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ブックマーク / www.nao.ac.jp (19)

  • 「旧暦」は現在の暦より季節に合っているの? | 国立天文台(NAOJ)

    みなさんのなかには、明治以前に使われていた旧暦のほうが、現在私たちが使っている暦(グレゴリオ暦)よりも季節に合っている、と考えている方がいるかもしれません。しかし実際には、太陽の動きをもとに作られている現在の暦のほうが、季節には合っているのです。 まず、季節の変化はどのようにして生じるのでしょうか。 私達が感じている1年間の季節変化は、地表面が暖められる強さが、太陽の位置によって変化することで生じているのです。日(のような北半球の中緯度に位置する場所)では、夏至の頃には太陽の高度が高くなり、それだけ地表面が強く暖められるために夏になります。冬至の頃は反対に太陽の高度が低くなり、地表面があまり暖められないために冷えて冬になります。 私達が現在使っている暦(「グレゴリオ暦」)は、この太陽の動きと月日とのずれが、できるだけ少なくなるように作られています。ですから、それぞれの年の気候の変化を除い

    「旧暦」は現在の暦より季節に合っているの? | 国立天文台(NAOJ)
  • 国立天文台望遠鏡キット

    国立天文台プロデュース 教育現場で活用できる性能と低価格の両立を目指し、国立天文台がプロデュースしました。従来の組立式小型望遠鏡では難しかった「金星の満ち欠け」の観察や土星の環の観察も可能です。 高性能、軽量・コンパクト、安価な天体望遠鏡 レンズ、焦点距離、サイズ、鏡筒材質を徹底的に検討し、詳細な惑星観測ができる性能とコストを最適化。コストパフォーマンスに優れ 、学習教材として、入門者向けとして最適な天体望遠鏡を実現しました。

    国立天文台望遠鏡キット
  • 日本人が発見した超新星一覧

    |1983年|1984年|1985年|1988年|1991年|1992年|1994年|1995年|1996年|1997年|1999年|2000年|2001年|2002年|2003年|2004年| |2005年|2006年|2007年|2008年|2009年|2010年|2011年|2012年|2013年|2014年|2015年|2016年|2017年|2018年|2019年|2020年| |2021年|2022年|2023年|2024年| 2024年 年通算符号出現銀河発見者発見日(世界時)発見 等級ATEL No.メール ニュース No. ※1備考

  • 閏月が定まらない? 2033年の中秋の名月やいつに|国立天文台(NAOJ)

    広報ブログ 2023年8月29日 閏月が定まらない? 2033年の中秋の名月やいつに 柴田雄(国立天文台 天文情報センター 暦計算室 ) 太陽暦の歴史 1873年以降の日はグレゴリオ暦(太陽暦)を用いています。1873年は明治6年にあたり、旧暦の明治5年12月に行われた改暦の直前、9月には新橋と横浜の間で初の鉄道が開通するなど、日では急速に近代化が進んでいた時期です。グレゴリオ暦自体は、1582年にローマ法王グレゴリウス13世が改暦を命じてから、徐々に世界に広がっていました。16世紀に始まった暦を明治初めに導入した日は、随分と遅いように思われますが、東方正教会に属するロシアは20世紀に入ってからの導入となっており、現代では世界標準となっているグレゴリオ暦も、当たり前に世界で使われるようになったのは最近のことだと分かります。 旧暦の扱い それでは、明治5年以前の日はどのような暦を用い

    閏月が定まらない? 2033年の中秋の名月やいつに|国立天文台(NAOJ)
  • 天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功 | 国立天文台(NAOJ)

    史上初の天の川銀河中心のブラックホールの画像。これは、私たちが住む天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール、いて座A*の姿を初めて捉えた画像です。この天体がブラックホールであるということを初めて視覚的に直接示す証拠です。地球上の8つの電波望遠鏡を繋ぎ合わせて地球サイズの仮想的な望遠鏡を作るイベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)によって撮影されました。望遠鏡の名前は、光すらも脱出することのできないブラックホールの境界である「イベント・ホライズン(事象の地平面)」にちなんで名付けられました。ブラックホールは光を放たない完全に漆黒の天体であり、そのものを見ることはできません。しかし周囲で光り輝くガスによって、明るいリング状の構造に縁取られた中心の暗い領域(「シャドウ」と呼ばれます)としてその存在がはっきりと映しだされます。今回新たに取得された画像は、太陽の400万倍の質量を持つブラックホー

