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ブックマーク / blog.junkato.jp (2)

  • 科学研究の再現性について

    2018 年 5 月 28 日追記: ヒューマンインタフェース学会の会誌 Vol.20 No.1 にヒューマンインタフェース研究における再現性向上に向けた取り組みと題した寄稿が掲載されました。記事と合わせてどうぞ。 昨年 IPSJ-ONE に登壇した際の記事「情報処理が科学を更新する」では「Science as a Service」というコンセプトを解説し、プログラミング環境技術を伸ばしていった先に、効率的で再現性の担保された科学研究があるという旨を議論しました。 こうした流れについてはもはや止められるものでなく、実際にいろいろな事例を見聞きするようになってきました。ここでいったん、自分から見えている現状をまとめておこうと思います。他にも事例や研究コミュニティをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。 再現できない! 以前の記事で引いたのは2016 年初頭の「生物医科学論

  • コンピュータ科学の博士課程にきて初めて分かったこと4つ

    学部生のころ研究について想像していたことと、実際に修士を修了して博士課程にきて分かった現実の間にけっこうギャップがあったので、この感覚の差を忘れないうちに書いてみます。なお、僕の専門はコンピュータ科学のなかでもユーザインタフェース・Human-Computer Interaction と呼ばれる分野です。他の分野だとまた事情が違うと思うので、その点ご承知おきください。 研究には時間がかかる フルペーパーを書くのは大変 新規性は大きさよりコントラストが大事 研究生活は自律心がないとつらい 研究には時間がかかる 学部生のころは、研究プロジェクト一つ終わらせるのに 1 年以上かかるなんてそんなバカな!と思っていました。実際は成果としてまとめるのに 2 年かかったものもありました。 学部生のころの想像として、アイデアを考えて実装するのに 1-2 ヶ月で、それを論文にして投稿したら終わり!3 ヶ月あ

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