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ブックマーク / sugio.hatenablog.com (3)

  • 言葉はツールであるという言語観に感じる違和感 - おまえなんか、訳してやる!

    内田樹の研究室: 言葉の力 私、このお話の後半理解できていないんですけども、「言葉は道具だ」という言語観の人に関しては、つねづねもどかしい違和感を抱いてまして、その感覚をなんとか言葉にしてみたいと思います。漢字が多い文章になりそうなので、道具を「ツール」と言っていきます。 私も「言葉はツールだ」というのは全然間違ってはいないと思うのです。ひとつは「コミュニケーションのためのツール」であって、もうひとつは「思考のためのツール」だと思います。 私は、コミュニケーション(意思疎通)が言葉の役割の第一で、他人に説明できる「言葉」というツールを使って、言語思考も始まったんじゃないかと勝手に考えています。言葉を使わなくても意思は持てますが、他人に説明できるような「思考」はほとんどすることができません。 ただ言葉というのは「ツール」と言うだけではなくて、コミュニケーションや思考の「材料」でもあります。文

    言葉はツールであるという言語観に感じる違和感 - おまえなんか、訳してやる!
    funaki_naoto
    funaki_naoto 2006/02/15
    「言葉が「自分」という概念にどれほど食い込んでいるのか見ていないように私には感じられるのです」
  • 1900-04-02

    西暦2XX9年。ブログを大幅に進化させ、脳の記憶の外部メモリーとして生活のあらゆる局面で必須としてきた地球人類は、突如として謎の知的生命体(ヵ″彡うス帝国)による徹底的な「ブログ破壊攻撃」にさらされた。 過去ログは蒸発し、あらゆるコミュニティが荒廃、人々は僅かに残された個人サーバにブログ空間を求めて抵抗した。しかし圧倒的な攻撃に為すすべも無く、各サーバは「ブログ破壊爆弾」の影響によるデータベース汚染が進行、人類は1年以内に全記憶崩壊の危機に直面していた。 そこで人々は琵琶湖に沈没していた旧ブログサービスの雄、はてなの峠サーバを極秘裏に回収し超光速宇宙ブログエンジンに改造、いろいろな頑張りで「宇宙戦艦ハテナ」を完成させる。ハテナはデータベース汚染除去装置「ブログクリーナーD」を求め、14万8千光年彼方のマゼラン星雲ィスヵソ夕″儿星に向け最後の希望を託して発進する。 過酷な戦闘を乗り越えたハテ

    1900-04-02
  • 夕凪の街桜の国 - おまえなんか、訳してやる!

    そういえばこの冬、広島に行って(宮島で買った桑のしゃもじは使い良いです)平和記念資料館を見て来ました。 私は説明資料を読むのが遅くてちんたらちんたら進んでいたら、係の人に『じっくり見てくれてありがとう』と言われて気恥ずかしかった。 行かなければピンと来なかったと思いますが、「夕凪の街」の舞台はどこも爆心地に近いです。作中に変な欄干の橋が出てきて平和大橋と後の西平和大橋、そこも十分原爆が落とされた直下と言える所です。目次の見開きには橋とドームが描かれていますが、そのドーム寄りの地点、500メートルあまり上空で原子爆弾が炸裂したそうです。旅行客でも、一度はその空を見上げて「あそこに……」と人工の太陽、100万度の火の玉を思い描くのではないでしょうか。 「ここは爆心地から何百メートル」という空間感覚が作品を読むとよみがえってきて、登場人物がちょっと空を振り返ればその方向に、あの火の玉があったと思

    夕凪の街桜の国 - おまえなんか、訳してやる!
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