サッカーJ2・FC岐阜の恩田聖敬社長(36)が17日、岐阜市内でシーズン総括会見を開き、今年度は5千万~6千万円の赤字に転落する見込みを示した。 FC岐阜によると、収入約7億9千万円に対し、支出は約8億5千万円の見込み。ラモス監督を迎え、ホーム観客動員は昨季より6万5千人近く増えて、入場料収入も約1億3900万円とほぼ倍増。広告料収入も1億6千万円増の3億5400万円となった。 一方で、選手やコーチらの人件費や、試合時のシャトルバス運行などの運営費がかさんだのが響いたという。恩田社長は「県民に振り向いて頂くため、(赤字分は)必要な経費だった」としたうえで、「来季の収入はJ2平均の10億円を目標に据え、黒字化を図りたい。補強費も(今季に比べ)マイナスにはしない」と話した。 FC岐阜は今季13勝19敗10分けで、リーグ22チーム中17位に終わった。
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