2006.09.25 山本七平著「一下級将校の見た帝国陸軍」朝日新聞社刊行 (4) テーマ:戦争反対(1188) カテゴリ:読書感想 私:知的漫遊記は、戦争街道にもどり、一昨日は戦後生まれの兵頭氏の軍事論だったが、今日は戦争体験者の山本七平氏の本に移ろう。 A氏:調べたら、氏は1921年生まれ、青山学院卒業とともに学徒動員で即日入営。 1944年フィリピンのルソン島派遣、砲兵隊本部付、少尉にて敗戦、捕虜収容所に入れられる。 日本に帰ってから、「山本学」と言われる評論を多く書く。 1991年死亡。 私:この本はまさに戦争末期に戦争の真っ只中にいた世代の体験をもとにした本だね。 出版されたのが1976年だから、もう、この世代の人の体験や考えはこういう著書だけになってきたね。 俺は、山本ファンだったから当時、買って読んだ覚えがあるんだが、やはり、その後、平和ボケだかなんか知らないが、忘れていたね