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ブックマーク / chikatabi.blog21.fc2.com (3)

  • 駅のレトロ文字 |究極のアール(修悦体の現在)

  • 駅のレトロ文字 |鉄道文字のおはなし(1)

    最新号『鉄道デザインEX』vol.6(イカロス出版)で、 小特集「鉄道文字のおはなし」を書かせていただきました。 国鉄の制定文字だった手書き書体、 スミ丸ゴシックの取材をはじめて1年弱になります。 かつて鉄道を縁の下で支えたサイン。 電気掲示器のための文字は、手書きという手法がその役目を終えた今でも ひっそりと職人さんたちの腕に残されています。 そうした技術を文字に残しておこう、 そういう気持ちが芽生え、取材先のエムエスアートさんに通いました。 *写真は、スミ丸ゴシックを実際に書いていただいているところ。 筆耕は清水清則さん。

  • 駅のレトロ文字

    ホームに電車が滑り込んだあたりで、車窓左側にかすめるものがあった。なんというか、ごちゃごちゃっとした輪郭のはっきりとしない、それでいて、なにやら意思のある残像だ。 ドアの開いたと同時に電車から降りた。架線を見上げると、上屋を支える骨組みがアーチを描く。これは今どき珍しいなかなか凝った意匠ではないか。匂う、匂うと思ってホームを眺めると、目に飛び込んできたのは先ほどの残像の正体である。タイル絵だ。 京急線の路線区域を網羅する地図である。カニの足のように出っ張る地形は三浦半島で、ギザギザと右上にむかって腕を伸ばすのは横浜や鶴見、川崎の京浜工業地帯沿岸である。これはタイルで表現するのに相応しい凸凹具合である。 近づいてみると、黒い点が一つある。これはと地図を検索してかざしてみると、日ノ出町駅の位置と符合する。なるほど、我ここにあり、駅にいる私の現在地であった。 2018年5月12日 京浜急行電鉄

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