本サイトは、運用を終了しました。 http(s)://sfwj50.jp/events/2013/09/sf-miraizo-20130901-0929.html
東京・大森の商店街で38年続いたとんかつ屋さん「はつ半」がまもなく店をたたまれる。味はもちろん、お店のさわやかな雰囲気とともに多くの人に愛されてきただろう店だ。ファンの一人として、はつ半という店があったことを目に焼き付けたいと思い、働くご主人の様子をみせていただきました。 身体の一部をつくってもらっていた 大森には2011年まで会社があり、引越が決まる数年前からランチタイムによくいっていた。会社が西新宿に移転してからは、はつ半のとんかつが食べたくて、大森に通うようになった。 大森銀座商店街Milpaを背に、守半海苔店の斜め向かいあたりにあるはつ半。 ロースよりもヒレ派でした お店の中にはグランドメニュー 大森時代最後に食べた「Bランチ」(一口ヒレカツ2つとミートコロッケ1つ)。 自分の生活の一部を支えてもらってると思っている方たちとの関係が終わるのって困るな、と少し前にふと考えたことがある
2013-09-01 活版印刷をご自宅でも 商品入荷のおしらせ 近年その美的価値が再評価され、愛好家を増やしつつある活版印刷。一枚一枚丁寧にプレス機で印刷される印面は温かく、他にはない味わいがあります。関連書籍やワークショップなどで目にする機会も増え、実際に自分の手でオリジナルを印刷したいという方も多いのではと思います。 データ化した印面を一枚の亜鉛版に鋳造するという比較的手軽にオーダーできる活版技術も普及してきましたが、やはり一つずつ活字を拾って文字列を組む昔ながらのアナログ作業への憧れは尽きません。 そんなご要望を叶えるべく、このたびご自宅でも気軽に活版印刷を楽しめるセットが入荷いたしました。スタンプ感覚で印刷できるスタイリッシュな形状も美しく、卓上で気軽に使うことができます。 シンプルなステンレス製のModerne(モデルネ)と重厚なアンティーク感たっぷりのAntik(アンチック)の
アクセスが少ないんで、今日はマニアックな事でも書こう。 ・九井諒子作品の技巧について/マンガLOG収蔵庫 http://d.hatena.ne.jp/m-kikuchi/20130325/1364150260 こちらの記事がとてもよかった。 例えば時代劇なんか観てると刀で斬った時に「ズバッ!」って音がするでしょ? でも実際に人を斬ってあんな音はしないだろうってのは判る*1。 でも観てて違和感は感じない。 不思議ですよね。 だって実際にしない筈の音なのにその音が目の前でなっても違和感を感じないなんて。 マンガ内での記号で有名なのは静寂を表現する 「しーーん」 ってやつ。 あれって手塚治虫の発明って言われてますけど、無音の状態は何の音もしない。 本当なら何も描かないのが正しい。 でも「しーん」って描く事で「無音なんだ」と認識してしまう、するようになっている。 そういうのを「マンガの記号」とか、
[十文字孝夫がオペラ字幕が日本に導入される顛末を書いた本の紹介を追記] モロッコ《IVC BEST SELECTION》 [DVD] 出版社/メーカー: IVC,Ltd.(VC)(D)発売日: 2012/07/27メディア: DVDこの商品を含むブログ (4件) を見る私には「カサブランカ」より断然面白かった。 映画がトーキーになって、日本で初めて字幕を入れて上映されたのは「モロッコ」(1930)なのだとか。ウィキペディアによると日本での封切りは1931年2月25日。 日本語字幕付きで映画を見る習慣は、ほぼトーキー映画と同じだけの歴史があって、トーキー映画を字幕も弁士もなしで見るような時期は国内にはなかったことになる。 一方、オペラで全幕に日本語字幕を入れたのは藤原歌劇団の1986年の「仮面舞踏会」が最初みたい。それまでは、海外からの来日公演や日本人の原語上演へのチャレンジは、外国語をむき
