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ブックマーク / hanabun.press (34)

  • 【タイムトラベラーGUTAI探偵】「真夏の太陽」の巻|その1「時間旅行の地図」 | 花形文化通信

    【タイムトラベラーGUTAI探偵】「真夏の太陽」の巻|その1「時間旅行の地図」 2024.06.05 art > column > trip 具体美術協会, 具体, GUTAI 1955年7月25日—8月6日 兵庫県芦屋市 芦屋川沿い松林の公園 「真夏の太陽にいどむ モダンアート野外実験展」 文・塚村真美 はじめに___今までになかった絵をかけ このシリーズは、1954—1972年に大阪と阪神間を拠点に活動した美術グループGUTAIの面白さやその芸術的意義を具体的に知るために、探偵がタイムトラベルして、現場の様子を探っていくという企画である。近年、国内外でGUTAIの展覧会が開催されているが、作品が並んでいるのを眺めただけでは、なかなかその芸術性はわかりにくい。また現存しない作品も多い。そこで、実際にその時代のその場に行って体験してみたい、と思ったわけである。 |そもそもGUTAIとは そ

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  • 主張はない、意見は言う、祝祭する、そして書く—永原康史 | 花形文化通信

    京都dddギャラリー「永原康史——時間のなかだち:デザインとNFTの邂逅」で。(2024年3月29日) 京都dddギャラリーで2024年3月27日―5月26日(日)に開かれている展覧会「永原康史――時間のなかだち:デザインとNFTの邂逅」。それは選り抜きの回顧展とNFTプロジェクトが並行している展覧会。早い時期から、Macで遊ぶようにデザインしてきた永原康史さんが、続々と登場してきた電子メディアの特性を生かして、実験的な作品に次々に取り組んできたことが、展示から伝わってくる。紙や電子のブックデザイン、ランダムなタイポグラフィ、国際的なイベントや展覧会のプロジェクトなど。「僕たちの仕事は第一印象をつくること」というグラフィックデザイナーの永原さんに、展覧会のデザインの仕事について、そして、今取り組んでいる執筆の仕事について話を聞いた。永原さんの仕事の流儀がみえてくる。(塚村真美) スナーク

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  • 新しいメディアを次々にデザインしてきた — 永原康史 | 花形文化通信

    京都dddギャラリー「永原康史——時間のなかだち:デザインとNFTの邂逅」で。(2024年3月29日) 【インタビュー】グラフィックデザイナー 永原康史 その1/2 京都dddギャラリーで2024年3月27日―5月26日(日)に開かれている展覧会「永原康史――時間のなかだち:デザインとNFTの邂逅」。グラフィックデザイナー永原康史さんは、1984年からMacを使ったデザインに取り組んできた。コンピュータでデザインするのは今では当たり前だけれど、それがまだ仕事で使えるかどうかわからない早い時期から、永原さんはMacで遊ぶようにデザインしてきた。『花形文化通信』では、1994年のno.56から97年のno.100までのデザインをお願いし、それまでの紙の版下入稿から、デザインデータのフロッピー入稿に変わった。永原さんはエディトリアルやブックデザインのほか、電子メディア、展覧会のプロジェクトに関わ

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  • 【ベアーズ・クロニクル】no.20「アイドルイベントも、アンデパンダンに出たい人は誰でも出れる場を作ろうと思った!」保山ひャン | 花形文化通信

    HOME interview 【ベアーズ・クロニクル】no.20「アイドルイベントも、アンデパンダンに出たい人は誰でも出れる場を作ろうと思った!」保山ひャン 【ベアーズ・クロニクル】no.20「アイドルイベントも、アンデパンダンに出たい人は誰でも出れる場を作ろうと思った!」保山ひャン 2022.08.03 interview > music ベアーズ, 保山ひャン ──保山ひャンってそもそもいまのような活動を始めたのはいつになるの? 保山 大学を卒業してすぐかな。 ──大学は関西学院大学ですよね。卒業したのは1982年春で合ってますか? 保山 たぶん。82年秋、嶋昭三さんがJR甲子園口近くでやってたアートスペースで「『新しい世代の実験展』ってのをやるから、何かせぇへん?」って誘われて、作品いっぱい出してパフォーマンスも初めてした。ミニコミみたいなのを作り出したのもそのとき。コンセプトや文

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  • 【ベアーズ・クロニクル】no.21「待ち合わせの約束をベアーズの受付にして ライヴを観ずに帰ったことも。」アリスセイラー | 花形文化通信

