EdgeブラウザのChrome対抗策 次なる一手はWindows 10からの分離か:鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(1/2 ページ) 長らくWebブラウザの世界でInternet Explorer(IE)が大きなシェアを獲得していたのは、過去のIEから連綿と続くアプリケーション資産の動作をサポートし、主に企業ユーザーが継続利用していたことにある。ただし、そのような「レガシー」のサポートはMicrosoftにとって大きな負担であり、新機能導入の阻害要因にもなっていた。 一方、Webブラウザ開発において身軽な立場にいたGoogleは次々と新しい機能を投入して改良した新バージョンのChromeブラウザを頻繁にリリースし、2010年代にはライバルらに対して抜きん出る存在にまで成長している。 新勢力の台頭は、Microsoftにとって看過できない問題だ。対抗策として、IEで積み上げてきた