紹介 本書は、日本における「科学としての政治学」の軌跡をたどる。 学会を創設し、行動論を徐々に受容する一方、マルクス主義の成果を一部摂取しながら、時代とともに変貌していく様子を描く。 その歴史を丸山眞男、升味準之輔、京極純一、『レヴァイアサン』グループ、佐藤誠三郎などの研究成果を踏まえながら論じる。 さらに、政治改革、ジェンダー研究、実験政治学など具体的な論点も照らし、その見取り図を示す。 酒井大輔 (サカイダイスケ) (著/文) 酒井大輔 酒井大輔(さかい・だいすけ) 1984年愛知県生まれ.名古屋大学法学部卒業.同大学院法学研究科修士課程修了.現在は国家公務員.専門は日本政治学史. 共編著『日本政治研究事始め──大嶽秀夫オーラル・ヒストリー』(ナカニシヤ出版,2021年) 論文「戦後政治学の諸潮流」(『政治思想研究』21号,2021年.政治思想学会研究奨励賞) 「日本政治学史の二つの