タグ

ブックマーク / doramao.hatenablog.com (23)

  • 「各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと」 - とラねこ日誌

    どらも執筆に参加したが7月25日に発売となります。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4895958981 こんな豪華な名前にどらが混じっていていいの?なんて気持ちにもなりますが、編集の方がいいのだとおっしゃってくれたのでどうどうと紹介いたします。 校正用の原稿で読ませていただきましたが、とても良いです。子供のためだけでなく大人にとっても役に立つような項目もありますので、ぜひ手にとっていただければと思います。 個人的には第4章の「教育」がオススメです。どらの項目はブログ読者様には予想がつくと思いますが、「砂糖」、「玄米」、「マーガリン」です。これも畝山さんが書けばよかったのでは?というのはいってはいけません。 ■目次 第1章 育児 自然分娩が一番いいの? 母乳じゃないとダメ? 体罰って必要でしょうか? ホメオパシーをすすめられました 紙オムツやナプ

    「各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと」 - とラねこ日誌
  • 『「健康食品」のことがよくわかる本』を読みました - とラねこ日誌

    「健康品」のことがよくわかる 作者: 畝山智香子出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2016/01/12メディア: 単行この商品を含むブログ (5件) を見る 品安全情報ブログでお馴染み、畝山さんの新刊を読みました。 前作「安全なべものってなんだろう?放射線と品のリスクを考える」については以前書評をかいておりますが、前作同様読み手をある程度選ぶだと思いました。 予備知識がない方がタイトルを見て手にとっても、あーわからないとすぐに戻してしまいそうな印象はあります。 畝山さん自身、薬剤師の方に読んで欲しいとおっしゃってますし、どらねこも栄養士の方に読んで欲しいというような、それぞれ品や体内で生理作用を発揮するような成分と健康についてお話しする立場の人に読んで欲しいだといえるでしょう。 なので、「健康品のお話をする機会のある人が健康品のことをわかるために読んでおくと良い

    『「健康食品」のことがよくわかる本』を読みました - とラねこ日誌
  • ○○何個分の栄養が詰まった食品は△△何個分なの? - とラねこ日誌

    ネタ記事です ■マグロ9皿分 先日、なんとなくテレビを眺めていたらいわゆる健康品の宣伝が流れてて「またいつものやつかぁ」なんて思っていたら、あんのじょういつものパターンなんだけど例えがあまりにもアレだったので感心をしたのでした。 内容はこんな感じです。 私たちの体を若々しく保つのにたいせつな栄養素DHA、1日の必要量1g*1をとるためにはマグロのお刺身だと9皿分もべなければなりません。 それが「○○」(いわゆる健康品の商品名)なら1日わずか6粒で、1日に必要なDHAをとることができるんです! なるほど、9皿分もべるのは難しいからサプリメントでとりましょう、というわけだ。納得、納得・・・していいの? ここで納得しては業者さんの思うつぼです。 マグロはDHAが豊富な品であるというイメージ*2がありますが、DHAは多価不飽和脂肪酸に分類される油であり、赤身のような脂肪の少ない部位にはあ

    ○○何個分の栄養が詰まった食品は△△何個分なの? - とラねこ日誌
  • アンチ食育管理栄養士が食育本を書きました。 - とラねこ日誌

    ■管理栄養士パパの親子育BOOK を書きました。2015年7月25日が発売予定日です。 http://www.amazon.co.jp/dp/4895958825 ニセ栄養学を批判するようなではなくて、親子向けの実用的な栄養事のなのですが、ちょっとした応用行動分析の手法を採り入れた事環境の提案をしてみたり、コラムの内容はブログ読者がニヤリとしてくれるような内容を盛り込んでみましたのでブログの読者にも喜んで頂けるのではないかと思います。 自分の中でのキャッチフレーズは、アンチ栄養士の育BOOKでして、「○年間待って下さい。当の育をお見せしますよ」と、現在の育に見られる問題と考えられる点に対し、ようやく批判だけで無くどらねことしてまとまった形で提案ができたと思ってます。 ニセ栄養学と呼ばれるような根拠のない健康栄養情報に対しても、そもそも不安が解消されれば手を伸ばす必

