日々のお籠もりお疲れ様です。 こんなときは家にあるレコードとかCDを久々に棚からひとつかみしたくなりがち。 そして必然的に自分の音楽遍歴を見つめ直すことになりがち。 自分の場合、ここ最近ずっとGS(グループサウンズ)ばかり聴いていました。 GSっていうのは、1960年代後半から3年ぐらい続いた空前のバンドブームのこと。 1964年のビートルズの日本デビューに触発され、雨後のたけのこのようにたくさんのロックバンドが日本全国に誕生したのである。その多くは各地のジャズ喫茶や米軍基地でステージをこなしていた。 その中からレコードデビューしたバンドだけで100を超えるという。 それだけたくさんいたので玉石混交なのは仕方がない。 音楽にうるさい横須賀の米兵をうならせた叩き上げの実力派から、ブームに便乗したい芸能事務所がでっち上げた即席バンドまで実にバラバラ。 また、リスナー層がおもに10代の少女だった