情報化によって圧倒的な量の史料を処理するようになっているが、歴史学は、ともかくも史料を読むことから出発する。私などは、大学院の頃、『平安遺文』という全一一冊からなる平安時代の全古文書集をともかくも読んだ。一年もそれをやっていると、特定の歴史用語や地名などが、『平安遺文』の何冊目の真ん中辺の右頁にあったなどという形で、頭のなかにページのイメージがたまってくる。ところが、現在では『平安遺文』、さらに『鎌倉遺文』も、編者の竹内理三先生の御理解によって東京大学史料編纂所からフルテキストデータがオープンされており、これによって任意の言葉、活字の用例表を一瞬で自分のPCに落とすことができるようになっている。これは大学の内外をとわず、歴史学の研究を多くの人々に解放し、研究をやりやすくしたという点で絶大な意味をもっている。 しかし、歴史家は史料を読むことによって、自我の中に独特な記憶領域のようなものを形成
8/29下北沢B&Bでのトークイベントにお越し下さった皆様、どうもありがとうございました。 満員のお客さん&著名な論者とのトークという緊張で、自分の喋りが時間に追われた時の講義のように早口(そしてところどころ日本語崩壊?)になっていた点を含め個人的にはいろいろ反省点もありますが、概ね楽しんで頂けたようで良かったです。 Togetterに実況が上がっています。発言の骨格はだいたい拾って下さっている印象。多謝>misonikomiodenさん 『ラッセンとは何だったのか?』 出版記念 いま、ここからのラッセン 実況ツイート もちろんこれだけだとわかりにくいところもありますので、主にラッセンとヤンキー問題について、解説と個人的な感想がてら書いておきたいと思います。長いです。 ラッセン・ヤンキー論 話は5年前に遡る。2008年のブログ記事『ラッセンとは何の恥部だったのか』は、『アーティスト症候
ところで「人文学」というのは結局何なのだろうか――と、この半年くらい(正確にはもうちょっと長い間)考えている。 「人文学」という言葉の由来については、私自身、過去に気になって語誌を辿ってみたことがあるのだが、1920年代には「人文学」は「地文学」に対応する言葉…学問領域でいうと、今でいう「人文地理学」とほぼ同義で用いられていたらしい。 「人文」については、「文化」という訳語が成立する前の単語という見方もできる。大正時代に「文化」という単語がはやったというのは割と色んな本に書いてある事柄だが、「文化」に相当する語として、明治から「人文」が使われていた。 西周が書き、山本覚馬が発行した『百一新論』には、「人文ノマダ十分ニ開ケナイ間ニハ法トモ教トモ就カヌ交セ混セナ事デモ甘ク治マル者デゴザルガ」(『百一新論』十六丁裏。近デジ)という一節があるが、これなどはむしろ「文明」の意味っぽい。ちなみに、『百
さて、前回は「タンパク質をサプリメントで摂る重要性」や、「あらゆる病気の改善や、美容と健康の基本は、タンパク質の入れ替えである」という話をしました。 これは考えてみれば当たり前の話であり、体の構成要素の大部分がタンパク質で出来ていますから、様々な病変も細菌もウイルスも、基本的にはタンパク質の入れ替えが滞っていることによって疾患にまで発展してしまったり、感染してしまったりするのです。 ですから、食事やサプリメントからタンパク質をはじめとした様々な栄養素をしっかり摂り、体にあるガン(腫瘍)などの「異常なタンパク質」をさっさと入れ替える・・・。この「流れ」を促進させることが、分子栄養整合医学的に言えば「治療」なんです。 この「流れ」のことを別な言葉で表現すれば、「新陳代謝」になりますし、「この流れが止まらず、続いていること」を分子生物学的に言えば「生きている」ということになります。 ですから「新
関東大震災 (1923年 9 月 1 日) は関東地方に大きな被害をもたらしました。 とりわけ横浜市は中心部が壊滅し、 市内95%が倒壊・焼失、 死者・行方不明者26,600人、 住民の92.4%が罹災する大災害となりました。 県庁、 市役所、 そして 7 つの警察署のうち 6 署が倒壊・焼失し行政は機能せず、 救援、 治安活動の最もおくれた地域でした。 このような状況の中で、 1 日夜には市南部の避難地では 「朝鮮人が襲ってくる」 という流言が生まれ、 朝鮮人虐殺が 2 日、 3 日と全市に拡大します。 流言から虐殺という動きは東京、 千葉、 埼玉など関東地方全域で起こり、 多数の朝鮮人が虐殺されました。 関東大震災の朝鮮人虐殺について、 できるだけ横浜の事実を見ながら考えてみたいと思います。 1. 朝鮮人虐殺の実相 横浜には大震災の後に小学校で書かれた子どもたちの作文集が残っています。