    アンチ食育管理栄養士が食育本を書きました。 - とラねこ日誌
  • 「ニセ医学に騙されないために」を読みました(書評の名を借りたリンク集) - とラねこ日誌

    メタモル出版刊行書評シリーズの最後は予想通りだと思いますがNATROMです。 小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK http://d.hatena.ne.jp/doramao/20140608/1402205507 産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK http://d.hatena.ne.jp/doramao/20140625/1403676922 「ニセ医学」に騙されないために-危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!- ■紹介するよりも 当初は前の2冊と同じように書評を書いて皆様にもおすすめですよぉ〜と、しめようとおもっていたのですが、それってあんまり意味がないんじゃないかな? とも思うようになりました。 だって、とらねこ日誌を読んでいる人でNATROMの日記を読んでいないという人はあまりいないでしょうからね。 というわけで、NATROMさんの事を知っているとい

    「ニセ医学に騙されないために」を読みました(書評の名を借りたリンク集) - とラねこ日誌
  • 謎解き超科学が発売されました - とラねこ日誌

    ついに「謎解き超科学」が発売となりました。どらねこも道良寧子(みちよし ねこ)として、どんな反響があるかしらとドキドキしております。24日の夜現在、都内の大型書店を除くと入手しにくい状況(ネット書店も)にあるようですが、問い合わせをして頂ければ店頭にも並ぶ可能性も増えますので、ニセ科学対策的にも協力頂ければ嬉しいところです。勿論、どらねこの売れて欲しぃ〜という卑しさも含まれております。 まだ手にしていない人がほとんどと思いますが、今回はの中身にもすこし言及した感想などを書いてみようと思います。 目次や各項目についてはASIOS公式ブログを参照していただければと思います。 http://asios-blog.seesaa.net/article/377956190.html 購入については出版社のページからオンライン書店へのリンクがありますので、よろしくお願いします。 http://www

    謎解き超科学が発売されました - とラねこ日誌
  • ニセ科学を検証する一冊「謎解き 超科学」が発売されます - とラねこ日誌

    彩図社から、『謎解き 超科学』というが10月25日頃発売されます。 価格は1400円+税で、全国書店及び一部コンビニエンスストアでも販売されます。 こちらの表紙を目印に、見かけたら是非手にとってやって下さい。 ■どうしてどらが宣伝? ニセ科学問題を憂うから、みたいな立派な心がけではなくて、今回取り扱う31項目の超科学(に於けるニセ科学の表現)のウチ4項目の執筆をどらねこに担当させてくださいましたので、渾身のチカラを込めて(込めたから内容の良さを保証するモノでは無いが)書かせて頂きました。 内容はこのブログの愛読者の方にはおなじみのものですが、過去記事の焼き直しなどではなく、新たに調査しなおし、背景なども存じ上げない方を想定したものとしたつもりです。ニセ科学は社会のリソースを奪うだけでなく、社会的弱者をい物にするものも存在します。そうしたものが実態を認識されないまま広がってしまう事を放

    ニセ科学を検証する一冊「謎解き 超科学」が発売されます - とラねこ日誌
  • カット野菜は便利だけどダメなの?と葛藤しなくてよいワケ - とラねこ日誌

    ※8月15日16:15追記。栄養素が残る事を客観的に示していないと、ツイッターなどで意見がみられましたので、気になる方は追加したこの脚注*1を参照して下さい。 「It Mama」というウェブサイトに掲載されている 「野菜不足を感じても「カット野菜」だけはやめた方がいい理由」 という記事を読んだ。 記事より フードプロデューサーの南清貴さんは、著書『じつは体に悪い19の習慣』で「カット野菜は、もはや野菜にあらず!(中略)たとえ野菜不足のときでも、私はべない方がいいと断言します」と主張しています。 南さんのプロフィールはご自身のウェブサイトに掲載されております。 最新の栄養学を徹底的に学んだそうですが、どこでどのように学んだのかは気になるところではあります。 ■どうしてべない方が良いの? 南さんがカット野菜はべない方が良いとする理由はどのようなものなのでしょうか。 記事より 南さんが「