    ──ベアーズ初体験はいつになるの? アリス いつやろ? ──1988年9月の「死ののど自慢」にはアリスセイラーの名前が出てる。 アリス ノイズをバックに好きな歌をうたうってのやろ。その前にお客さんで行ってた気がするけど。 ──「死ののど自慢」では何を歌ったの? アリス 原田知世の「天国にいちばん近い島」。この頃、PBCのジャン・ピエール・テンシンって人とつき合っててん。この日はジャンくんが上京する前の日で。直前まで引越荷造りの手伝いをしてた。ベアーズに行ったら、始まってて。泣きながら歌ったの憶えてるわ。 ──「明日、東京に引越すんです」ってジャンくんの言葉が記憶の底から蘇ってきた。昆蟲同盟ソラリスの「ソラリスの母」としても知られるアリスちゃんですけど、そういう物語があったんやね。 アリス 昆蟲同盟ソラリスは「上方漫才血まつり」にもよく出てた。わたし、芸人のみんなから「アリス姉さん」て呼ばれ

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  • 【ベアーズ・クロニクル】no.19「刺激を欲した場所、世界観を広げてくれた場所、 仲間と出会った場所」エスカルゴ | 花形文化通信

    HOME interview 【ベアーズ・クロニクル】no.19「刺激を欲した場所、世界観を広げてくれた場所、 仲間と出会った場所」エスカルゴ 【ベアーズ・クロニクル】no.19「刺激を欲した場所、世界観を広げてくれた場所、 仲間と出会った場所」エスカルゴ 2022.06.17 interview > music バンド, ベアーズ, エスカルゴ, ダブルボギーズ ──手もとの資料を調べるかぎり、ダブルボギーズのベアーズ初ライヴは1988年の11月26日ですね。 エスカルゴ そのころ、確かエッグプラントと併行して出させてもらってるはずです。エッグが89年末になくなって。その受け皿として、ベアーズに流れるバンドもいれば、ほかのライヴハウスに流れる人もいた……。 ──その前はというと? エスカルゴ ボクはもともと京都のはずれ、木津川出身なんで。遅めなんですけど、高校3年になって初めて大阪・寺田

    【ベアーズ・クロニクル】no.19「刺激を欲した場所、世界観を広げてくれた場所、 仲間と出会った場所」エスカルゴ | 花形文化通信
  • 【ベアーズ・クロニクル】no.22「お客さんも出演者も何かを探してるような人たち」 KKラングレー(略称:河合) | 花形文化通信

    【ベアーズ・クロニクル】no.22「お客さんも出演者も何かを探してるような人たち」 KKラングレー(略称:河合) 2023.03.31 interview > music ベアーズ, スカム, KKラングレー, ウルトラファッカーズ, スカムナイト スカム(SCUM)をやる人=スカマーの提唱者。 ベアーズの底の底に沈む汚泥の中にキラリ光るものを見つけた。 (監修:山精一/取材・構成:石原基久) ──まずベアーズにたどり着くまでを教えてください。 河合 1990年春に大阪芸大に入学したんですよ。一応芸術学部建築学科。 ──同期というと? 河合 モブ・ノリオ、赤犬とかですね。学科はそれぞれ違いますけど。何で芸大やと言われたら、士郎正宗というマンガ家が高校のころ(1980年代後半)、人気絶頂だったんですよ。フールズメイトで、大野(雅彦)さん、(吉田)ヤスシさん、フィリップ君とかが芸大と知って受

    【ベアーズ・クロニクル】no.22「お客さんも出演者も何かを探してるような人たち」 KKラングレー(略称:河合) | 花形文化通信
  • 細馬宏通 | 花形文化通信

    HOME 細馬宏通 細馬宏通 column column 【東京なでなで記】「おしゃべり階段」 文・細馬宏通... 2022.09.18 column column 【東京なでなで記】「の挨拶」 文・細馬宏通... 2022.07.28 column column 【東京なでなで記】「の谷」 文・細馬宏通... 2022.01.07 column column 【東京なでなで記】「と暗渠」 文・細馬宏通... 2021.10.07 column column 【東京なでなで記】「渦に魅入られて」 文・細馬宏通... 2021.08.20 column column 【東京なでなで記】「口から垂れる」 文・細馬宏通... 2021.06.15 column column 【東京なでなで記】「一反の江戸更紗」 文・細馬宏通... 2021.05.14 column column 【東京な

