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ブックマーク / note.com/sogensha (4)

  • 【シリーズ「あいだで考える」】斎藤真理子 『隣の国の人々と出会う――韓国語と日本語のあいだ』の「序に代えて」を公開します|創元社note部

    2023年4月、創元社は、10代以上すべての人のための新しい人文書のシリーズ「あいだで考える」を創刊いたしました(特設サイトはこちら)。 シリーズの9冊目は、 ・斎藤真理子『隣の国の人々と出会う——韓国語と日語のあいだ』 です(8月27日頃発売予定、書店にてご予約受付中)。 刊行に先立ち、「序に代えて」の原稿を公開いたします。 2000年代の韓流ブーム以降、韓国文化は幅広い世代に好まれ、人気を保ってきました。ドラマや映画音楽K-POP)、そして文学への関心はますます高まっています。国家レベルでの日と朝鮮半島との関係性は時に緊張をはらみつつ変化しながらも、文化や「人」のレベルでは、もっと深く知りあおう、互いを尊重しながら交わろうとする動きも拡大しています。 書の著者、斎藤真理子さんは、昨今の韓国文学ブームを牽引する翻訳者のひとりです。書評やエッセイなどの執筆も多く、2022年の著

    【シリーズ「あいだで考える」】斎藤真理子 『隣の国の人々と出会う――韓国語と日本語のあいだ』の「序に代えて」を公開します|創元社note部
  • 【連載】異界をつなぐエピグラフ 第2回|モンタージュ式エピグラフ、あるいはザナドゥへの道|山本貴光|創元社note部

    「エピグラフ」とはなんぞや? ──書物をひらいたとき、扉ページの裏側やタイトルの左下などにそっと添えられている短かな(ときに長々とした)引用句。そう、アレです。〈……以下、続きはこちらの冒頭のご挨拶文をご覧ください。〉 ただいま創元社では、山貴光さんを編著者にお迎えし、『エピグラフの』(仮題)を制作中です(2023年2月刊行予定)。古今東西のさまざまな「作品」のエピグラフを集め、読者のみなさんと一緒にながめて愉しむ──ありそうでなかったそんなを、ゆっくり、じっくり、みっしりと編んでおります。 出版に先行し、ウェブ連載を開始いたします。毎月15日は山さんにエピグラフについて縦横無尽に綴っていただく「異界をつなぐエピグラフ」。末日はエピグラフ採集係の藤なほ子による「エピグラフ旅日記」です。まずはこれらの連載にて、限りなく広がるエピグラフの宇宙のお散歩をどうぞお愉しみいただけますように

    【連載】異界をつなぐエピグラフ 第2回|モンタージュ式エピグラフ、あるいはザナドゥへの道|山本貴光|創元社note部
  • 【連載】異界をつなぐエピグラフ 第1回|夢で手にした花のように|山本貴光|創元社note部

    「エピグラフ」とはなんぞや? ──書物をひらいたとき、扉ページの裏側やタイトルの左下などにそっと添えられている短かな(ときに長々とした)引用句。そう、アレです。 おそらくたいていの読者は、さらっと目をとおし、これから始まろうとしている世界の予感をキャッチして、「ではいざ」と視線を移し、文の海に飛びこんでしまう。エピグラフは置き去りにされ、再び顧みられることは少ないかもしれません。 しかしエピグラフは、著者が文には書き入れることのできない思惑や思い入れ、愛憎や怨嗟、読者へのメッセージ……などなどを、多くの場合は他人のテキストを引用することによって、こっそり仕込み、託し、読者へと伝えてくる、隠されたコミュニケーションのフィールドです。 つまり、著者が自分の作品をどう見ているかというメタな視線とともに、著者の「ついつい」あふれだしてしまう思いが露呈していることも少なからずある、実はなかなかに

    【連載】異界をつなぐエピグラフ 第1回|夢で手にした花のように|山本貴光|創元社note部
  • 【再録】落語を「読む」ということ  ~『米朝落語全集 増補改訂版 第八巻』~|創元社note部

    こんにちは、編集部Nです。皆様いかがお過ごしでしょうか。 マガジンでは創元社社員の「こだわりの一冊」を紹介しています。 さて、今回ご紹介するのは、編集局MさんとSさんによる『米朝落語全集 増補改訂版 第八巻』です! [内容紹介] 人間国宝、文化勲章受章と、落語界を代表する至宝となった桂米朝師。自ら筆を執った『米朝落語全集 全7巻』(1980~82年)の刊行から33年を経て、新たに追加・発掘された口演記録・音源・資料から内容を増補し、造・体裁・構成を一新して再編集。各巻に口絵写真、藤原せいけん氏の挿絵を収載し、詳細な索引を付して「調べる」「引ける」にも対応。至高の話芸をきわめた最大規模の全集、上方落語随一の定にして永久保存版。 第八巻は、「一文笛(生原稿)」「莨道成寺」「淀の鯉」「病牀日記」などの貴重資料と、「小論・随筆」「小咄集」「索引・語釈集」を収載。 ***** じつはこのインタ

    【再録】落語を「読む」ということ  ~『米朝落語全集 増補改訂版 第八巻』~|創元社note部
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