    カット野菜は便利だけどダメなの?と葛藤しなくてよいワケ - とラねこ日誌
  • 食育のすすめが勧められないワケ - とらねこ日誌

    当は危うい(?)育の推進 育という言葉をご存じでしょうか? 2005年に育基法が成立し、文化生活、と健康の関連性などについて家庭だけではなく、教育機関や地域とも連携を行い子供達に教育を推進するという事になりました。これにより新たに栄養教諭と呼ばれる管理栄養士(栄養士)の資格を持つ教員が配属されるようになりました。 こうした動きにともない、育をテーマにしたなどが多数刊行されたのですが、その中には育とは名ばかりの根拠のない習慣の押しつけや、栄養学的に妥当でない内容を含む物も多く見られました。そんなわけで、どらねこは「育」という文字を見ると身構えてしまいます。 育関連のオカシナ主張などの具体例については「育とか」タグのある記事を読んでいただければ、そんな気持ちになった理由も分かっていただけるかと思います。 →http://d.hatena.ne.jp/dora

    食育のすすめが勧められないワケ - とらねこ日誌
  • リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(後編) - とラねこ日誌

    (前編)はこちら→http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130618/1371549428 ※注意※ 前編記事中にある腐らん病対策の高分子吸収体ですが、効果が無いと考えられているとコメント欄でご指摘頂きました。この件についてHさんは効果が無いのであれば止めようと思う。早いうちに効果が無いことが分かったのはラッキーです。ちなみに周辺の農家は自分のところの他の園地ではどろ巻き法をやっています、とお話し頂きました。 前編では「実は無農薬には魅力がある」と語ってくださったHさん。では、どうして無農薬に挑戦しないのでしょうか。 ■無農薬には魅力がある? ど:魅力があるのに挑戦しないというのはやっぱりリスクがあるんですよね。 Hさん:ええ、無農薬無肥料の定義はおいといて、木村さんが推奨されている農薬散布なしに大きなリンゴを実らせた事自体はすばらしいと思いますよ。だけど、木村さ

    リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(後編) - とラねこ日誌
  • リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(前編) - とラねこ日誌

    ■弘前市のリンゴ農家へ 最近なにかと話題の「奇跡のリンゴ」ですが、どらねこは映画化以前から興味を持って木村秋則さんの主張や栽培法などの情報を調べたりしておりましました。といっても、興味の対象は「宇宙人に会った」とか、「バクテリアのおかげか自然栽培のお米からは放射線が出ない」といったリンゴ栽培そのものではない部分についてのものでした。 映画化されるとなるとインパクトは大きいようで、普段は話題にならなかったリンゴの無農薬栽培についての話題をちらほら目にするようになりました。あくまで個人の成功例にとどまればよいのですが、映画を見たひとが、なんで危険な農薬を他の農家はやめないの?とか、木村さんの行う農法があたかも理想のように考える人が増えやしないか心配になってきました。 しかし、どらねこはリンゴについては素人です。これは一度リンゴ園を見学して業の方からおはなしを伺うべきじゃあないか、と思っていた

    リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(前編) - とラねこ日誌
  • EMを採用の判断ってどんなものだろう? - とラねこ日誌

    地方紙発だけど、ネット上で話題になった、朝日新聞の長野記者が書いた記事を読んで少し考えた事を書いてみようと思います。内容は、効果が実際にはなさそうであるEMを良い物として公的機関が無批判に奨めてしまい、その結果教育の現場でも十分な検証無く取り組みが実施されているという状況を批判したものです。 ■EM教育の現場に 朝日新聞デジタル: EM菌 「効果疑問」 検証せぬまま授業-マイタウン青森より http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001207030003 「EM菌」という微生物を川の水質浄化に用いる環境教育が、県内の学校に広がっている。普及団体は独自理論に基づく効果を主張するが、科学的には効果を疑問視する報告が多い。県は、効果を十分検証しないまま、学校に無償提供して利用を後押ししている。あいまいな効果を「事実」と教える教育に、批

