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ブックマーク / www.tomotrp.com (7)

  • バロックトランペットのマウスピース Egger - しべりあげきじょう

    ※マニアックなお話 昨日に引き続きバロックトランペットのこと。 バロックトランペットとは中世に使われた現代のような装置のついていない「ただの管」のトランペット。 saitomo.hatenablog.com マウスピースというのは唇を当てるところで、楽器ぐらい大事な部分です。歯並びや吹き方などによって人それぞれなものなのでたくさん種類があります。 もちろん普通のトランペットとバロックトランペットでは違うマウスピースを使うことになります。 一番左がモダン、そのほかはバロック用 長さ太さが異なり、デザインもなかなか違います。 ナチュラルトランぺット用の物は大きいものが多いのですが、モダンに支障をきたすので小さめの物を注文しました。 マウスピースは全てEggerという、ほとんどの人が使っている老舗メイカーのもの。 全てお試し まさかこれを全部買ったわけではありません。1130ユーロもするので…

    バロックトランペットのマウスピース Egger - しべりあげきじょう
  • 【古楽】Susan Willamsのバロックトランペット・オーボエ・ファゴットの講習会 - しべりあげきじょう

    5月の一週目は教授とクルージングにいって1週間みっちりモダンのトランペットのレッスンを受けながらドイツ歴史やメンタリティを学んできましたが、5/23-26で今度はバロックトランペットのワークショップに行ってきました。 ブレーメン音大とオランダのデン・ハーグ音大の教授であるSusan Williams(スーザン・ウィリアムス)です。 Susan Williams(スーザン・ウィリアムス) オーストラリア出身。オーストラリアでトランペットのキャリアを積んでからヨーロッパへ。 Collegium Vocale Gent, Les Arts, Anima Eterna, Musiciens du Louvre, Al Ayre Espagnol, Les Agremens, Elbipolis, Concerto con Anima und Les Amis de Philippeなどのバロック

    【古楽】Susan Willamsのバロックトランペット・オーボエ・ファゴットの講習会 - しべりあげきじょう
  • 【古楽】バロックトランペット専攻の教授Hannes Rux バロックトランペットを勉強できるドイツの音大 - トランペット奏者 齋藤友亨のブログ

    ヴュルツブルクのバロックトランペット科 僕は主専攻は普通のトランペットなのですが、副科でバロックトランペットを取っていて科と同じような感じで結構レッスンを受けています。 ドイツのいくつかの音大(主にブレーメン・トロッシンゲン・フランクフルト)には古楽科というものがあり、歴史的な楽器が勉強されています。 リコーダーやリュートなども一般的です。 ヴュルツブルクにも古楽科があり、バロックトランペット専門の先生が教えています。 僕が習っているのはHannes Rux(ハンネス・ルックス)という先生です。 Hannes Rux(ハンネス・ルックス)プロフィール 1965年生まれ。モダントランペットをデュッセルドルフ音楽大学でEdmund Buschingerに、バロックトランペットをケルン音楽大学でFriedemann Immerに師事。 Freiburger Barockorchester (ド

    【古楽】バロックトランペット専攻の教授Hannes Rux バロックトランペットを勉強できるドイツの音大 - トランペット奏者 齋藤友亨のブログ
  • 全てを当時の楽器で演奏する古楽器オーケストラ Orchestre Révolutionnaire et Romantique - トランペット奏者 齋藤友亨のブログ

    Orchestre Révolutionnaire et Romantique Eroica という映画をご存知でしょうか。ベートーヴェンが交響曲第三番「英雄」を初演した時を描いた作品なのですが、他の映画との違いは ・映画自体がほとんど演奏のみ ・プロの奏者が演者として当に映画の中で演奏している というところです。 というのも オーケストル・レヴォルーショネル・エ・ロマンティック(革命的ロマンティックオーケストラ以下ORR)というこのオーケストラ はすべて当時演奏されていた楽器で演奏するんです。 Beethoven's Eroica - A film by Simon Cellan Jones - BBC 2003 (HD 1080p) ピリオド楽器とは 楽器というのはもちろん最初から現在使われていたものというわけではなく、改良が繰り返されてようやく今の形があります。もちろん楽器が不完全

