本当に効果があるのなら、かなりクレバーな方法ですね。 上の絵は「スノーフェンス」の説明図です。実際に米国コロラド州やモンタナ州の一部道路で試験的に導入されているもので、ロッキー山脈から吹きつける激しい雪と風を和らげるのが目的。 このフェンスによって、そこを通過する風の威力をある程度押さえます。さらにこのフェンスによって、フェンスと道路の間に雪のスロープが形成され、それがさらに風を弱める効果を果たすのだそうです。風が弱まることで道路に吹きつける雪の量も減るとか。 ひっきりなしに除雪作業を行うのにくらべ、100分の1のコストで対応できるというのも魅力です。 要は森林や潅木などが果たす役割を、人工的に作り出そうという試み。これらの自然遮蔽物がない地域では、オススメの方法になるかもしれませんね。あとは景観が壊れないことを祈ります。 [USA Today via BookofJoe] SEAN FA