  • インタビュー細馬宏通 人間行動学者(滋賀県立大学教授) | 花形文化通信

    EVさん、かえるさん、細馬さん。 細馬さんは、人間行動学が専門の教授です。でも、それだけじゃなくて、「かえる目」というバンドで歌を作って歌ったり、テレビドラマや映画やアニメの批評をしたり、テレビに出演したり。忙しそうで楽しそう。いったいどうして、そんなにいろいろなことをするようになったのか。彦根にいる細馬さんを訪ねました。(塚村真美) 僕ひとりやないんや 細馬 僕は客観的に自分のやってることが面白いかどうかわからないんですよ。 ――細馬さんは90年ごろ「国際バカスタック協会」の人でした。バカやってるけどカシコイ系で絵や動きにはかわいさもありました。 細馬 自分たちはめちゃ面白いと思ってやってるけど、この自分が面白い感覚を表に出したときに、誰かが面白いと思うのか、ということはまあ、わからない。で、たぶんネットがなかったらそのままだったと思うんですよね。自分でめちゃ面白いと思って作ってて、それ

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  • 幻の“超展開バレエ漫画” 谷ゆき子の発掘と完全復刻 — 図書の家 | 花形文化通信

    幻の“超展開バレエ漫画” 谷ゆき子の発掘と完全復刻 — 図書の家 2022.04.26 book > interview 図書の家, 小西優里, 卯月もよ, 岸田志野, 谷ゆき子, 超展開バレエ漫画 【インタビュー】「図書の家」小西優里さん、卯月もよさん、岸田志野さん その5/6 バレエ漫画というジャンルの中に、谷ゆき子作品という異色の存在があります。1960年代から70年代にかけて少女だった人には、『小学一年生』などの学年誌で長年連載され、大人気だった谷先生のバレエ漫画を楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。今回は『超展開バレエマンガ 谷ゆき子の世界』(立東舎)の企画編集や、『バレエ星』『まりもの星』『さよなら星』の完全復刻版を手がけた「図書の家」の3人に、その“超展開”な魅力を語っていただきました。(丸黄うりほ) 谷ゆき子先生はバレエ漫画を描きたくなかった? ——「図書の家」の

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  • 『総特集 水野英子 自作を語る』を企画編集した「図書の家」の3人に聞く | 花形文化通信

    『総特集 水野英子 自作を語る』を企画編集した「図書の家」の3人に聞く 2022.01.25 book > interview 図書の家, 水野英子, 小西優里, 卯月もよ, 岸田志野 【インタビュー】「図書の家」小西優里さん、卯月もよさん、岸田志野さん その1/6 少女漫画を読者の視点から研究し、紹介する少女漫画ラボラトリー「図書の家」。現在のメンバーは、小西優里さん、卯月もよさん、岸田志野さんの3人。大阪府、福島県、神奈川県と離れた場所に住む3人の女性が出会ったのは、90年代のパソコン通信だったといいます。とにかく少女漫画が好きな人同士が趣味によってつながり、さらにそれが高じてお仕事になった「図書の家」というチームの、ポテンシャルとパワー、そしてその成果を伝えていきたいと思います。第1回は、「図書の家」が編集した新刊『総特集  水野英子  自作を語る』(水野英子著、河出書房新社、202

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  • 東京なでなで記 | 花形文化通信

    HOME 東京なでなで記 東京なでなで記 【東京なでなで記】「脱線と雑談」 文・細馬宏通 2024.04.15 【東京なでなで記】「おしゃべり階段」 文・細馬宏通 2022.09.18 【東京なでなで記】「の挨拶」 文・細馬宏通 2022.07.28 【東京なでなで記】「の谷」 文・細馬宏通 2022.01.07 【東京なでなで記】「と暗渠」 文・細馬宏通 2021.10.07 【東京なでなで記】「渦に魅入られて」 文・細馬宏通 2021.08.20 【東京なでなで記】「口から垂れる」 文・細馬宏通 2021.06.15 【東京なでなで記】「一反の江戸更紗」 文・細馬宏通 2021.05.14 【東京なでなで記】「ブルーにこんがらがって」 文・細馬宏通 2021.04.01 【東京なでなで記】「蟄居の日々」 文・細馬宏通 2021.02.28 1 2 3 次ページ