「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」 加藤陽子・著 (Amazon.com) 前回書評で取り上げた「ハーバード白熱日本史教室」は、女性の歴史学者による講義の話。今回の本書も、女性歴史家による講義録。だが内容は、ずいぶん違う。先の著者は米国で活躍中の新進の研究者だったが、他方、こちらは東大の教授である。歴史研究に対する姿勢も、方やマクロな印象主義に対して、こちらはミクロな史料を地道に追いかけ分析する伝統的スタイル。こう書くといかに渋そうな内容に聞こえよう。だが、面白さの点でいえば、良い勝負、いや、むしろこちらに軍配が上がる。とにかく、一読、巻を置く能わず、というくらい面白いのだ。 タイトルだけ見ると、なんだか左翼歴史家の反戦史観による糾弾の書、みたいな印象を受けるかもしれない。しかし、それはまったくの誤解である。本書は、戦略思考に関する本なのだ。それも、国家戦略を考える練習帳である。著者は
Unixの「sudo」コマンドの脆弱性がOS Xでは修正されないままになっている。Metasploitはこの脆弱性を突くコードを追加したことを明らかにした。 Unixの「sudo」コマンドで2013年3月に報告された脆弱性が、AppleのOS Xでは修正されないままになっているという。脆弱性検証ツール「Metasploit」は8月29日、この脆弱性を突くコードをMetasploitに追加したことを明らかにした。 sudoの認証回避の脆弱性は3月に報告されたもので、時刻を1970年1月1日に設定することにより、パスワードを入力しなくてもroot権限を取得できてしまう恐れがある。特にOS Xなどでは危険が大きいと指摘されていた。この脆弱性はsudo 1.8.6p7と1.7.10p7で修正されている。 しかし、セキュリティ企業のSophosによると、OS Xではsudoがまだ古いバージョンのまま
大阪・船場にある大阪市立開平小学校(同市中央区)で31日、明治初期に地元の豪商・山片家から寄贈された和書や蘭書など約6000冊の「愛日(あいじつ)文庫」に風を通す曝書(ばくしょ)(虫干し)が行われた。年に1度の恒例行事だが、今年は初めて、同小の6年生18人が土曜授業で参加。〈子どもたちに良い書物を読ませたい〉という先人の思いを受け継ぎ、地域が守ってきた美しく貴重な古書に、児童らは歓声を上げた。 同文庫は1872年(明治5年)、船場地区に小学校(後の愛日小学校)を開設するため、山片家8代当主重明が自らの邸宅とともに同家が代々、収集してきた古書を寄贈したのが始まり。開校後も蔵書を増やし、昭和30年代頃からは、卒業生らで作る「愛日教育会」が毎年、曝書をしている。 貴重な書物も多く、山片家が仙台藩から拝領した写本「環海異聞(かんかいいぶん)」には、仙台の船乗りが漂流し、ロシアなどで見聞した風景が鮮
鳥取市の常松(つねまつ)菅田(すがた)遺跡で古墳時代前期(4世紀)とみられる木製の椅子「指物腰掛(さしものこしかけ)」が完全な形で出土し、鳥取県教育文化財団が29日発表した。部材が外れず元の状態で出土するのは珍しく、当時の加工技術がうかがえるという。 腰掛は座板(縦16センチ、幅61センチ)と2本の脚(高さ38センチ)からなる。脚の上部に開けた穴に、座板の端を差し込み、くさびで固定した構造で、倒れた状態で出土。周辺は弥生~古墳時代の集落跡とみられ、祭祀(さいし)や機織りなどに使用したものと考えられるという。 指物腰掛は座板の下から脚を差し込む構造が知られており、工楽善通(くらくよしゆき)・大阪府立狭山池博物館長(考古学)は「ユニークな組み方。祭祀など特別な時に使った腰掛ではないか」と話している。現地説明会は31日午前11時から。JR山陰線宝木(ほうぎ)駅の南約1キロ。問い合わせは同財団(0
