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ブックマーク / www.jamstec.go.jp (7)

  • プレート境界の断層湖で湧出する地下深部ガスの分子種特定と物質循環への寄与を解明―厳冬期の湖氷に出現するビッグホールの謎を明らかに―<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

    プレート境界の断層湖で湧出する地下深部ガスの分子種特定と物質循環への寄与を解明 ― 厳冬期の湖氷に出現するビッグホールの謎を明らかに ― 1. 発表のポイント ◆糸魚川―静岡構造線上に位置する断層湖(諏訪湖)から湧出するガスを精密解析した結果、地下深部を起源とするメタンが主成分であることを明らかにした。 ◆この地下深部由来の湧出ガスの影響が、表層の光合成微生物や生態系にも伝搬していることがわかった。 ◆今後、地下深部からの熱流量の収支や詳細な化学フラックスのデータ取得をすることで、この「地質学的なホットスポット」の炭素循環の全体像の理解や、更には水圏生態系での物連鎖の解明につながるものと期待される。 2. 概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海洋機能利用部門 生物地球化学センターの高野 淑識 センター長代理と浦井 暖史JSPS特別研

  • マントルは、溶岩ではなく、宝石。|JAMSTEC BASE

    阿部 なつ江研究プラットフォーム運用開発部門 マントル掘削プロモーション室  主任研究員 地球の深部を探求し続け、「マントル岩石学者」と自称する研究者 。海洋地球研究船「みらい」、地球深部探査船「ちきゅう」を用いた世界的な研究航海にも赴き、数々の研究成果を発表している。 マントルは、キレイな緑色の石でできている。 地球の断面図では、マントルはよく赤色に塗られています。そのせいか、マントルと聞くと、ドロドロに溶けたマグマのような赤色をイメージする人が多いようです。 しかし、実際は違うということが解ってきました。地球の体積の実に約83%を占めるマントルは、かんらん岩という重い岩石でできていると考えられています。かんらん岩を構成する主な鉱物は、「かんらん石」と呼ばれ、透き通った宝石でもある緑色の石。つまり、マントルは赤色ではなくキレイな緑色なのです。 マントルは高温・高圧の状態にあり、溶けてはい

    マントルは、溶岩ではなく、宝石。|JAMSTEC BASE
  • トピックス<海域地震火山部門<JAMSTEC

  • 大陸は海から誕生したとする新説を提唱―西之島の噴火は大陸生成の再現か - プレスリリース<海洋研究開発機構

    1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という)海洋掘削科学研究開発センターの田村芳彦上席研究員らは、地球になぜ大陸が出現したのか、という課題に対して、地球物理学的データと岩石学的・地球化学的データを総合的に用いることによって、従来とは全く異なる新しい仮説を提唱しました。 代表的な海洋島弧である伊豆小笠原弧とアリューシャン弧において、地球物理学データ及び水深データを用いた地殻構造の推定を行い、さらに、この地殻構造と海底火山から噴出するマグマを比較した結果、地殻の厚さと噴出するマグマのタイプに相関があることが分かりました。この結果は、地殻の薄い場所で安山岩質の、地殻の厚い場所で玄武岩質のマグマが噴出していることを示しており、これまでの常識を覆すものです。これは、地殻の薄い海洋島弧の海底火山において安山岩質マグマがつくられること、つまり「海において大

  • 「ちきゅう」就航10周年記念イベント 地球深部探査船「ちきゅう」一般公開@横浜港

    募集期間: 2015年10月5日(月)18:00受付開始 2015年11月8日(日)24:00締切 ただし、各回とも定員に達し次第、受付を終了します。 見学コース: 最短所要時間:約1時間半~約2時間半程度 受付会場(横浜市中区新港一丁目4 新港地区7街区、赤レンガ倉庫となり) →無料シャトルバス(約20-30分) →地球深部探査船「ちきゅう」見学(約60分~90分、横浜牧ふ頭) ※混雑の状況により、屋外でお待ちいただく場合があります。あらかじめご了承ください。 →無料シャトルバス(約20-30分) →受付会場(横浜新港地区7街区、赤レンガ倉庫となり) お申し込み時に、登録連絡先(E-Mail)へ届く登録完了メールを印刷して、指定された時間帯に同伴者様と一緒に受付会場にご来場ください。携帯電話、スマートフォンの場合は、メール画面をご提示ください。受付時間に遅れた場合は、見学ができません

  • プレスリリース「超深海・海溝生命圏を発見―マリアナ海溝の超深海水塊に独自の微生物生態系―」<海洋研究開発機構

    2015年 2月 24日 独立行政法人海洋研究開発機構 国立大学法人東京工業大学 公立大学法人横浜市立大学 国立大学法人東京大学 1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)海洋生命理工学研究開発センターの布浦拓郎主任研究員らと国立大学法人東京工業大学、公立大学法人横浜市立大学、国立大学法人東京大学の共同研究グループは、世界最深の海であるマリアナ海溝チャレンジャー海淵内の超深海(水深6000m以深)水塊(水温や塩分などの特性が比較的均質な海水の広がり)中に、上層に拡がる深海水塊とは明瞭に異なる微生物生態系、即ち、独自の超深海・海溝生命圏が存在することを世界で初めて明らかにしました。 超深海の海溝環境における微生物調査の歴史は1950年代に遡りますが、これまでの研究は主に海底堆積物を対象としており、海溝内水塊は未探査の海洋微生物生態系として残され

  • スーパーコンピューターでパンゲアの分裂から現在までの大陸移動を再現し、 その原動力を解明-ヒマラヤ山脈はマントルのコールドプルームが作った!-プレスリリース<海洋研究開発

    スーパーコンピューターでパンゲアの分裂から現在までの大陸移動を再現し、 その原動力を解明-ヒマラヤ山脈はマントルのコールドプルームが作った!- 1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平朝彦、以下「JAMSTEC」)地球深部ダイナミクス研究分野の吉田晶樹主任研究員と浜野洋三特任上席研究員は、スーパーコンピューターを用いた三次元全球内のマントル対流の計算機シミュレーション(※1)によって、約2億年前から始まった超大陸パンゲア(※2)の分裂から現在までの大陸移動の様子と、地表からは観測できない地球内部の流れの様子を再現することに世界で初めて成功しました。 研究のために開発したマントル対流のシミュレーションモデルは、従来のモデルとは異なり、大陸がマントル対流の動きで自由に変形しながら移動できるもので、過去の地球上に存在した大陸の挙動を正確に再現できる画期的なものです。 これによって、ア

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