    東京なでなで記 | 花形文化通信
  • 【ベアーズ・クロニクル】no.8 「ベアーズが大阪のCBGBとちゃうのん!」 東瀬戸悟 | 花形文化通信

    【ベアーズ・クロニクル】no.8 「ベアーズが大阪のCBGBとちゃうのん!」 東瀬戸悟 2020.03.08 interview > music japanoise, バンド, レコード, 音楽, ベアーズ, 東瀬戸悟, 阿木譲, ジャパノイズ 誰が言ったか知らないが、〈ノイズ伝道師〉東瀬戸悟。 ああノイズの民よ。耳の穴かっぽじってよくお聞き! 鍛えられたトークは伊達じゃない!! (監修:山精一/取材・構成:石原基久) ──東瀬戸悟さんはフォーエバーレコーズ難波店の店長ですよね。 東瀬戸 社会人になってもう40年近くになるけど、ずっとレコード屋勤務です。最初の5年は梅田・東通り商店街にあったLPコーナー。EYEちゃん(山塚アイ)とかもこの頃からの知り合い。フツーにお客さんとして来てたからね。 それが1987年暮れに阿木(譲/故人)さんに「新しい店(『シャールプラッテン・ノイ』)を始めるか

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  • 【ベアーズ・クロニクル】no.17「なんでステージの床張り替えへんのやろ? ふとした疑問」山野直子(少年ナイフ) | 花形文化通信

    HOME interview 【ベアーズ・クロニクル】no.17「なんでステージの床張り替えへんのやろ? ふとした疑問」山野直子(少年ナイフ) 【ベアーズ・クロニクル】no.17「なんでステージの床張り替えへんのやろ? ふとした疑問」山野直子(少年ナイフ) 2021.11.12 interview > music バンド, ベアーズ, 少年ナイフ, ゼロレコーズ, 保山ひャン, エッグプラント ──結成40周年おめでとうございます。 山野 ありがとうございます(笑)。 ──少年ナイフのベアーズ初ライヴっていつになります? 山野 1990年の10月28日(日)が初ベアーズですね。つけてたノートにはお客さん81人とも記録してある。うちはバンドの歴史も長いんで、昔のことを聞かれるときは下調べをするんですよ。少年ナイフはその翌年の春に日クラウンからメジャー・デビューすることになってたから、そのラ

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  • 【ベアーズ・クロニクル】no.16「世界が違うというか、違う国で働いてるみたいな感じがした」道下慎介 | 花形文化通信

    【ベアーズ・クロニクル】no.16「世界が違うというか、違う国で働いてるみたいな感じがした」道下慎介 2021.09.10 interview > music バンド, ベアーズ, 道下慎介, 姫路マッシュルーム, オシリペンペンズ, ベアリズム, U.F.O.CLUB 姫路マッシュルームから難波ベアーズを経て 東京・高円寺U.F.O.CLUB……。わらしべ長者のような旅はまだまだ続く。 (監修:山精一/取材・構成:石原基久) ──道下(慎介)くんのベアーズ・デビューはいつになるの? 道下 高校生の時(1995年)です。話はちょっと遡るんですけど、ボクは姫路生まれで、ビートルズのコピー・バンドを始めて。まずは地元のマッシュルームに出たんです。マッシュルームってその頃、高田渡さん、三上寛さん、友部正人さん、あと裸のラリーズの水谷孝さんなんかも出てた。すごくないですか? そんなマッシュルーム

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  • 【ベアーズ・クロニクル】no.15「一番おもしろいこと、過激なこと、ほかじゃまるっきりできなかったことを やれた現場」JOJO広重 | 花形文化通信

    HOME interview 【ベアーズ・クロニクル】no.15「一番おもしろいこと、過激なこと、ほかじゃまるっきりできなかったことを やれた現場」JOJO広重 【ベアーズ・クロニクル】no.15「一番おもしろいこと、過激なこと、ほかじゃまるっきりできなかったことを やれた現場」JOJO広重 2021.07.19 interview > music バンド, ベアーズ, JOJO広重, アルケミーレコード, ノイズ, 非常階段 ──非常階段のベアーズ初登場は『非常階段』によると1988年9月15日となってるんですが、憶えてますか? 広重 全然憶えてない。 ──UFO OR DIEとの対バンで『BURN OUT DREAMERS』って企画だったらしい。 広重 88年だとエッグプラントがまだあったんで、基的にエッグプラントに出てたから。山(精一)くんか(山塚)EYEちゃんに誘われて出たん