国立科学博物館が栽培しているミジンコウキクサ。人の指と比べると、その小ささがわかる=茨城県つくば市ミジンコウキクサの顕微鏡写真。白っぽい部分が雄花で、直径は0.1〜0.2ミリ=田中法生・国立科学博物館研究主幹提供 【山本智之】花が咲くのは非常にまれとされる「ミジンコウキクサ」が、国立科学博物館筑波実験植物園(茨城県つくば市)で開花した。「世界最小の花」として知られ、花の直径は0・1〜0・2ミリ。咲いているのかどうか、肉眼ではほとんどわからないため、じっくり観察するには顕微鏡が必要だ。 ミジンコウキクサは、ため池や水路などの水面に浮かぶ植物。日本を含むアジアやオーストラリア、アフリカなどに分布する。体は楕円(だえん)形で、長径は0・3〜0・8ミリ。田んぼなどでよく見られるウキクサの10分の1程度の大きさだ。 通常は、体を分裂させて増殖するが、植物園内にあるコンクリート水槽で育てていた数
これまでの記事。 80年代女性アイドル格付 マスダ80年代女性アイドル論~松田聖子論 マスダ80年代女性アイドル論~中森明菜論 こんにちは。80年代女性アイドル格付のマスダです。 さて、今日は小泉今日子の話です。と言いながらいきなり関係のない話をしますが、松田聖子を聖子、中森明菜を明菜と呼ぶのに何ら抵抗もなく違和感もないのに対し、それと同じニュアンスで小泉今日子を今日子、薬師丸ひろ子をひろ子とは呼べません。私は聖子と明菜は別格だと述べましたが、これもその一例です。聖子と明菜は、略称として聖子、明菜と呼ぶことが定着している、それくらい広範囲にわたって言及されてきたんだということが分かります。 小泉今日子は愛称がキョンキョンで自称がコイズミでした。愛称で呼ぶのも距離が近すぎるので、これ以降のアイドルについては姓で呼びます。 小泉のことを書こうとして数日、多分、私の人生で初めて彼女について深く考
藤原一気・bigbros・東内拓理たちが綴る、赤外線写真・地方演劇・鉄道・飛行機・クルタ計算機・ガジェット、そして同人活動 menu 2月頃から、東京にある日本語学校、TIJ 東京日本語研修所 のWebサイト作成に関わっています。 実際にアクセスして頂けましたら、日本語・英語・中国語だけでなく、ベトナム語やタイ語といった東南アジア圏の向けのページや、フランス語やスペイン語など、アフリカ・南米向けのページもあります。 このサイトは最初に日本語と英語サイトを作成し、その後に中国語や韓国語などを作っています。もう半年くらい関わっており、ようやくゴールが見えてきました。 Unicode 準拠の文字データとフォント これまで、他の言語ページ作成は、Unicode に準拠した文字フォントで入力されたWORDデータから、文字列を抜き出していました。 MacOS X には、タイ語のフォント「Thonbur
東京紙器株式会社は50年以上の歴史がある、打ち抜き業専門の会社です。 これまで様々な紙の加工に携わらせていただき、いくつもの困難を乗り越えてきました。 その中で培ってきた知識と確かな技術が、われわれの自慢です。 打ち抜き加工って何? 紙器業ってなに? 知らない人が多いかもしれませんが、実は身近に隠れています。 紙でできた雑誌の付録を見たことはありますか?作ったことはありますか? 細部まで再現されたとっても細かい加工のされた作品。 とあるキャラクターのかたちに形どられた付箋。 どれも東京紙器で加工されているかもしれません。 紙の加工に困ったら東京紙器へ。 どんなことでもお気軽にご相談下さい。 東京紙器ではこれまで培ってきた紙加工に関わるノウハウから、様々なサービスを提供できるようになりました。サービスによっては詳しい情報が載った専門サイトをご用意しています。どのような加工ができるのか、値段は
E.コセリウ(1973/1981).『うつりゆくこそことばなれ:サンクロニー・ディアクロニー・ヒストリア』を読む(田中克彦・かめいたかし(訳),クロノス) 生成文法の背後でひっそりと執筆されたヨーロッパ構造主義言語学の名著です。構造言語学における「言語変化の問題」の扱い方の問題点が議論されています。著者は、「変化の問題を[経験の問題としてではなく]合理のことに属する問題として、それも、具体の言語活動の観点から提起すること」をその目的としています。本書を通して、言語をエネルゲイアと見なして考えていく必要性が主張されています。 コセリウ,E.(1981).『うつりゆくこそことばなれ:サンクロニー・ディアクロニー・ヒストリア』(田中克彦・かめいたかし(訳)).クロノス.(原著は1973年出版) なお、本書の著者は、ランガージュを、パロール、規範、ラング(体系)という3つのレベルに区分するというア
