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ブックマーク / ameblo.jp/knym71 (12)

  • 『ペンタブとIllustrator』

    最近はsurfaceのような筆圧対応タブレット搭載のPCが普及し、液晶タブレットが安価になりペンタブレットも普及してきたことから、デジタルで手描きイラストを描いてみたいと思っている人もいることでしょう。 手描きのデジ絵といえば、Photoshop、SAIWindowsのみ)、CLIP Studio Paint(通称クリスタ)、Painterあたりが主流ですが、実はIllustratorも古くから筆圧感知のタブレットに対応していて、ブラシの設定を筆圧に変更するだけで手描きでタッチ付きの線を描けるのです。 え?Illustratorで手描き?と思う方も多いことでしょう。Illustratorはチュートリアルや動画などを見ても、ペンツールでカチカチ線を描いていく方が主流のようです※。「Illustrator ペンタブ」でググっても手描きの情報はあまり引っ掛かりません。 (※参考:鱗粉あすさんの

    『ペンタブとIllustrator』
  • 『知ってるつもりのIllustrator(リンク編4)』

    つづきのつづきのつづきです。 ※CC使用期限切れにより検証できません(メイン環境でないのでうっかりしていました)。間違いありましたら遠慮なくツッコミをお願いします。 ●画像の埋め込み解除 CCから搭載された「画像の埋め込み解除」は「埋め込みを解除してリンクにする」という機能ですが、これは埋め込み済みのファイルを抽出して別ファイルとして保存し、そこにリンクをかける機能です。元々リンクしていたファイルにリンクをかけ直してくれているわけではありません。 ただ、Illustratorでは、ある意味埋め込みファイルを抽出してリンクをかけた方が絶対的に安全なので、仕様としては正しいのかもしれません。名称から勘違いする人がいるかもしれないので一応注意喚起を。 抽出した画像ファイルは、埋め込みの項で言及した解像度変更のため、書き出したデータは同じ画素数でも、サイズやカラーモードなどが変わってしまっているこ

    『知ってるつもりのIllustrator(リンク編4)』
  • 『知ってるつもりのIllustrator(リンク編3)』

    つづきのつづきです。 ●画像置換のルール リンク画像は別の画像に置換することができます。 例えば50×70mmのリンク画像を17.5×25mmの画像に置換するとします。 ↑これくらいのサイズの違いがあります。 するとベロンと置き換わります。これ、同じ倍率でも同じ寸法でもない、ピクセル等倍とかでもない、ではなんじゃらほい。 ↑もーなんだよこれー。 もったいぶっても仕方ないのでズバリ、これは対角線の長さが同じになるのです。そして基準は画像のセンターです。 つまり縦横の比率さえ同じなら(再サンプル無しのリサイズなど)、置換してもIllustrator上でのサイズや位置は一切変わらないということです。 デジカメ画像などは取りあえず貼っておいて、カラーモードや色味、解像度を調整してから張り直してもトリミングしない限りズレません。 でもそんな仕様だからノートリからトリミングへの置換はもう大変なんですよ

    『知ってるつもりのIllustrator(リンク編3)』
  • 『知ってるつもりのIllustrator(リンク編2)』

    つづきです。 ●リンク先の変更と更新 リンク先のファイルを変更した場合、「リンク」なので当然Illustrator側でも変更されます。しかし、これには「条件」が付きます。 たとえば、リンク画像のあるIllustratorファイルをInDesignに貼り込んだとします。InDesignからPDFを書き出せば以下のようになります。 ここからリンク先のファイルを更新します(aiファイルは開きません)。この状態でInDesignからPDFを書き出すとどうなるでしょう。 Illustratorにリンクしているファイルが変更されているのだからそれを反映したPDFが書き出されそうですが、実際は「Illustratorを保存したとき」のデータで書き出されます。つまり、リンク先ファイルだけを修正しても変更は反映されていないということです。 察しのいい方はお気づきでしょう。そう、Illustratorがリンク

