フォントワークスは、世界的タイプファウンドリーMonotypeの傘下に入ることとなりましたので、お知らせいたします。 両社が一丸となることで、日本語書体デザインに対する世界的な需要の高まりへの対応と、国内のクリエイティブ・プロフェッショナル向けに多言語書体を提供してまいります。 詳しくは以下リンクをご覧ください。
『ニンニン!視認でござる』は、実験仮想都市「MOJICITY」が提供する、ゲーム感覚で楽しみながらフォントの視認性を体感できる無料アプリです。 フォントに関する研究などの知見をベースにして、フォントの性能を評価・改善していくために、一般の方からも広くデータ収集を行い、開発に役立てることを目的として2022年6月にリリースいたしました。 公開から1年、多くの方にご利用いただいた現時点の分析結果を公開いたします。 ゲーム説明 1プレイ10のゲームに分かれ、各ゲームの画面下部に3つの文字が並んでいます。その中の1つの文字が、加工された状態で中央パネルに表示されます。プレイヤーは、それが3つの文字のうち、どの文字であるかを特定します。正確かつ、早く特定するほど成績が上がります。
金属活字を彷彿とさせる 引き締まったふところ。 凜々しい雰囲気を醸し出す 大きな抑揚で描かれる文字の線。 「古き」を「今」で捉えなおす 新鮮な「オールド」ゴシック体。 「筑紫オールドゴシック」ファミリーは、 金属活字にあったような懐かしさを感じさせつつも、 今の時代に合わせて全く新しく設計された書体です。 漢字や仮名の引き締まったふところ、 伸びやかなはらい、 筆の名残りを感じる豊かな抑揚が、 凜々しく言葉を語ります。 2014年リリースの「筑紫オールドゴシック B」へ 2023年春に「筑紫オールドゴシック UL」が加わり、 さらに多彩な表情を見せるファミリーとなりました。 安 以 宇 衣 於 加 幾 久 計 己 あ い う え お か き く け こ ア イ ウ エ オ カ キ ク ケ コ A B C D E a b c d e 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 、 。 , . ・
2023年3月29日(水)より新書体「筑紫オールドゴシック UL」「はるなごみ」の提供を開始いたしました。 金属活字の味わいを持たせつつ極限まで細くした「筑紫オールドゴシック UL(ウルトラライト)」は、クラシカルでこれまでにないアプローチのゴシック体です。 書籍やポスターのタイトルなど、スペースいっぱいに文字を大きく使った際、その魅力を存分に発揮します。 これまでもご好評をいただいていた「筑紫オールドゴシック」の新ウエイトとして満を持しての登場です。 筑紫書体シリーズを手がける、書体デザイナー 藤田重信のインタビューはフォントワークスnoteよりご確認いただけます。 筑紫オールドゴシック誕生のエピソードや、新ウエイト「UL」制作の裏側まで、たっぷりご紹介いたします。
フォントワークスはフォントの更なる可能性を求めて、視覚障害者(弱視)、高齢者にとって最適なフォントを求めるべく研究を実施しました。その内容を報告します。 当社では、ユニバーサルデザインという観点からUDフォントの研究と開発を行ってきました。当社のUDフォントは、全ての人に有効なデザインであることを目指してきました。しかし、様々な顧客との話し合いの中で、全ての人に有効なデザインを一つ行うよりも、特定のグループ毎に変化を加えてそれぞれのデザインを行う方が、結果的に、全ての人に最適なデザインを届けられるのではないのかということを考えるようになりました。 最初のUDフォントの研究では、高齢者を対象とした実験も行いました。 結論としては、高齢者、若年者間で、あまり違いがないと結論づけ、当社UDフォントを2015年よりリリースしています。 前段で述べた考えに照らすと「あまり違いがない」とするのではなく
AR環境下で適切な組込み製品専用フォントとして、『ARゴシック M』『AR角ゴ M』『AR丸ゴ M』の3書体を提供開始いたしました。 ※年間定額制フォントサービス「LETS」「mojimo」への提供はございません ■ARフォントについて AR環境下で文字を提示する場面はさまざまです。あらゆる状況において適切と考えられるフォントを検証するため、東京大学・電気通信大学と共同で「AR環境下での文字情報提示手法の研究」を実施しました。 そして、この研究結果に基づき開発した書体が、AR環境下で最適な「ARフォント」3書体です。 使用する状況に合わせて、3書体の中から最適な書体をお選びください。 ■提供書体 ARゴシック M
