●写真植字機とアオイ書房の志茂太郎さん。『書窓』をめぐって。 | 文字ワールド and 絵本・イラスト
文字ワールド and 絵本・イラスト 文字コミュニケーション。文字、絵本、タイポグラフィ、デザイン、イラストレーション、写植(写真植字）他あれこれ、、。 こちらもご参考まで。 https://www.facebook.com/tatsuma.kyobashi.5 昭和10年（1935年）に写真植字機で『書窓』を発行。 この、振袖姿で写真植字機を操作しているのは、昭和10（1935年）年ごろらしい。 昭和11年2月発行の『書窓-印刷研究特集』（発行：アオイ書房、志茂太郎）第二巻五号に掲載されているもの。モデルだろうか？ としたら、当時も今もやはりモデルは女性に限る、、。 邦文写真植字機の特許が、石井茂吉・森沢信夫両氏によって出願されたのが、大正13年（1923年）。 ここに出ているのは、昭和7年ごろにようやく完成した「石井式写真植字機-Ａ型」と思われる。 図は、その『書窓-印刷研究特集』に掲
1966年創刊された雑誌の『週刊プレイボーイ』とタイポス | 文字ワールド and 絵本・イラスト
先に、1964年の東京オリンピックのときに創刊された『平凡パンチ』に関連した内容をお知らせしました。今回は、その後に創刊された雑誌の『週刊プレイボーイ』に関連して。 どの業界でも拮抗するライバルメーカーとの新製品の開発競争で新たな進展が見られますね。雑誌の世界でも、1964年の『平凡パンチ』平凡出版（現・マガジンハウス）についで、 集英社が1966年に発行した男性向け週刊誌が『週刊プレイボーイ』。ちょうど、ビートルズが登場した時代。その後、両者のほか、講談社、小学館他出版社でも雑誌の創刊があいつぎました。そして、1969年には、「タイポス」という名称の新しいデザインの「かな書体」が発表され、雑誌や広告、印刷などの世界で大きな影響をおよぼしました。
●写植-テレビテロップとTELOMAIYER(テロメイヤ) | 文字ワールド and 絵本・イラスト
文字ワールド and 絵本・イラスト 文字コミュニケーション。文字、絵本、タイポグラフィ、デザイン、イラストレーション、写植(写真植字）他あれこれ、、。 こちらもご参考まで。 https://www.facebook.com/tatsuma.kyobashi.5 放送の技術革新にあわせてフォント収容媒体にCD-ROM テレビとは学生時代からの縁です。専門は、放送でしたが昼は大学、夜はほとんどTBSでのバイト。「七人の刑事」の生放送の時代です。テレビカメラやケーブルさばきのバイト。Cスタジオという一番大きなスタジオでした。カメラが７から8台くらい。 当時、下宿代が賄いつきで7千円。３畳です。田舎から出てきたものですから大変。バイトのお蔭で卒業。イメージオルシコンでしたね。 余談ついでに、当時のTBSのドラマはすごかった。ディレクターは実相寺さんとか大山さんとか、テレビマン・ユニオンの創設メン
絵字一体の摩訶不思議な「魁星北斗図-清、馬徳昭書」 | 文字ワールド and 絵本・イラスト
文字ワールド and 絵本・イラスト 文字コミュニケーション。文字、絵本、タイポグラフィ、デザイン、イラストレーション、写植(写真植字）他あれこれ、、。 こちらもご参考まで。 https://www.facebook.com/tatsuma.kyobashi.5 漢字を巧妙にくねらせて「絵字一体」と同化し物語を醸し出す。 何やら摩訶不思議な「魁星北斗図-清、馬徳昭書」だな、と西安・碑林で買った拓本が出てきた。 左足でささえている「斗」は「北斗七星」。右足で「鰲(伝説中の大海亀)」の字の上に立つ。右手に持つのは文房の神の「筆」。天と地を司る間には「「正心修身、克己復礼」の８文字からなる「人」。 深遠な宇宙観と教義が凝縮されている。 「正心修身、克己復礼」とは、儒教の教えを受け、「心を正しく身を修め、己にうちかって礼にかえる」。ウーン、まだまだ修行が足らんな！と。元々は、「科挙」の合格を祈願し
「文字の食卓」の正木さんが『東京人』に写植の記事 | 文字ワールド and 絵本・イラスト
文字ワールド and 絵本・イラスト 文字コミュニケーション。文字、絵本、タイポグラフィ、デザイン、イラストレーション、写植(写真植字）他あれこれ、、。 こちらもご参考まで。 https://www.facebook.com/tatsuma.kyobashi.5 『東京人』の８月号に、 「写植の時代が教えてくれること」と題して、 正木香子さんの執筆・写真による記事が掲載されています。 すでにご存じの方が多いと思いますが、正木さんは、 HP「文字の食卓 世界にひとつだけの書体見本帳」で、 「滋味豊かな書体」をテーマに、 写植書体の魅力を存分に味付けされていますね。 今回、『東京人』では、８ページにわたって、 「90年代以降、パソコンのフォントに主役の座を追われた今もなお、 写植の文字には人を惹きつける何かがある。 その魅力と、知られざる背景から見えてきたものとは。」 の切り口で、東京や大阪で
デザイン関連のダジャレコンテスト-みんな来て長体-写植 | 文字ワールド and 絵本・イラスト
