは、まず第一に、漢字と日語とはあまりにも性質がちがうためにどうしてもしっくりこないのであるが、しかしこれでやってきたのであるからこれでやってゆくよりほかない、ということ、第二に、われわれのよって立つところは過去の秘しかないのだから、それが優秀であろうと不敏であろうと、とにかく過去の日との通路を絶つようなことをしてはいけないのだということ、この二つである。 一見すると「伝統礼賛」のようですが、まったく異なります。 「漢字は日の伝統、素晴らしい、守らないといけない!」といったナイーヴな論を時々見かけますが、高島氏の仰ることはこれとは違って、「基的に漢字は漢語(いわゆる中国語)のためのもので、あらゆる点で漢語を

    『漢字と日本人』高島俊男
  • 高島俊男『漢字と日本人』読了 - ピアノ・ファイア

    漢字と日人 高島 俊男 文藝春秋 2001-10 売り上げランキング : 30002 Amazonで詳しく見る by G-Tools 来漢字は日語とは無縁。だから日語を漢字で表すこと自体に無理があった。その結果生まれた、世界に希な日語の不思議とは? 日中国の文字である「漢字」を取り込んで日語を作り上げてきた、ということは常識としては知っていても、実際どのような変化を経てきたのかまでは知らないのが普通でしょう。そういう人の為に書かれたのようです。 著者は東大の大学院出のお爺さんで、お年寄りらしい反骨気質がゴリゴリと文章全体に溢れていて、何でもかんでもグチや説教に結びつける論調がやや難渋ではありますが、そこに目をつぶれば、我々が普段使っている言葉に対して広く視界を広げてくれる良書だと思います。 メインとなる主張は、「漢語(中国語)」と「和語(大和言葉)」が全く異なる言語体系で

    高島俊男『漢字と日本人』読了 - ピアノ・ファイア
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