ケンタッキーフライドチキンのゲーム部門KFC Gamingは12月23日、かねてより予告していた新型ゲーム機「KFConsole」を正式発表した。先日には、12月18日にリリースすると予告されていたが、実際には同日からカウントダウンが開始し、今回の発表となった。 KFConsoleは、今年6月から予告されていた新型ゲーム機。KFCのバーレル容器を思わせる筐体に、クロック周波数11GHzという謎のZinger製プロセッサを搭載、さらにチキンを焼けるチキンチャンバーまで内蔵するという嘘くさい仕様が明かされ、KFC Gamingお得意のジョークだろうと思われていたが、実際に製品にしてしまうようだ。 今回披露されたトレイラーでは、筐体のデザインがやや変更され、ディスクドライブも無くなってはいるものの、チキンチャンバーは引き続き搭載する製品の様子が見て取れる。このKFConsoleは、実のところはP
Frozen Japsとは? 「ポール・マッカートニー流」とはどういう手法のことであろうか? 1962年にザ・ビートルズでデビューから60年弱、ほぼ休止期間もなく音楽を作り続け97年には英国からナイト爵を授与されている“世界で最も成功したシンガー・ソングライター”ポール・マッカートニー。ファンであっても、その活動歴をデビュー以来から追っている人はすでに少数派ではないか。それはポールの影響を受けて音楽を作り始めた人にとっても同じことである。 86年生まれのポニーのヒサミツこと前田卓朗。 子供のころから家にあったビートルズのCDやレコードを聴いていた前田にとって、マッカートニーその人を意識したのは中学に入り、お年玉で「ホワイト・アルバム」を買った時。その後2008年頃からカントリーテイスト溢れる作風を基調にしつつ一人ユニットとして活動、2020年4月に3rdアルバム『Pのミューザック』を発売。
90年代のシングルCDメガヒット時代の主役だった、8センチCD。縦に長く手に収まりやすい形状と小さくてかわいいサイズが、30代以上には思い出深いはずだ。 写真左が8cm、右が12cmのCD しかし2000年ごろから、12センチのマキシシングルが主流となり、8センチCDは全くと言っていいほど見なくなった。 当然ながら、そんな8cmCDシングルを作ることのできるメーカーは激減。しかし、まだ製造する工場がわずかながらある。 その一つが、創業当時からのビクターブランドを守る、JVCケンウッド・クリエイティブメディア。1927年に創業し、国産第一号のステレオLPレコードも作った、日本の音楽史に欠かすことのできないレコード製作会社だ。 同社の営業部部長・山崎勝和さんに、ほぼ誰も知らないであろう8cmCDの現在地と、パッケージメディアの置かれたリアルをお話いただいた。 作るのはほとんど「旧譜の再生産」
様々な文化が渦巻いていたアップルハウス ――今年の3月に出た髙橋さんの著書「イベント仕掛人が語る『70年代ロック実話』」には、中学生の時からジャズ喫茶通い、とありますね。 「10歳くらいからラジオでFEN(現AFN)というアメリカの進駐軍放送を聴いていたので、ジャズ、ロック、カントリー、ブルースなどに触れる機会が多く、多感な年頃なのですごく興味を持っていたんだよね。 中学に入った頃から新宿のラ・セーヌや銀座のACB(アシベ)という今で言うライブハウスに通い始め、日本やフィリピンのロック・バンドの音楽に触れるようになり、その合間にジャズ喫茶に入るようになって、そこで聴いたのがジョン・コルトレーンで凄い衝撃を受けたんだよ。また、その店に置いてあったジャズ関連の本や植草甚一氏の本を熟読し、音楽だけでなく絵や映画他、多くの文化と出会ったんだ」 ――最初からドラムをやろうと思っていたんですか? 「バ
70年代のジャパニーズ・ロック・シーンを語るうえで欠かせない重要グループ、久保田麻琴と夕焼け楽団。彼らは、ニューオーリンズ・ビートやブルースなどを吸収したアーシーなサウンドをクリエイトするアメリカーナ的志向を持ったロック・バンドの先駆けであり、レゲエや沖縄民謡といったエスニックな要素を取り入れたミクスチャー・ミュージックの最良形を提示していた。昨今はシティ・ポップの名曲“星くず”を放った集団として捉える向きもあるかもしれないが、いずれにせよ当時の日本のバンドとしては珍しいマルチカルチュラルな音楽性を持ったバンドであった。そんな夕焼け楽団のデビュー・アルバムからの3作品がこのたびデジタル・リマスタリングを施して復活する。マスタリングを担当したのは、誰であろう久保田麻琴その人だ。 近年は、島根在住のシンガー・ソングライター、浜田真理子や熊野の異能のギタリスト、濱口祐自のアルバムのプロデュース・
もうすぐで70になろうかという母が「日本橋まで山本山のほうじ茶を買いに行きたい」と言い出した。 欲しいのは、3年前に友達のHさんと日本橋に行った際にお勧めされて買った、店舗限定お徳用ほうじ茶で、通販はしていないらしい。 確かに数年前、母が「やっぱり専門店のほうじ茶は味が違う」とやたらと騒いでいたことを思い出す。 母はガラケー使いで方向音痴だ。コロナウイルスの蔓延する最中、余所様に道を尋ねるのも申し訳ないと言う。 仕方ないので、店舗限定お徳用ほうじ茶1パックの報酬で、人間Google Mapとしてお供することになった。 あっさり山本山に着いたが、母は「こんなに白い店じゃなかった」と宣う。「店のイロチとか知らんがな」と薄情なムスメが考えている間に、母は店員さんに「この店、昔からこんな色でしたか?」と、老人性の申し訳ない質問をしていた。どうやら、このお店は2018年の秋にできたらしい。そうなると
「仮庵の祭からサトゥルナリア祭へ:16世紀の年代学でのクリスマスへの攻撃」Carl Philipp Emanuel Nothaft, "From Sukkot to Saturnalia: The Attack on Christmas in Sixteenth-Century Chronological Scholarship," Journal of the History of Ideas 72 (2011): 503–22. http://muse.jhu.edu/login?uri=/journals/journal_of_the_history_of_ideas/v072/72.4.nothaft.html 1600年代の初頭、とあるプロテスタントの学識者は次のように言いました。 もし私が60年前に我らが主[キリスト]は12月25日に生まれたわけではないと言ったならば、私は焼き
www.asahi.com 【日曜民俗学】これの内容、つまりコタツ記事(こたつ記事)の存在意義や功罪について…実は長年、そのへんについては自分なりに考察しているのでちょっとあとで詳しく述べる。 だが、その前に。もうひとつの趣味である、ネットジャーゴンを含めた言葉、新概念の造語の経緯について、確認しててみよう。 こういうのはまず「疑問を持つ」ことが第一。その疑問を提示した段階で、それ自体が功績なのだ。 そして、上記記事のブクマ… b.hatena.ne.jp に、こういうのがあった。彼らが功績者といえる。 やめられぬ「こたつ記事」 スポーツ紙が陥ったジレンマ:朝日新聞デジタル この「こたつ記事」ってのも古そうに見えて割と新しい言葉なんかな。軽くググった感じ2009年以前の用例が辿れない。2020/12/19 18:21 b.hatena.ne.jp やめられぬ「こたつ記事」 スポーツ紙が陥っ
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