文字ワールド and 絵本・イラスト 文字コミュニケーション。文字、絵本、タイポグラフィ、デザイン、イラストレーション、写植(写真植字）他あれこれ、、。 こちらもご参考まで。 https://www.facebook.com/tatsuma.kyobashi.5 デザイン関連のダジャレコンテスト-[グッドデザイソ・エキシビション 2013-みんな来て長体]が、塚田さん（グッドデザイソ振興会／大日本タイポ組合／新世界タイポ研究会）の主催で開催されます 渋谷のサノウラボプラスで5月13日（月）-31日（金）の約三週間、開催。 10日（金）にはオープニングパーティ「グッドデザイソ・カンパイー」、 28日（火）にはクロージングパーティー「東京ネットタウン・デザイソパブ」を開催。 入場無料ですので、ぜひご覧ください。 ユニークなダジャレがいっぱいです。 タイトルにある「みんな来て長体（ちょうたい）」
●JQレンズと小さなブラウン管が写植を変えた。 | 文字ワールド and 絵本・イラスト
文字ワールド and 絵本・イラスト 文字コミュニケーション。文字、絵本、タイポグラフィ、デザイン、イラストレーション、写植(写真植字）他あれこれ、、。 こちらもご参考まで。 https://www.facebook.com/tatsuma.kyobashi.5 PAVO-JV-JQレンズと小さなブラウン管が写植を変えた。 1970年の後半から1980年代になって、手動写真植字機は大きくその性能が拡大され新製品があいついでいるようです。 1981年発売のPAVO-JVでは、5インチのブラウン管ながら初めて、印字する文字が眼で確認できるようになり、広告宣伝印刷物に重宝されていましたね。 左は、PAVO-JL。右が、PAVO-JV。点字版の下に5インチのブラウン管が。 手動写植機のPAVO（パボ）シリーズでは、7Qから8，9，10，11，12，13，14，15，16，18，20，24，28，3
●写植-PAVO-KY(手動写植機)-プロスタディオさん | 文字ワールド and 絵本・イラスト
文字ワールド and 絵本・イラスト 文字コミュニケーション。文字、絵本、タイポグラフィ、デザイン、イラストレーション、写植(写真植字）他あれこれ、、。 こちらもご参考まで。 https://www.facebook.com/tatsuma.kyobashi.5 手動写植機PAVO-KYの現場報告です 1987年に発売された、 写研の手動写植機PAVO-KY(パボ・ケーワイ）は、今も活躍しています。 写植の仕事を開業以来、45年にわたって 多くの著名ブックデザイナー、グラフィック・デザイナーから指名で仕事をされてきた、 東京飯田橋の（株）プロスタディオさんの 現場を訪れ、駒井靖夫さんの印字操作をつぶさにお知らせします。 実際に、「影山史枝のDTPニュース特別インタビュー「写真植字の時代」(vol.12)」 で映像が見られますので、 あわせてご覧ください。 写研の手動写植機の系譜（上右） 1
●書体（フォント）の選択とイメージ | 文字ワールド and 絵本・イラスト
文字ワールド and 絵本・イラスト 文字コミュニケーション。文字、絵本、タイポグラフィ、デザイン、イラストレーション、写植(写真植字）他あれこれ、、。 こちらもご参考まで。 https://www.facebook.com/tatsuma.kyobashi.5 写植の時代の書体は、写研、モリサワ、リョービといったメーカが機器と一緒に各種の書体を発表していましたね。 現代では多くのフォントベンダーや個人も加わって、フリーに使用可能なものも含めて、数多くの書体が発表されています。 書体には、それぞれの表情があり、 同じ文章でもイメージが違ってきますね。 その一例として、書体を変えた例をご紹介しました。 内容や用途によって適切に使うのが望ましいのですが、 ここで掲示した書体は、どちらかというとオーソドックスなもの。 もっとファンシーな書体を使えば、 さらに別なニュアンスが出てくるでしょう。 こ
●風になびく招運の祈願文字-ルンタ | 文字ワールド and 絵本・イラスト
文字ワールド and 絵本・イラスト 文字コミュニケーション。文字、絵本、タイポグラフィ、デザイン、イラストレーション、写植(写真植字）他あれこれ、、。 こちらもご参考まで。 https://www.facebook.com/tatsuma.kyobashi.5 チベット仏教圏の山野のあちらこちらにたなびく 小さな布きれ（風の馬＝ルンタ）。 ルンタには、幸福の招来や長寿、無病息災への祈りをこめた チベット文字がびっしりと埋められています。 この幟に描かれているのが右図(ブータンにて）。 そこには、宝珠（願いを満たす珠）を背負う大きな馬が描かれ、 吹きおろす風にはためいています。 ルンタ、つまり馬の護符です。 馬の下にはヤクなどの３聖獣がならび、 すべての生物に幸せがゆきわたることを願っています。
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