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ブックマーク / www.toshindo-pub.com (4)

  • 多言語教育に揺れる近代日本ー「一外国語主義」浸透の歴史ー | 東信堂

    内容 「英語偏重主義」の源流を辿って―。 西洋文化と邂逅し、日が近代国家としての道を歩み始めた明治・大正期。この時代には、英語のみならず、仏語や独語の中等教育導入についても激しい議論が繰り広げられていた―。書では、近代以降の外国語教育をめぐる議論の内実やその目的の変化、教育政策決定過程を丹念に辿ることで、わが国の外国語教育が「英語偏重」へと陥った歴史的経緯を明らかにする。温故知新の精神で、現代日の「外国語教育」のあり様に鋭くメスを入れた一冊! 目次 刊行にあたって(西山教行・京都大学) はしがき 序 章 「英語偏重」の外国語教育 第1章 現在から過去へ 第2章 教育関連法規にみる外国語の位置づけ 第3章 1880年代から1910 年代の高等学校入学試業と外国語 第4章 1898年全国中学校長会議:英語ドイツ語か 第5章 高等教育会議と明治期中学における外国語教育 第6章 教育調査会

  • 有賀喜左衞門 -社会関係における日本的性格- | 東信堂

    内容 20世紀初頭の農村社会研究や家族研究に多大な功績を残した有賀喜左衞門。 書は、地主・小作関係やオヤ・コ関係といった「上下結合」を根幹とする日的社会関係の理論構築と事例分析を行った有賀の洞察過程を辿る。 柳田国男の民俗学に加え、フランス社会学やイギリス社会人類学などの影響を受け確立した独自の研究方法から、わが国の農村社会関係について緻密な分析を行った有賀の生涯と研究の全貌を克明に描いた一冊。 目次 第一章 有賀喜左衞門の生涯 第二章 日社会の社会関係 第三章 日社会の生活組織 第四章 研究方法 有賀喜左衞門業績一覧(著作、社会的な活動) 有賀喜左衞門年表(社会の動き、人の年譜) あとがき 人名・地名索引/事項索引

  • 文字と音声の比較教育文化史研究 | 東信堂

    内容 教師が板書し、生徒がそれをノートに写す―。日教育の深層に息づく「書字随伴型」教育文化を捉えた実証的研究! 明治初期、近代化に伴い「音声」を重視した西洋的な教育制度の導入が各国で試みられたが、わが国はそれに同化せず、板書など「文字」を重視した教育制度が残存した。書は、日と諸外国における授業実践・形態についての定量的比較教育分析/定性的比較教育史研究に加え、備品など「モノ」にも着目した多元的研究アプローチから、わが国における教育文化の深層に構造化された「書字随伴型」教育文化の存在を浮かび上がらせる。アクティブラーニングなど「すぐれた」西洋的教育制度に付和雷同する今日の日教育政策にも重要な示唆を与える一冊。 目次 序章 第Ⅰ部 文字言語・音声言語からみた授業分析併置比較研究 第1章 文字言語・音声言語からみた授業分析―分析指標と方法― 第2章 文字言語・音声言語からみた授業分析―

  • 白老における「アイヌ民族」の変容 | 東信堂

    内容 「アイヌ」とはだれか?—民族アイデンティティと近代化の葛藤 アイヌ民族が、飼い熊を神の世界に送る儀式——イオマンテ——。近代化に伴う劇的な社会環境の変化は、その儀礼儀式に様々な変化をもたらし、それは同時に、個々人の「アイヌ」アイデンティティにも大きな影響を与えた。書は、明治以降に行われた52件にのぼるイオマンテの史料をたどり、同時代の社会とイオマンテとの関係性を捉えることで、「アイヌ」なるものを創り上げてきた質へと接近する、挑戦的力作である。 目次 はしがき (i) 序 章 ........................................................................................................................... 3 1 書の目的と方法 ..................

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