    『知ってるつもりのIllustrator(リンク編2)』
  • 『知ってるつもりのIllustrator(リンク編)』

    リンクは「配置」でファイル名を選んだり、Finderから「ドラッグ&ドロップ」するだけなので、特に仕組みを知らなくたってDTP作業に支障ありません。 しかし、Illustratorのリンク周りは、まるで地雷原のような危険仕様。曖昧にせずしっかりと知っておくべきところですが、ガイドブックやヘルプにはほとんど詳しい記述はありません。 大抵、「リンク」は外部ファイルに紐付けしてIllustrator上に表示しているだけなのでデータが軽くなり、リンク元を一元管理できる。対して「埋め込み」はファイルに内包するのでデータが重くなるがリンク切れのトラブルは無い。という表面的な説明が一般的でしょう。 うん、間違ってません。でもこの説明だとInDesignも全く同じ機能ですよね。 実際はIllustratorとInDesignのリンク周りは全く別物です。DTPをやる上で知っておいて欲しいのは概要では無く実務

    『知ってるつもりのIllustrator(リンク編)』
  • 『祝! SPAi公開 〜Illustrator強化作戦スーパーSpecial〜』

    祝! SPAi公開 〜Illustrator強化作戦スーパーSpecial〜 | 3倍早くなるためのDTP講座 大分遅れましたが、「SPAi」公開されましたね。 何、知らない!? むむむ、Illustrator使いは要チェックですよ。 SPAi(Script Panel for (Adobe) illustrator)は、Illustratorでスクリプトパネルとスクリプトにショートカットを付与するソフトです。あれ、似たようなの無かったっけ? という方するどい。 過去にものかのさんがScriptPalette AIとScriptkeyAiという2つのソフトを開発していますが、この2つが融合(ルビ:フュージョン)してゴテンクス状態になりました。 ★ScriptPalette AIとは InDesignのようにパネルからスクリプトを実行できるソフトです(すみません、私ほとんど使ってません)。

    『祝! SPAi公開 〜Illustrator強化作戦スーパーSpecial〜』
  • 『文字・段落スタイルの補習 その1』

    先日、東京神田で行われた「DTPの勉強会 第18回」に参加させて頂きました。 IllustratorのテキストスタイルとInDesignのepub、InDesignのデータ結合、Illustratorのカラー関係とバラエティに富んだ内容でした。 主催者のあかつきさんからの依頼で、ブログで書いたIllustratorの段落/文字スタイルを再編集して原案としてお渡ししたところ、なぜか登壇するはめに(といっても座っていただけ^^)。実際はhamkoさんとあかつきさんの進行なので、やはり私はいなくても良かった気が…。 ともかくご来場頂きました皆様、ありがとうございました。 それにしてもhamkoさんの華麗なデモ(サンプルも綺麗!)には見とれてしまいました。実は直前まで内容が確定していなかっ(モゴモゴ)ですが、そこからあの完璧な操作と語り。まじすげえっす。 私には100年かかっても登壇デモなど不可能

    『文字・段落スタイルの補習 その1』
  • 『Illustratorでマンガを描く9』

    まだ続くのか!? という声聞こえますね。 ハイ、続きます。^^ 補習ステップ2 InDesignで文字打ち これまでIllustrator1で完結させてきましたが、セリフ部分は「友彦(兄)&RegX」がないと手間が倍増します。 そこで、極力手間をかけない方法を考えてみましょう。 思いつくのは文字だけInDesignで作る方法。InDesignはテキストに強いですからね。 大手マンガ雑誌もInDesignを導入したようですし(ただし専用システムでの運用らしい)。 ●合成フォント 合成フォントはIllustratorにもありますが、使い勝手はこちらが上です。 他にも同じ機能があるといいつつ、細かいLimited Editionが非常に多いです(ここは噛みつきますよAdobeさん)。 この例ではたいした文字編集をしないので、さほど影響はありませんが…。 ●半角約物、英数字の回転 英数字、約物の

