タグ

ブックマーク / www.beats21.com (3)

  • Beats21 - イスラムの音楽を聞く(1)/パキスタンの大歌手、ヌスラット

    米・同時多発テロに端を発した今回の世界的な緊張は、イスラム〜アラブ社会と欧米との凄絶な戦いにつながる可能性を秘めている。 アメリカを中心に流れ込む圧倒的な情報によって、私たちの社会にパキスタンやアフガニスタンに暮らす人々を、白眼視、あるいは敵視する傾向さえ生まれている。 Beats21では、この時期に、あえて豊かなイスラムの音楽に接することを提案する。 第1回は、パキスタンが生んだ世界的な歌手、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン(写真)の『ファイナル・スタジオ・レコーディングス』(ソニー/写真)。 ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンNusrat Fateh Ali Khan(1948/10/13〜1997/08/16)は、パキスタンのパンジャブ地方に生まれたシンガーである。 彼は「カッワーリーqawwali」と呼ばれるイスラムの祈りの音楽を世界的に知らしめた張人で、その大柄な体から飛び出る強

  • Beats21 - 江州音頭・桜川唯丸の名作『ウランバン』が復刻

    ワールド・ミュージック・ブームのさなか、江州音頭(ごうしゅうおんど)を大胆に現代化したアルバム『ウランバン』が発売された。1991年のことである。 盆踊りの櫓には大編成のバンドを上げ、櫓の下には大勢の踊り子を用意する、という常識外れの活動をしていた桜川唯丸(さくらがわ・ただまる)と、新しい音楽を探求していた佐原一哉ら若い一党との思いが、絶妙の出会いをしたのがこのアルバムだった。 2006年10月26日、その『ウランバン』が、未発表ライブ、新録を加えた2枚組で復刻される。 以下は、その後、古謝美佐子のプロデューサーとしても評価が高まる佐原一哉自身によるプレス・シートである。 日のダンス・ミュージック&ラップの原点とも言える関西の民謡「江州音頭」の革命児「桜川唯丸 with スピチュアル・ユニティ」の傑作「ウランバン」(1991年)。オリジナル発売から15年の今年、リマスタリングCDに未発売

  • Beats21 - 講演「竹田の子守唄 名曲に隠された真実」---藤田正@高野山

    2003年8月の後半に、高野山で「第34回部落解放・人権大学講座」という、人権に関連する様々なテーマを扱う規模の大きな催し物が開催された。 ここに記載するのは、8月21日に行なわれた藤田正(Beats21)の講座を整理したもの。当日は大きな体育館が満杯になるほどの盛況で、「竹田の子守唄」や放送禁止歌に関する関心の高さをうかがわせた(課題別講2 歴史文化3「竹田の子守唄 名曲に隠された真実」)。 「竹田の子守唄」もそうですが、歌というのは非常に多面体です。ただ耳にして、いい歌だな〜と思う場合もあります。ビートルズのジョン・レノンの歌は、英語がわからなくても「すごいな」と思います。しかしその後、彼の伝記などを見ると、「ジョン・レノンの歌の多くは、彼の苦難の道から発酵したものなのだ」ということがわかってきます。「竹田の子守唄」もそういう歌です。 日は、「竹田の子守唄」が持つそういった部分、名

  • 1