「本の贈り物」は、新たな本との出会いを作る。 だから僕は、来年2月、「本の贈り物」をする人が増えるような本屋、『Hotaru』を創ろうと思う。 昔から、自分のためになる知識を身につけることは大好きで、起業をして飲食店やITのスタートアップを経営していた時には、年間100冊以上の本を読み漁っていたと思う。それはビジネス書だったり話題書だったり、その時々で「自分が必要としている情報を得るためもの」だった。 しかし今年に入ってから僕は、半年ほどめっきり本を読まなくなってしまった。 多くのプロジェクトが動き始めて本を読む時間が作れなくなったし、インターネットで調べてしまえば、知りたいことは知れてしまうというのが理由の大半を占める。もしかすると、「知りたいことを知るため」なら、わざわざ本を読む必要がないとも感じていたのかもしれない。 では、なぜ僕は本を読むのだろう。 どんな本を読みたいのだろう。 ど