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ブックマーク / sofusha.moe-nifty.com (8)

  • 書籍出版 双風舎:脳と心 斎藤環, 茂木健一郎

    脳と心 ――クオリアをめぐる脳科学者と精神科医の対話 茂木健一郎 ・ 斎藤環 いま、脳にまつわる話をとりあげたが、書店の棚に目立つ。 ゲーム脳や男女脳など、脳に関する言説が次々に生まれては消えていく。 それでも脳についてのは、あとを断たずに刊行されている。 なぜ、読者は、これほど脳に関心を示すのか。 それは、脳が誰の身体にも備わっており、重要な機能を担っている部分であるにもかかわらず、その機能の複雑さゆえに、くわしい実態がつかめないからであろう。 脳科学は日々、進化しており、さまざまなことが明らかになっている。 しかし、どれだけ最先端の技術を駆使しても、わからないことがある。それが、脳と心がどうつながっているのか、という問題だ。 茂木健一郎は、脳と心をつなげる橋のようなものとして、「クオリア」という概念を提起した。仮に、この「クオリア」がほんとうにそのような役目を持つのであれば、茂木の

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2010/08/17
    本になつたのか。
  • 書籍出版 双風舎 書店の社会的責任ってなに?

    インターネット新聞「日刊ベリダ」に、「売れるならそれでいいのか 排外主義を煽るで書棚は満杯、書店の社会的責任はどこに」(2010年03月29日)という記事が掲載されました。内容は、タイトルを読めば想像がつくと思います。一応、以下を読む前に、目を通してもらえるとうれしいです。 たしかに、書店の棚、それも目立つ場所にその手のが並んでいるのは事実です。そして、同記事では、記者が書店に取材をしたところ、「『売れているから置いている』としか答えようがないので、取材に応じることはできない」といわれたとのこと。 さらに、某書店からそのような答えが返ってきたことについて、記者は「同時に上の書店の認識(谷川注…「売れているから置いている」)は、同店の書店としての社会的責任の希薄さを露にした」と断じています。ちょっと、ちょっと。これはいいすぎでしょう。 そもそも、「書店としての社会的責任」っていうのは、な

  • 書籍出版 双風舎:【連載】「脳は心を記述できるのか」第3信 「人間」と「言語」、あるいは偶有性のアスペクト

    斎藤環から茂木健一郎への手紙 ■はじめに 茂木さん。2年半のブランクを経て、この往復書簡がゾンビのごとく蘇ったことを、とりあえずはどう受けとめたものでしょう。 ずっと涙目で返信を待ち続けていたものの、私はこの往復書簡はとうに終わったものと考えていました。返信がいただけなかったのは、とても悲しいことではありましたが、その事実もまた「茂木健一郎」という人物の一側面であることを示しえたと考えて、それで満足することにしたのです。 もっともこの企画、茂木さんによるガン無視パフォーマンスによって世間的に有名になったというところもあって、私もずいぶんとおもしろい経験をしました。 いろんな媒体から取材を受けました。たくさんの人たちから「無視されてかわいそうに」と同情していただきました。なかでも、さる著名ミュージシャンは、この企画が往復しないほうに賭けてずいぶん儲けたということで、お礼にとごちそうしてくれま

  • 書籍出版 双風舎

  • 書籍出版 双風舎

    弊社にも、ときおり「持ち込み原稿」というものが舞い込みます。今回は、そういった原稿に対する、弊社のスタンスをはっきりさせておこうと思います。 双風舎のは、基的に、私が出したいを出しております。そして、私が出したいと思うの基準は、私自身が「世の中に対して訴えたいこと」と「おもしろいと思ったこと」の2点です。 そうなると、書籍をはじめ、雑誌、ウェブ、テレビ映画など、さまざまな媒体の、莫大な量の情報をみずから歩きまわり、上記2点のいずれかの基準を満たすものを探すことになります。宝探しのような感じですか。宝が見つかると、執筆の可否を確認したあと、いざ企画成立というはこびになります。 さらに、弊社のように小規模なかたちで経営していると、中小出版社のように「決められた点数のを毎月出す」ということはできません。年間の発行点数は限られていながら、上記の基準2点をクリヤーしつつ、確実に一定の部数

  • 書籍出版 双風舎

  • 書籍出版 双風舎 - 安ければいいのか?

    東京から大阪にいくなら、何に乗っていきますか? 乗り物と値段とをネットで調べてみたところ、以下のようなデータが得られました。 新幹線(のぞみ)→ 1万4050円(インターネット予約だと1万3200円) 飛行機(全日空)→ 1万1000円(搭乗前日までに予約する「特割」) 高速バス(ワンツースリー高速バス)→ 3900円 私は、新幹線しか使ったことがありません。飛行機は、ちょっと前まで高かったし、高速バスは、大阪着が朝なので敬遠していました。高速バスの3900円というのは、他の乗り物とは比較にならない破格。こんなに安いとは、知りませんでした。 こんなことが気になったのは、葉っぱさんのブログのコメント欄で、赤木さんが紹介していた以下の番組をYouTubeで観たからです。その番組は、2007年4月30日にNHK総合テレビで放映された「高速ツアーバス――激安競争の裏で」というNHKスペシャル。 Y

  • 書籍出版 双風舎

    このふたつは、維持派と改正(再販制は廃止)派の対立図式が似ています。 いずれも現行法(制度)を守ろうという勢力が存在し、それを変えようという勢力が存在します。当たり前ですが(笑)。ここで問題にしたいのは、どこがどう似ているのか、ということです。 憲法9条の場合、維持派は平和主義を唱え、自衛隊の存在がすでに解釈改憲となっていることについて多くを語らず、対米自立を果たすには日にある程度の武装が必要であることも多く語りません。 一方、改正は非武装中立が対米自立の足かせになっていることや、自衛隊の実態が軍隊である(ちなみに、カンボジアでは首相も含めて、誰もが迷わず自衛隊員を「兵士」と呼んでいました)にもかかわらず、9条のために国際的には軍隊として認められないことの不自由さを語ります。もちろん、この議論を前に進めるためには、戦争自体が大好きなミリタリーオタクのような人が、国防の中枢に入り込まないよ

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