    全てを当時の楽器で演奏する古楽器オーケストラ Orchestre Révolutionnaire et Romantique - トランペット奏者 齋藤友亨のブログ
  • トランペット奏者の”管の消費量"がとんでもない件 トランペットの種類 - トランペット奏者 齋藤友亨のブログ

    この画像は管楽器奏者の”管”の消費量を表した表で、大学のトランペット部屋に飾ってあります。 これを見て分かる通り、他の金管楽器とくらべてトランペットの管の消費量は尋常ではありません笑 ホルンは基的に1でワグナーチューバくらいのもの。 トロンボーンはテナーとアルトかバスだけです。 チューバはB,C,F,Es,チンバッソなどと種類が多いですが、トランペットほどではありません。 www.tomotrp.com トランペットにはたくさんの種類がある トランペットは他と比べると安い楽器ではありますが、なにしろ種類がとてもたくさんあるのでそれがすごく大変です…。 トランペットにはまず様々な長さの楽器が存在し、一つ一つが必要です。 一番基となるのがB管で、こんな感じ。 B管はクラシックはもちろん、ジャズや吹奏楽やポップスでも使われる一番一般的なトランペット。 www.youtube.com C管ト

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  • バロックトランペットでブランデンブルク協奏曲2番  - トランペット奏者 齋藤友亨のブログ

    バッハのブランデンブルグ協奏曲第2番 ブランデンブルク協奏曲というのはバッハが作曲した小さな室内楽曲で、これの第二番にはトランペットも登場するのですが とにかく音がむちゃくちゃ高いのです。 金管楽器にとって高い音を吹き続けるのは当に難しいことで、例えるならばカラオケで常にハイトーンを吹くようなもの。女性歌手の曲を裏声なしで歌うみたい感じです。 こちらがモダントランペットでの演奏。モーリス・アンドレという20世紀の伝説的名手で、このようなバロックの名曲たちを現代に蘇らせることに貢献した人物。 www.youtube.com www.tomotrp.com 彼の演奏を聴いてしまうと、 「トランペットの高音は難しい」 というイメージは全くわきませんが。笑 ブランデンブルク協奏曲第二番をバロックトランペットで 僕の先生であるHannes Ruxの先生であるFriedemann Immerの演奏で

    バロックトランペットでブランデンブルク協奏曲2番  - トランペット奏者 齋藤友亨のブログ
  • トランペットの歴史 起源は古代に遡る トランペットの成り立ちを徹底解説 - トランペット奏者 齋藤友亨のブログ

    トランペットといえば 吹奏楽では花形 オーケストラではここぞという盛り上がるところで登場 ビッグバンドでもリーダー ジャズコンボでも主役 金管バンドでもコンサートマスター どんな音楽やる時でも一番目立つしかっこいい楽器です。 幅広いジャンルの音楽をできるこの楽器も長い歴史の中で今のようなスタイルが生まれ、たくさんの種類ができていったのです。そんなわけでトランペットの歴史をがっつり説明していこうと思います。 目次 トランペットの歴史 トランペットの原型はブブゼラ 金属のトランペットはピラミットからも出土されている ルネサンスにツィンク(Zink)Cornettoが登場 ナチュラルトランペットとは ナチュラル・バロックトランペットはドイツの音大で専門に勉強できる トランペットは貴族の楽器だった トランペット奏者の人数が権威の象徴 トランペットの黄金時代バロックへ ブランデンブルク協奏曲第二番1

    トランペットの歴史 起源は古代に遡る トランペットの成り立ちを徹底解説 - トランペット奏者 齋藤友亨のブログ
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