ソ連の悪名高きヤフェット言語学(新言語学説)がスターリンの「言語学におけるマルクス主義に関して」でどのような影響を受け、本論文執筆当時のソ連の言語学がどのような状態となったのか、ということに関して分かりやすく解説されています。 村山七郎(1972).「スターリン後のソ連言語学の変容」.『ソ連・東欧学会年報』,1,62-81. 概要 ソ連では、多くの文化科学はスターリンの死を転機として変化したそうですが、言語学だけは話が違い、「言語学におけるマルクス主義に関して」をスターリンが発表した1950年を転機に大きく変化したそうです。この論文は、このような状況を踏まえた上で、以下の3つの点に関して整理がなされています。 (A) マルの説(ヤフェット言語学)の主な主張の整理 (B) スターリンの主張の整理とその影響 (C) 本論文が執筆された当時のソ連の言語学の状況の報告 ●マルの説(ヤフェット言語学
出版状況クロニクル64(2013年8月1日〜8月31日) 所用があって水戸へ出かけたので、帰りに土浦で降りた。土浦は30年ぶりだったが、その駅前周辺の変貌に驚いてしまった。それほど詳しいわけではないけれど、地場も含む百貨店、スーパーが撤退し、かつての面影がないほど街が変わってしまっていた。郊外消費社会の成立による、駅前商店街の衰退があからさまに露出しているように思われた。 土浦で降りたのは3月末に開店した☆つちうら古書倶楽部☆に寄るためである。元はパチンコ屋だったことを示す外装や看板もそのままだが、店舗は830平米と広く、22の古本屋の連携によって営まれているので、多くのブースが出され、それなりに壮観であった。 この22店は土浦の れんが堂を中心にして、東日本大震災で被災した店も参加し、古書による常磐線沿線地域の活性化をめざす、新しいかたちで立ち上げられた大型共同古本屋といえよう。衰退した
AeroEdge(7409)がストップ高カイ気配。10日大引け後、海外グローバル大手航空機関連メーカーと航空機関連部品の製造・販売に関する長期契約を締結したと発表し好感された。 今回の契約に基づき、・・・ …続き
たった1人で出版社「夏葉社」を始めた島田さん。だけれども、たった1人で本をつくってきたわけではない。書き手がいて、読み手がいる。その間をつなぐ本屋さんがいる。そうやってこれからも本は読まれていく。 補足しておきたいこと 海に近い本屋さんで、いつも、評論や、社会学などかための文庫本を買っていく、若いお客さんがいると聞いた。 その人は、その本屋さんの棚をじっくりと眺め、なにもいわずに、本をカウンターに置く。もちろん、じっくりと眺めたあげく、なにも買わないときもある。なにを並べたらあのお客さんはもっと満足してくれるのだろう。店で働く人は、品ぞろえについて、もう一度考える。これまでに買ってくれた本のタイトルを思い出しながら、その人の生活にまで、思いをめぐらす。探している本を言ってくれるのなら話は早い。けれど、そういう感じの人ではない。書店員も「なにかお探しですか?」と聞くタイプの人でもない。閉店後
フッサールについては、元々あまりしっているわけではないが、これを読んでフッサールのイメージが変わったかもしれない*1。 というか、おそらく著者自身が、今まであまり言われてなかったフッサール像を出そうとしたのかな、と思う。 筆者は、フッサールには3つの側面があるという。(1)基礎付け主義者(2)生の哲学者(3)反自然主義者の3つであり、ここでは特に3番目の姿に着目する。 まず、最初に心の哲学の話から始まる。心の哲学について、クオリアに着目する立場と志向性に着目する立場のふたつに分類した上で、フッサールが心の哲学の反自然主義立場の出発点である志向性理論の推進者だったと述べる。 そして、20世紀に起こった表象主義の転換との関わりも見て取る。 人間が表象によって世界をあらわすとは一体どういうことなのか、というのが哲学において長く論じられたことだが、近代においては、心の中の観念(表象)と世界との関係
