約2年半ぶりに更新です。ヘルベチカの過去・現在・未来展が行われます。会場展示で書体の説明パネルをヘルベチカの本が担当します。本はほとんど在庫もなくアマゾンでも買うことは難しいですが会場にて一部展示されますのでこの機会に是非足をお運びください。 1957年に、スイスのハース鋳造所でエドワード・ホフマンとマックス・ミーディンガーによってデザインされたと言われているサンセリフ系のローマ字書体、ヘルベチカ。日本においては1964年の東京オリンピックではじめて制定書体となっています。デジタル時代を迎えた現在も、No.1の普及率を誇る書体であり、つまり、世界で最も愛されている書体、それがヘルベチカです。本展は、そのヘルベチカという書体を軸に、活字の歴史、あらゆる人々にとって今や書かせないものとなったデザインの大きな流れを、様々な試みで提示します。また、生誕50周年となった2007年に制作されて大きな話