    『Illustratorでマンガを描く9』
  • 『Ai-Aiリンクの注意点(その1)』

    Ai形式のデータはAiにリンク配置できます。リンク配置というと画像が一般的ですが、Illustratorデータの配置も場合によっては有用です。 例えば、雑誌の表紙に別で作成した付録の表紙を配置するとしましょう。 ↑右下の白い部分に、別進行の付録表紙が入るとしましょう ↑コレが付録表紙のデータ このとき、付録の表紙データをそのままコピペするよりも、リンクで配置してしまえば一部のオブジェクトを誤って動かしてしまうことはありません。 ↑触らずに配置。拡縮時に線の拡大縮小とかに気をつける必要なし 後々修正が入っても位置や角度の調整は必要なく、リンクの更新や差し替えだけで済んでしまいます。 また、複数ドキュメントで使う同一のアイキャッチなども同様に、元データを一元管理できるので修正時の差し替えが簡単になります。 ↑バクダンの色変更とかめんどうだけど… ↑リンク配置なら元を修正して更新するだけ しかし

    『Ai-Aiリンクの注意点(その1)』
  • 『Illustrator強化作戦 4 -プラグイン-』

    次はプラグインでIllustratorを強化だ。 まだやってたの? と聞かれたら、答えてあげるが世の情け。 そうです、わだすがへんなおじさんです。 だっふんだ! あれ? これスタートから半年以上経ってる。 早く終わらせないと。 とかいっているうちに、また新バージョン発表されましたね。 たしかCS6.5ですよね。去年Adobeさんが言ってたから間違いないです。 1年ごとに.5ずつ上げてくんだって。 って、何がCCだー! コラー! まあ、CS6UPGを買ったのに封も開けない私には関係のない話でございます(Illustratorは借りてるだけで使ってない)。 言ったところで何も変わらないので、この辺でおしまい。 さて、Illustratorに「プラグイン」を組み込むと、様々な機能が追加できます。 後付けではなく体を拡張する構造なので、スクリプトよりも高度な処理が可能です。 標準でもできなくはな

    『Illustrator強化作戦 4 -プラグイン-』
  • 『赤字Quest 7』

    ※2010.7.16追記※ このエントリー内で取り上げているスクリプト「OotsukaGirl」の仕様で、現状わかっていることは「選択された文字列の最初の文字に設定・属性が統合される」ということです。 使用環境によっては指定以外の文字の設定が変わりますので、ご使用の際にはご注意下さい〈検証記事リンク〉。 また、このエントリーは「再校時の修正」という設定ですが、以上のことから得体の知れないデータに使うことは避けた方が良いと思われます。 スクリプトの使用は自己責任でお願いいたします。 ※2010.7.17追記※ 修正バージョンがPICTRIXさんのサイトにアップされています〈検証リンク〉。 古いバージョンをご使用の方はご確認ください(新バージョンの作成日は2010.5.1です)。 *************************************** Illustratorの検索置換は

    『赤字Quest 7』
  • 『効率化の弊害』

    mgさま、中綴千頁さま、ご紹介ありがとうございます。お二人ともブログ拝読させていただいております。 最近、能書きが多くてすみません。 能書きついでにもうひとつ。ここ1カ月以上ずっと「効率」だの「自動化」だのとほざいておりましたが、実は効率化と自動化には大きな弊害があります。 DTPも今の世の中と同じで、ムダなものを省き何でも補助してくれるような仕組みになってきています。 例えば、携帯電話のメモリー機能。登録すれば何百件でも瞬時に呼び出せ、押し間違いやド忘れすることもありません。また、グループ化などで使い勝手も考慮されています。 効率化の観点から言えば、何の欠点もありませんが、問題は人間の方にあります。メモリー機能が便利すぎて頼りがちになってしまうのです。 携帯電話が普及する前は少なくとも友達の電話くらい暗記していました。いまは携帯がないと電話をかけることもできません。 これは単純にワタクシ

    『効率化の弊害』
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