ちくま学芸文庫になったのでそっちの方で読んだ。 心の科学についてまとまって読める。 すなわち、認知科学(心の演算理論)と進化生物学(自然淘汰による進化論)が合体した進化心理学による、心の説明である。 心は進化によってデザインされた演算装置であるというのを筋として、多くの研究を紹介している。だから、ピンカー自身の研究について書かれているというのではなく、心の科学に関する様々な分野の研究が次々と出てくる。もちろん、心理学が中心ではあるが、人類学などもよく出てくる。そういう意味で、教科書的な本ともいえる。 また、この本はいわゆる「左翼」からの反論を想定していて、人間の心はタブラ・ラサで経験によって(社会や文化に相対的に)形成されるものだという考えへの反駁と、科学的判断と倫理的判断は分けて行うようにという注意を再三している。例えば、男性は女性に対してレイプなどの暴力をふるいやすい傾向があるというの
零戦のエンジン=1日午後、埼玉県所沢市、竹谷俊之撮影零戦の解体作業を一目見ようと大勢のファンが詰めかけた=1日午後、埼玉県所沢市、竹谷俊之撮影 【平井茂雄】太平洋戦争で旧日本海軍の主力戦闘機だった零戦で、唯一、製造当時のエンジンで飛行可能な機体の解体作業を公開するイベントが1日、埼玉県の航空発祥記念館であり、熱心なファンが見守った。 昨年12月、同館が「機体番号61―120」と呼ばれる同機を、所有する米国のプレーンズ・オブ・フェーム航空博物館から借り受け展示。先月末で展示期間が終了し、輸送のための解体作業を、貴重な機会として公開した。 エンジンと機体をつなぐ配線やパイプなどを慎重に外すなど、作業に約3時間。製造当時の「栄31型エンジン」が姿を現す様子を、集まった約180人の見学者は熱心にカメラに収めていた。 続きを読む最新トップニュースこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必
先日、宮崎の山の中でイノシシに遭遇した。林道のど真ん中を巨体がのんびり歩いていたのだ。こちらは車だから焦らずにすんだが、もし徒歩で無防備な姿だったら、ちょっと怖かっただろう。 日を空けず岐阜県郡上市に行くと、夜になると人家の目と鼻の先にシカが群をなして出没していた。あまりに数が多いので、こちらが目撃したのではなくシカに見られている気持ちになったほどだ。 ニホンザルも各地の山でよく見かける。カモシカは、もはや珍しくなくなった。我が家の裏山も、イノシシが結構いる。住宅街からほんの少し山に入ると、足跡だらけだ。タヌキやイタチは庭先まで出てくる。 どうやら日本の山は、野生動物の楽園になってしまったらしい。 そこで問題となるのがクマである。さすがにクマは増えていない、いや減っているだろうと思う人は多い。しかし21世紀を迎えたころから、人里にツキノワグマが出没するケースが増えている。姿を見せるだけでな
藤圭子さんが自ら命を絶った。その出来事については、今もテレビのワイドショーや週刊誌などで「自殺の裏側」「隠された真実」などと称する記事が垂れ流されている。 藤圭子さんの自殺をめぐるテレビ報道の問題点については、前回の原稿で記した。 ここでは、その後に出た娘の宇多田ヒカルさんのコメントとそれをめぐる報道について書いてみたい。 宇多田ヒカルさんはブログに載せたコメントで、自分の母親が「精神障害」を持っていたことや家族として悩まされてきたことを告白している。 http://www.emimusic.jp/hikki/from_hikki/ 「彼女はとても長い間、精神の病に苦しめられていました。その性質上、本人の意志で治療を受けることは非常に難しく、家族としてどうしたらいいのか、何が彼女のために一番良いのか、ずっと悩んでいました。 幼い頃から、母の病気が進行していくのを見ていました。症状の悪化とと
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