2018/6/1 しゃべれるほうが、変。伊藤亜紗『どもる体』(医学書院)刊行記念トークイベント 予習ゼロでもOKなゼミ! 楽に話せば連発だ。意志を通せば難発だ。言い換えすれば自分じゃない。リズムに乗れば乗っ取られる。とかくしゃべりは窮屈だ。――夏目漱石がこう言ったかどうかは知りませんが、「しゃべる」というのは、とにかく複雑な身体運動です。むしろその複雑さに気づかないからこそ、人はへらへらと平気な顔でしゃべれるだけなのかもしれません。 連発とは「たたたたたまご」のように同じ言葉を繰り返してしまう、いわばバグ。難発とはそれを避けようとして声自体が出なくなる、つまりフリーズです。しかし不思議なことに、そんな人でも、歌をうたっているときは100%どもりません。俳優の口調を真似をするとどもらない、という人もいます。でも、それはなぜ?あるいは発話の寸前に言い換える人もいます(類語辞典系と国語辞典系の言
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