    EMを採用の判断ってどんなものだろう? - とラねこ日誌
  • 腸が長いのは気のせいです - とラねこ日誌

    (この記事はどらねこ日誌に2009年04月15日掲載したものを加筆修正したものです) ■気になるTOSS育 「水からの伝言」、「EM菌」、「親学」などなど根拠の怪しい話を教育の現場に持ち込む事でどらねこが注目をしているTOSSの教育案ですが、「育」カテゴリにも怪しい物が幾つかあります。今回はその一つ、和の良さについて述べた授業案の問題点を「腸の長さ」をキーワードに言及したいと思います。 和の良さ http://homepage2.nifty.com/gty/syokuiku.htm 河田孝文氏実践の修正追試 これは新谷弘実氏の著書等を参考にしながら肉の危険性を示し、日人にとっては和こそが適した事なのですよ、と子供に教え込むためのTOSSの育授業案です。この授業案の問題点を列記すればキリの無いほどですが、大きな二つ問題があると思います。 一つ目は根拠に乏しい書籍を鵜呑みにし

    腸が長いのは気のせいです - とラねこ日誌
  • 小麦戦略でお米が衰退したのか【後編】その2 - とラねこ日誌

    いよいよ最終回です。前回はキッチンカー事業がある生活を生みだすきっかけとなったまで書きました。ではその生活っていったいなんでしょう? 小麦戦略でお米が衰退したのか【前編】 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111122/1321960469 小麦戦略でお米が衰退したのか【後編】その1 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111204/1322967738 ■日生活の誕生 キッチンカー事業は、米と塩辛い漬け物ばかりバクバクべるような偏った習慣の人々に、麺類やパンを導入することで、多様なおかずをべる習慣を持ってもらいたいと意図して始まったものでした。ところが、ここにひとつの誤算があったようです。 同書 p40より 国の予想とは違い、米と一緒に様々なおかずをべる新しい習慣が生まれましたが、昭和50年代以降、日

    小麦戦略でお米が衰退したのか【後編】その2 - とラねこ日誌
  • 小麦戦略でお米が衰退したのか【後編】その1 - とラねこ日誌

    前回に引き続き、『荻原由紀著、パンとアメリカ小麦戦略「べき論」に惑わされないために』を引用しながら、お米離れとアメリカの農業戦略等の関係などを検証していきたいと思います。前回はパンが広まったことがお米の消費がへってしまった主な原因であると謂う説をデータを見ながら検証すると、どうやら的外れなのかな?そんな感触をつかみました。【後編】ではアメリカの小麦戦略とされるキッチンカー事業など国のパン普及に向けた取り組みの実態などを検証していきます。今回も引用多めに紹介していこうと思います。果たしてどんな実態であったのでしょうか? ■そもそも伝統って? 日は『みずほ』の国で、昔からご飯を主としてべてきた、そのような話をならったり、耳にした記憶のある方もいらっしゃると思いますが、実際はどのようなものであったのでしょう。日とひとくくりにして語られる事が多いのですが、日とひとくちに謂ってもは全国

    小麦戦略でお米が衰退したのか【後編】その1 - とラねこ日誌
  • 小麦戦略でお米が衰退したのか【前編】 - とラねこ日誌

    荻原由紀著、パンとアメリカ小麦戦略「べき論」に惑わされないために【前編・後編】と謂う専門誌掲載の記事を読みました。これは技術と普及*1と謂う雑誌の2006年10月号から11号にかけて掲載されたものです。 どらねこがどうしてこの記事を読んだのかと謂うと、過去にとても興味深いと思って紹介した論文の著作者によって書かれたものだからです。いつか読みたいな、と思っていたのですが、入手することが出来たので早速読み進めてみました。前回同様、これも一般の方が目にする機会はまずないだろうと思います。それではあまりにももったいないですから、書評ではあるものの、記事の内容を引用多めに紹介したいと思います。 ■そのまえに パンとアメリカ小麦戦略とはいったいどのようなモノなのでしょうか? 第二次世界大戦後、経済的に疲弊し料事情も悪化していた日に、経済的援助をエサに日の主を小麦に変えてしまおうと謂うアメリカ