    天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功 | 国立天文台(NAOJ)
  • ノーベル物理学賞と天文学の120年|国立天文台(NAOJ)

    10月4日から、生理学・医学賞を皮切りに2021年のノーベル賞の発表が始まりました。日夕刻には、物理学賞の受賞者が発表されます。物理学、化学、生理学・医学、文学、平和の各分野で「前年に人類に最大の利益をもたらした者」に対する第1回の表彰が行われたのが1901年。物理学分野では、X線の発見に功績をあげたレントゲンに対して授与されました。それから、今年は120年目となります。その間、天体物理学や宇宙物理学に関連する研究業績も、いくつも表彰されてきました。ここでは、特に天体や宇宙現象に対する観測・理論研究に与えられたノーベル物理学賞を通して、20世紀から21世紀初頭までの天文学の歩みを見てみましょう。

    ノーベル物理学賞と天文学の120年|国立天文台(NAOJ)
  • スーパーコンピュータで時間を戻して探る宇宙の始まり|国立天文台(NAOJ)

    宇宙の大規模構造と再構築法のイメージ。再構築法は、右手前から左奥へと移り変わるように、宇宙の大規模構造の進化の時間を戻し、初期の密度ゆらぎの分布に近づける作用を持つ手法。(クレジット:統計数理研究所) 画像(1.7 MB) 宇宙が始まった頃の様子を探るために、スーパーコンピュータを用いたシミュレーションによって、宇宙の構造進化の時間を戻しごく初期の状態に近づけるという新しい手法が、初めて開発されました。宇宙初期の状態を説明する理論を検証するには、膨大な宇宙観測のデータが必要ですが、今回開発された手法を用いることで、観測に必要な時間を大幅に短縮することが期待できます。 宇宙での銀河の分布は一様ではなく、「宇宙の大規模構造」と呼ばれる泡のような構造を作っています。この構造は、宇宙初期に起こった加速的な膨張に起因するミクロな密度ゆらぎが、重力の作用によって成長し形成されたと説明されています。これ

    スーパーコンピュータで時間を戻して探る宇宙の始まり|国立天文台(NAOJ)
  • 星の重元素が語る天の川銀河の合体史|国立天文台(NAOJ)

    すばる望遠鏡を用いた観測により、特徴的な元素組成を持つ恒星が発見されました。この恒星は、私たちが住む天の川銀河ではなく、矮小(わいしょう)銀河と呼ばれる小さな銀河の中で生まれ、後に銀河どうしの合体を経て天の川銀河の一員となったと考えられます。 ビッグバン以来、宇宙に存在する元素の割合は、恒星の中心で起こる元素合成や、恒星の爆発時などに起こる元素合成によって、変化してきました。変化の仕方は、環境によって異なります。恒星に含まれる元素の組成を調べることで、その恒星が誕生した環境を推定することができます。 国立天文台、中国国家天文台などの研究者から成る研究チームは、中国の分光探査望遠鏡LAMOSTによる探査で選び出した恒星を、すばる望遠鏡に搭載した高分散分光器HDSで詳細に観測するという共同研究を2014年から続けています。研究チームは、これまで観測した400個を超える恒星の中に、元素組成に際立

    星の重元素が語る天の川銀河の合体史|国立天文台(NAOJ)
  • 超小型探査機が彗星の水のなぞを解明|国立天文台(NAOJ)

    PROCYON探査機とチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星 (コンセプト画像)。オリジナルサイズ(1.7MB) 概要 国立天文台、ミシガン大学、京都産業大学、立教大学および東京大学の研究者からなる研究グループは、超小型深宇宙探査機プロキオン(PROCYON)に搭載されたライカ(LAICA)望遠鏡を用いて、2015年9月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の水素ガスを観測し、彗星核からの水分子放出率の絶対量を決定しました。 この彗星は、欧州宇宙機関ESAが進めたロゼッタ彗星探査計画の対象天体でした。探査機は彗星のごく近くにいたため、広がった彗星全体を観測することはできませんでした。またこの彗星は地球からの観測条件が悪く、我々の観測によってはじめて彗星のコマ・核モデルが検証できました。 プロキオン探査機による彗星観測は当初の探査計画では予定されていませんでした。探査機や望遠鏡の運営チームの努力により、検

    超小型探査機が彗星の水のなぞを解明|国立天文台(NAOJ)
  • 三鷹・星と宇宙の日2015開催のご案内 | 国立天文台(NAOJ)