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  • 【ベアーズ・クロニクル】no.14「視点を変えてみることはベアーズで覚えた」藤山正道 | 花形文化通信

    【ベアーズ・クロニクル】no.14「視点を変えてみることはベアーズで覚えた」藤山正道 2021.04.07 interview > music バンド, 山精一, 音楽, ベアーズ, 藤山正道, スパナ 「ベアーズ歴代随一の使えない男」という自己評価は 違う視点から見れば、あれもこれも役に立つことばかり。 (監修:山精一/取材・構成:石原基久) ──いくつになったの? 藤山正道(ふじやま・しょうどう) 47歳。「ベアーズ・クロニクル」にこれまで登場した人って全員正社員だったから。ボクに声はかからないと思ってたんですよ。ボクだけじゃないですか、バイトって。 ──そうなの? スタッフにそういう線引きがあったとは知りませんでした。 藤山 ほかの人たちはきちんと給料もらってましたもん。ボクは正真正銘のバイト。それも取っ払いの日雇いバイトでした。 ──まあまあ(笑)。まずはベアーズのスタッフにな

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  • 【ベアーズ・クロニクル】no.13「“今日あいてる” “あいてます” “そしたら……” みたいな感じ」池永正二 | 花形文化通信

    【ベアーズ・クロニクル】no.13「“今日あいてる” “あいてます” “そしたら……” みたいな感じ」池永正二 2021.02.19 interview > music バンド, 山精一, 音楽, ベアーズ, 池永正二, あらかじめ決められた恋人たちへ ──池永くんは、「あらかじめ決められた恋人たちへ」(以下、「あら恋」と略)で出てたのがベアーズとの関わりの発端になるの? 池永 あら恋の前ですね。ボクは大阪芸術大学に行ってて。当時、山(精一)さんのやってるバンドとか、有なんかのTAG RAG周辺のバンドが好きだったんです。それで、ベアーズに出たいってのがあって。大芸同期の柴田(剛)くんとやってたトーチカ・ウォーマー・ダイエットってバンドのデモテープを持って行ったんですよ。音はトゥルーマンズ・ウォーターみたいな感じを狙ってました。ちょっと語感が似てるでしょ。そしたら、山さんから直接電話

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  • 【インタビュー】巻上公一 ヴォーカリスト(ヒカシュー) その3/6 | 花形文化通信

    ヒカシューの最新アルバム『なりやまず』はほぼ即興録音。その録音スタイルのルーツは『転々』(2006年)にありました。では、ヒカシューの即興指向はいつごろからはじまったのでしょうか? 今回の話題はヒカシューのデビュー当時(1979年)、さらにはデビュー前(1974年)のロンドンにまでさかのぼります。当時の破天荒なライブパフォーマンスとは?プロデューサーとの関係は?知られざるエピソード満載、プログレ、ニューウェーブファンも必読です!(丸黄うりほ) 1曲も演奏しなかった「20世紀の終りに」発売記念ライブ ――ヒカシューの音楽に即興の要素が多くなってきたのはいつごろからでしょうか? ジョン・ゾーンと巻上さんの関係が深まった『殺しのブルース』(1992年)あたりからかな、と私は感じているんですが……。 巻上公一(以下、巻上) いや、ヒカシューは最初からですよ。初期のライブを聴くと半分くらい即興ですね

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  • 【インタビュー】巻上公一 ヴォーカリスト(ヒカシュー) その2/6 | 花形文化通信

    【インタビュー】巻上公一 ヴォーカリスト(ヒカシュー) その2/6 2021.04.14 interview > music 巻上公一, ヒカシュー, なりやまず, マキガミサンタチ 第1回のインタビューでは、ヒカシューの最新アルバム『なりやまず』のエストニアでの制作エピソードを中心にお話を聞きました。今回も引き続き、ヒカシューの音づくりについてうかがっていきます。『なりやまず』では音だけでなく詩までも即興であること、普通ではない楽器演奏方法のことなど、唯一無二のヒカシュー・サウンドの謎が少しずつ明らかに! オリジナルレーベル「マキガミレコーズ」と、そのレコーディング拠点ニューヨークについても話題は及びます。(丸黄うりほ) 音も詩も即興。『転々』から始まった独自の録音スタイル ――第1回目に引き続き、エストニアで録音されたヒカシューの最新アルバム『なりやまず』の制作エピソードをうかがってい

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