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ブックマーク / plaza.rakuten.co.jp/ryu32 (3)

  • 山本七平著「一下級将校の見た帝国陸軍」朝日新聞社刊行 - 知的漫遊紀行:楽天ブログ

    2006.09.25 山七平著「一下級将校の見た帝国陸軍」朝日新聞社刊行 (4) テーマ:戦争反対(1188) カテゴリ:読書感想 私:知的漫遊記は、戦争街道にもどり、一昨日は戦後生まれの兵頭氏の軍事論だったが、今日は戦争体験者の山七平氏のに移ろう。 A氏:調べたら、氏は1921年生まれ、青山学院卒業とともに学徒動員で即日入営。 1944年フィリピンのルソン島派遣、砲兵隊部付、少尉にて敗戦、捕虜収容所に入れられる。 日に帰ってから、「山学」と言われる評論を多く書く。 1991年死亡。 私:このはまさに戦争末期に戦争の真っ只中にいた世代の体験をもとにしただね。 出版されたのが1976年だから、もう、この世代の人の体験や考えはこういう著書だけになってきたね。 俺は、山ファンだったから当時、買って読んだ覚えがあるんだが、やはり、その後、平和ボケだかなんか知らないが、忘れていたね

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  • 山本七平著「昭和天皇の研究・その実像を探る」伝祥社刊 - 知的漫遊紀行:楽天ブログ

    2006.09.29 山七平著「昭和天皇の研究・その実像を探る」伝祥社刊 テーマ:今日どんなをよみましたか?(89657) カテゴリ:読書感想 私:山学街道からこのにきた。 1989年の発行だ。 昭和天皇がなくなったので、すぐに書かれたものだね。 最近の昭和天皇を研究したのかなり先取りした内容だね。 A氏:戦争責任については? 私:拒否権のない立憲君主制だから、戦争責任はないという立場だね。 昭和天皇はそれで苦労されたわけだ。 A氏:しかし、天皇のために戦死したんだという感情があるのではないの? 私:軍部とかそれに付随する官僚が国民の皇室に対する敬愛の愛情と憲法の規定とを悪用した。 そして、歴史の曲解によって、それを裏づけ、そうすることによって政治は天皇の親政であるように宣伝した。 それによって、軍部のやりたい放題のしわざを天皇の命によってもののように見せかけた。 これに、主な由

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  • 山本七平著「洪思翊中将の処刑」文藝春秋社刊 - 知的漫遊紀行:楽天ブログ

    2007.04.01 山七平著「洪思翊中将の処刑」文藝春秋社刊 (2) テーマ:今日どんなをよみましたか?(87549) カテゴリ:歴史 私:このは昭和61年に興味があって買ったんだが、540頁からなる厚いなので、つい「積読」になっていた。 昨年、ちくま文庫で上下2冊で出版されているね。 「閔妃暗殺」など、朝鮮街道知的街道の一環として、ついに読んだよ。 山七平氏が12年余をかけて調査して書いただけに力作だね。 しかも、感動する大作だよ。 A氏:俺は、洪思翊中将という名前ははじめて聞いたが、朝鮮人なの? 私:創氏改名をしていない。 敗戦間際にフィリピン俘虜収容所長に任ぜられるが、捕虜虐待の罪で絞首刑となった。 山七平氏は、朝鮮人でありながら、天皇への忠誠はどうであったのか、何故、戦争裁判で死刑になったのかを鋭く分析していくね。 結論的に言うと、朝鮮人というハンディにかかわらず、

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