    三鷹・星と宇宙の日を2015年10月23日・24日に開催いたします。国立天文台、東京大学天文学教育研究センター、総合研究大学院大学天文科学専攻の特別公開です。施設公開や講演会など、盛りだくさんの内容です。協力団体による物品販売や天体観望会、三鷹市星と森と絵の家でのイベントもあります。三鷹キャンパスの豊かな自然の中で、楽しい一日をお過ごしください。 概要 メインテーマ アストロバイオロジーへの挑戦 日時 2015年10月23日(金曜日)午後2時~午後7時 [プレ公開] (入場は午後6時まで) 2015年10月24日(土曜日)午前10時~午後7時 (入場は午後6時まで) 会場 国立天文台 三鷹 東京大学天文学教育研究センター(国立天文台三鷹に隣接) 三鷹市星と森と絵の家(国立天文台三鷹に隣接) 詳しくは特設サイトをご覧ください。 三鷹・星と宇宙の日2015 特設サイト

    三鷹・星と宇宙の日2015開催のご案内 | 国立天文台(NAOJ)
  • 国立天文台(NAOJ)

    宇宙の謎に挑む。 国立天文台は、日の天文学研究の拠点となる研究機関です。 大規模な天文観測施設を全国の研究者に提供するとともに、 天文学研究と天文観測機器の開発を広く推進しています。

    国立天文台(NAOJ)
  • 2013年2月16日に接近する小惑星 2012 DA14とは? | 国立天文台(NAOJ)

    概要 小惑星 2012 DA14は近地球型小惑星のひとつです。2012年2月23日、スペインのラ・サグラ天文台で発見されました。この小惑星の直径は45メートル、質量は13万トンと推定され、地球と似た軌道で太陽を回っています。 NASA | Asteroid 2012 DA14 Close Approach 地球への接近 地球へ最も近づくのは2013年2月16日午前4時24分頃(日時間)で、スマトラ島近傍の西インド洋上空、約27700キロメートルになります。 小惑星 2012 DA14の軌道は精度よく求められています。軌道の誤差を考えても、地表から27650キロメートルより地球には近くなることはありません。 見え方 2013年2月16日(日時間)に地球に最接近し、最大7等級まで明るくなると考えられています。 日では2013年2月16日午前3時30分から午前4時前後に南西の空に見え始め、

    2013年2月16日に接近する小惑星 2012 DA14とは? | 国立天文台(NAOJ)
  • 日本最古の星野写真の発見

    経緯 国立天文台では、平成20年4月に天文情報センターの中にアーカイブ室(注1)を発足させ、歴史的価値のある天文学に関する資料(観測測定装置、写真乾板、貴重書・古文書)の保存・整理・活用・公開をめざして活動してきました。このアーカイブ室の活動の一環として、約2万枚と想定される段ボールに収められた古い乾板の整理を続けてきました。その過程で、19世紀末から20世紀初めにかけて、麻布で観測していた時代に撮影されたと思われる星野写真乾板を、全部で437枚、発見しました。 もともと国立天文台は、かつての東京帝国大学東京天文台として19世紀に設立され、東京都心・麻布において、様々な観測に着手していました。しかし、当時の資料や観測装置、乾板類などは、現在の三鷹の地へ移転する前の関東大震災や、戦中にあった三鷹の東京天文台館の火災などで喪失したと思われていました。今回、発見したのは、麻布時代にブラッシャー

  • 2009年7月22日皆既日食の情報:国立天文台

    2009年7月22日、日の陸地では46年ぶりとなる皆既日が観察されました。残念ながらトカラ列島など、多くの地方では天候に恵まれなかったようですが、一部の島や洋上では、コロナやダイヤモンドリングが観察されました。 ●渡部潤一(天文情報センター長)のコメント 周りにはところどころ雲があったものの、ほぼ天頂付近では、皆既となった太陽がよく見られました。皆既の継続時間は6分40秒ほどでした。皆既中はコロナとダイヤモンドリングが大変きれいに見え、特にコロナは東西方向に大きく広がっているようすがわかりました。(硫黄島近海の船上で皆既日を観察) 皆既日の画像について(→ページへ) 今回撮影した皆既日の画像について、こちらのページにまとめましたので、ご覧ください。 →2009年7月22日の皆既日の画像ページへ 2009年7月22日に起こる日の概要 2009年7月22日には日が起こります。日

