古本の買取を行う私たちの倉庫には、毎日約2万冊の本が全国から届き、そのうちの半分にあたる約1万冊を、インターネット市場では価値がつかないことから古紙回収にまわしています。 しかし、中には時間が経っても価値の高い本ばかりを扱う出版社があります。彼らのものづくりを支えることで、よりよい本の循環が生まれるのでは。そんな思いから、本の売上の一部を出版社に還元する「エコシステム プロジェクト」はスタートしました。 このプロジェクトでは、現在、4つの出版社と提携しています。 彼らはなぜ、消費することなく、読み継がれる本を作り続けることができるのか。 どんな思いで本を作り、読者のもとへ届けられているのか。 数字からだけでは見えてこない、本作りへのこだわりを聞いてみたい。 バリューブックスが考える「いい出版社」を巡る、連載企画です。 この記事は1年限定の公開となります。その理由は下記をご覧ください。 3回