テレビ朝日のオリジナルフォント『テレ朝UD』は、テレビ朝日の長年の経験に基づくテレビテロップの知見と強いこだわりを、フォントワークスのフォント制作の技術で実現したオリジナルフォントです。 多様化が進む“デジタル映像メディア”の時代に合わせて、テレビ放送だけでなく、スマートフォン・タブレット端末など様々な画面サイズで文字の視認性を実現しました。 フォントワークスの「UD角ゴ_ラージ」をベースに、UD=ユニバーサルデザインの特性を活かしてテレビ朝日がデザインしたプロトタイプからフォントデータを作成。デバイスを選ばない視認性の高さを追求した結果、様々なデジタルシーンにも適したフォントが完成しました。 書体の特徴 1.クセのないシンプルな文字 報道情報番組のフォントとして、視認性の向上にそぐわないと判断した“表現”を徹底的に排除し、文字の“見分けやすさ”を最優先に、ひらがな・カタカナ・数字・アルフ
この秋いよいよ新書体が登場いたします。今回登場するのは、フォントワークスのフラッグシップフォントである「筑紫シリーズ」から新書体「筑紫Cヴィンテージ明朝」と、手書き風の書体が可愛らしい「てんとう虫」、和やかな雰囲気を生み出す「カッコウ」の3書体です。 上記書体はすべて フォントワークスが展開する「フォントワークスLETS」、「学生向けフォントワークスLETS」にてお使いいただけます。 ※リリース前のものは開発中のため、提供時期や書体名など変更になる可能性があります。 「てんとう虫」(2021年9月28日(火)リリース) 秋の新書体第1弾は手書き風の書体が可愛らしい「てんとう虫」が登場いたします。 「てんとう虫」はサインペンでキュッキュッと一画ずつ書かれた手書き風キャッチ書体です。右上がりではっきりと書かれた線と、先端にポチっとした黒い丸が陽気で可愛らしい印象をもたらします。 書籍や、製品フ
今回は「教室の時計」の制作に携わられた、セイコータイムクリエーション株式会社クロック事業本部で企画を担当された神谷様、デザインを担当された吉田様、商品企画部の南日様、そして広報の齊藤様に弊社青山本社まで足をお運びいただき、「教室の時計」でUDフォントを採用された背景や、「時計とフォントの関係性」についてお話を伺いました。 みんなが平等に見える、細部までこだわった「教室の時計」 ―― 「教室の時計」について、まずお伺いできればと思います。 御社の時計は学校や役所といった公共の場所を中心に、古くから様々な場所で使用されていると思うのですが、どういった経緯で弊社の「UDフォント」をご選択いただき「教室の時計」が生まれたのか、背景を教えてください。 神谷さん:「教室の時計」の企画というのは、発売の1年ほど前に思いつきから始まった企画なんです(笑)。私には小学生と中学生の娘がいて、よく学校公開(授業
3月1日(月)13:00から放送される、クリス智子さんがナビゲーションのラジオ番組 J-WAVE(81.3FM)「GOOD NEIGHBORS」に弊社書体デザイナーの森田隼矢が生出演いたします。 当日は書体デザインなどについてお話させていただく予定です。 概要 番組名
フォントワークスは、手書き風の楷書系硬筆体「クレー」やディスプレイ書体の「ロックンロール」「レゲエ」「ドットゴシック」など全8書体を、Google社の「GoogleFonts」にて提供を開始しました。 私たちは、「もじと もっと じゆうに」というタグラインを掲げ、文字の力を最大化し、すべての人の日常に新たな価値を生み出していきたい、と考えています。GoogleFontsが掲げる "Making the web more beautiful, fast, and open through great typography" にも共感し、一部書体ではありますが、GoogleFontsへ提供いたしました。制作環境に依存することなく、より多くの新しい作品が生み出されることへの貢献と、今後の更なるフォント市場の活性に繋がることを期待しています。 GoogleFontsは「SILオープンフォントライセ