  • 土星の環の消失現象の解説 2009年:国立天文台

    土星の環は、地球から見ると、約15年周期でその傾きが大きくなったり小さくなったりする変化を繰り返しています。そして2009年には、環を真横から見ることになるために、環が全く見えなくなる時期が訪れます。このような現象を「環の消失現象」と呼びます。 このコーナーでは、環が消失するしくみや、土星の環の構造などを解説します。 解説ムービー →「環の消失現象」についての解説ムービーのページはこちら 「環の消失現象のしくみ」について、ムービーにて解説します。またページでは、ムービーの内容の解説もご覧になれます。 太陽系第6番目の惑星である土星は、木星に次いで大きな惑星です。また小望遠鏡でも見ることができる美しい「環(わ)」を持つことで知られています。土星以外の惑星では、木星、天王星、海王星で環が発見されていますが、どれも細かったり、不完全なものだったりで、土星ほど発達した環を持つ惑星は、ほかにありませ

  • 日食を観察する方法:国立天文台

    肉眼で直接太陽を見ると、たとえ短い時間であっても目を痛めてしまいます。 また、下敷きやCD、フィルムの切れ端、すすをつけたガラス板、サングラスやゴーグルなどを使って太陽を見るのもいけません。見た目ではあまりまぶしく感じなくても、光の遮断が不十分なものや、目に有害な波長の光を通しやすいものがあり、気づかないうちに網膜を損傷してしまう危険性があります。 望遠鏡や双眼鏡は、太陽の光や熱を集めて強くするため、肉眼で太陽を見る以上に危険です。 ※1 専門家によって適切な減光を施された双眼鏡や望遠鏡は、日観察に用いることができます。 ※2 専門家によって、銀塩の白黒フィルムを適切に露光・現像して作られたネガは、日観察に用いることができます。 ただし、詳しい知識がないまま中途半端な方法で太陽を観察すると、目を痛めたり、最悪の場合失明したりする危険性があります。詳しくわからない場合には、自己流の方法を

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2009/06/16
    ガラス板に煤をつけたのはやつた事がある。
  • 1887年(明治20年)の皆既日食におけるコロナのスケッチ:国立天文台

    1887年(明治20年)の皆既日におけるコロナのスケッチ 1887年(明治20年)8月19日には、新潟県、福島県、栃木県、茨城県の一部を皆既帯が通過し、皆既日が観測されました。 この年、政府は「官報第1231号」(1887年8月5日発行)において、「白光写図心得」(実際には「写図」は旧字体)という項目を設け、皆既日の見られる地域の役所や学校などに向けて、皆既日中に観察される「コロナ(白光)」のスケッチによる観測を促しました。そして各地で実際にスケッチ観測が行われました。 このスケッチは、所在地の郡役所から県知事、文部省を経て東京大学理科大学に集められ、最終的に東京天文台に渡りました。その後は「明治20年(1887年)8月19日の皆既日観測記録」として製され、現在は国立天文台三鷹図書室の貴重資料の「斎藤国治文庫」として保存されています。 これらは、専門家による観測ではなく、一般市

  • こよみの計算 - 国立天文台暦計算室

    <body> <h1 class="mini">国立天文台 暦計算室 こよみの計算</h1> <p>「<a href="/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi" >こよみの計算</a>」は各地の日の出・日の入り、月の出・月の入り、南中時、太陽・月・惑星の高度方位、出入りチャート、夜明・日暮、月の満ち欠け・月齢などをいろいろな条件を設定して調べることができます。</p> <ul> <li><a href="/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi" >こよみの計算</a></li> <li><a href="/koyomi/faq/" >こよみ用語解説</a></li> <li><a href="/cgi-bin/koyomi/koyomix_en.cgi" >English Version</a></li> </ul> <div id="footer"><sp

  • 国立天文台 天文情報センター 暦計算室

    日・月の出入り、南中時刻、高度方位など「こよみ」について調べたい こよみ ア・ラ・カルト 今日のこよみ:おもな都市の日の出入り・月の出入り・月齢など。 今月のこよみ:二十四節気、新月・満月の時刻など。 今月のこよみ powered by Google Calendar:各種天文現象の月別カレンダー 今年のこよみ:年間カレンダー 今日のほしぞら/フレーム版 代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。 Google Maps版もあります。 各地のこよみ(表引版) 都道府県庁所在地等の日の出・日の入り・南中時、月の出・月の入り・南中時をまとめたものです。 こよみの計算(CGI版) 各地の日の出入り/月の出入り/惑星の出入り、南中時、高度方位、夜明/日暮、月の満ち欠け・月齢など。 Google Mapsでピンポイントに地点選択することも可能です。 日各地予報 /

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