    小麦戦略でお米が衰退したのか【前編】 - とラねこ日誌
  • 文化よりも優先されるものがあると思う - とラねこ日誌

    ECO JAPNA というサイトに掲載されていた6月18日の記事、いつまで続く「魚民族日人」という記事を読みました。 昨年、農林中央金庫が30代主婦に行ったアンケートでは、70%の主婦が「自分で魚をおろすことはない」と答え、その理由として「おろし方がわからない」「料理が面倒」「後片づけが面倒」「魚の匂いを残したくない」「魚が気持ち悪い」をあげている。とりわけ「魚が気持ち悪い」には驚かされた。日々苦労して大海に魚を追う漁師たちがこれを聞いたらどう思うだろうか。の新人類出現、などと言って済まされる話ではない。もはや出刃包丁も煙も立たない台所が多数派で、「尾頭付」「年取り魚」「サンマの煙」などの言葉は死語と化している。小中高生にアンケートをとれば、相変わらず嫌いなメニューのNo.1は「魚料理」。魚を気持ち悪いと感じる親から魚好きが育つわけはないのである。 しかし一方で、健康ブームや育の影

    文化よりも優先されるものがあると思う - とラねこ日誌
  • 塩分とりすぎで何が悪いの?−塩のあれこれQ&A− - とラねこ日誌

    高血圧予防のために減塩をしましょう。これは事指導の現場では良く聞かれるお話です。でも、薄味の事って味気なかったりするんですよね。健康には気をつけたいけれど、どこまで注意したら良いモノなのでしょうか。それとは反対に汗がしたたり落ちるような猛暑では、熱中症予防のために塩分と水の補給が推奨されていたりします。 塩は減らせ、いや夏は補給するべき、いや、伝統的な調味料の塩分は体に悪影響は無い!など様々な情報が飛び交っており、一体どうしたらよいの?と悩んでしまうヒトもいらっしゃるかも知れません。 今回はそんな疑問にどらねこがQ&A方式で回答するエントリです。(回答内容は個々人の身体状況等により、当てはまらない場合がありますので、どうぞご注意下さい) ■基的(?)質問 Q1:塩とナトリウムは同じものなの? A1:ちがうものです 塩は用に精製された塩化ナトリウムの事をいいます。大部分を塩化ナト

    塩分とりすぎで何が悪いの?−塩のあれこれQ&A− - とラねこ日誌
  • きのこと漢字 - とラねこ日誌

    キノコの名前を表記する場合、通常カタカナを用いますが、昔から知られているキノコについては名前に漢字があるものが結構存在します。すぐに思いつくのはシイタケ=椎茸でしょうか。シメジは占地ではなく、湿地と表記されます。湿った地面に生えるからでしょうが、個人的には地面にずらーっとキノコが占めている様子に憧れてしまいます。 今まで紹介してきてキノコにもやっぱり漢字表記があるのですが、カタカナとは違った印象を漢字から伝わってくるのが個人的にはとても面白く感じます。そんなわけで、ちょこっとご紹介させて貰います。あ、今回は特にオチもないテキトーなネタ的記事なのでどうぞご笑覧ください。 馬鹿松茸 もう、なんかそのもので、こっちがスミマセンってかんじです。 橅針茸 橅の木に生える子実層托(シイタケならヒダの部分)が針のキノコ。 乳茸 乳液を出すキノコ。 乳泡茸 若いキノコを傷つけると乳液を分泌するのだ。乳を出

    きのこと漢字 - とラねこ日誌
  • 食中毒に思う事(後編) - とらねこ日誌

    前回の続きです ■病原性大腸菌 腸管出血性大腸菌O157や0111とはどんなものなのでしょう。まず、こちらを見て下さい。 集団感染、死亡者が出たことで話題になったO157やO111は上の図では腸管出血性大腸菌に分類されます。O157でなくてもベロ毒素を産生するモノも存在します。O157は全体の8割ほどとされており、腸管出血性大腸菌の代表といえるでしょう。同じ大腸菌でも、ヒトの常在菌から病原性を持つものまで様々です。危険な病原性を持つ大腸菌を牛が健康保菌している事が多いことが知られております。そのため、市販される牛乳では、大腸菌群陰性である事が求められております。安心して飲んで下さい。 さて、腸管出血性大腸菌の恐ろしさは、その子供に対する危険性だけではなく、中毒を起こすのに必要な菌数が非常に少ないことです。サルモネラや腸炎ビブリオなどでは数十万〜数百万以上に菌が繁殖した品をべなければ発

    食中毒に思う事(後編) - とらねこ日誌