欧文フォントメーカーMonotype Imaging Inc.(以下、Monotype)とフォントワークスは共同でコミュニティメディアを創設しました。 このコミュニティメディアは、書体の持つ可能性を様々なゲスト達と探っていくオンラインセミナーを不定期で実施していきます。 第1回のオンラインセミナーでは、2020年7月29日(水)に、Monotypeより欧文フォントデザイナーの大曲都市氏とフォントワークス書体デザイナーの藤田重信が登壇。大曲氏より「欧文ロゴのレタリング」について、藤田より「筑紫書体の開発背景」についてのタイプセミナーを実施します。 アーカイブ動画 本動画は、2020年7月29日に実施した、「和文と欧文のタイプセミナー」日本語書体デザイナー藤田重信 × 欧文書体デザイナー大曲都市 のアーカイブ版です。 アーカイブ版では、当日放送できなかった対談のフルバージョンや、視聴者さまより
フォントワークスは、中国語フォントメーカー北京北大方正電子有限公司(以下、方正電子)と、フォントワークス書体の中国語(簡体字)フォントを共同で開発しました。 第一弾として、簡体字化した「筑紫Aオールド明朝」および「パール」が方正電子より提供開始されました。日本国内では2020年夏頃より順次提供予定です。 「筑紫書体シリーズ」などフォントワークスの日本語フォントは、その品質の高さから中国国内のデザインコミュニティからも高い注目を集め、中国のゲーム制作会社からは実際にご要望をいただきました。 この需要の高まりを受け、中国国内で約90%のシェアを持つ方正電子とフォントワークスは協力関係を確立し、簡体字フォント開発を2019年より、両社書体デザイナーの知見のもと、方正電子の書体デザイナーによって作成された書体を、弊社デザイナーが監修する形で開発を開始しました。 日本語フォントのデザインの美しさをそ
今回、ご紹介するのは「スキップ」と「ハミング」。どんな媒体で使用してもきっちり仕事をしてくれる優秀なフォントとして名高く、リリース後から普遍的な人気を誇っています。 明朝体のような、でも明朝体ではない新しい感覚のデザイン書体 どの書体を使用するか悩んだ時、真っ先に候補に上げていただきたいのが「スキップ」です。 流行に左右されないスッキリとしたデザイン、読みやすさに定評もあり、さらに、どんな媒体にも合うフォントとして、フォントワークスフォントの中でも使用率が非常に高いフォントです。 「スキップ」は、「明朝体のような、でも明朝体ではない新しい感覚のデザイン書体がほしい」というユーザー様からのご要望により開発しました。 「キアロではカジュアルすぎるし、かといって明朝体では定番過ぎて新鮮味が無いから、その中間となるデザイン性の書体がほしい!」というお声でした。 「明朝体のような、でも明朝体ではない
こんにちは、福島です。 いつもは新書体をご紹介することが多い「もじがたり」ですが、フォントストーリーとして、すでにリリースされている書体にフォーカスし、不定期にご紹介をしていこうと思っています。 初回は、昨年(2019年)7月にリリース後から話題を呼び、今クールではアニメでもご使用いただいている「パルレトロン」です。 こちらの記事でもご紹介した「パルレトロン」ですが、書籍やポスターなど、リリース直後からたくさんご利用いただいています。 パルレトロンは、西洋レトロとゴスロリがテーマで、 独特な縦画と横画が、ロマンチックな印象を与え、装飾的で華やかさを備える一方で、陰影もあるデザインです。 ライトノベルのタイトル、キャッチコピー等に使用すると、非常に映えますね!! 最近見つけた使用事例 「イデアリリーの女王~人造乙女は繁殖したい~」の装丁デザインをされた齋藤渉(chipcodesign)さんに
こんにちは、小学生の時は漫画クラブで、「ボンボン」と「コロコロ」を愛読していました、まめぞうです。 子どもの頃はよく漫画を読んでいましたし、自分でも真似てノートいっぱいにイラストを描いてました。そんな少年まめぞうでしたが、男兄弟でしたので、少女漫画に触れる機会はからっきしありませんでした。 でも、知っていますよ、「りぼん」は。フォントワークス社内の女性陣に話を聞いたら、たいていみんな「りぼんっ子」だったことが分かりました。 そんな「りぼん」の創刊65周年プロジェクトに関わらせていただいたのですから、それはテンション上がりますよね!うん。 今回は、このプロジェクトに関わることになったきっかけや、「りぼんふぉんと」の制作話(by 書体デザイナーの森田くん)をご紹介したいと思います。 はじまりは・・・「もじFes.」 振り返れば2019年の12月半ば、一本のお電話から始まりました。 「のらもじ発
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