ちょっと、最近の天皇メモの件と、本日、「Going My Way: 歴史に残る人物に共通した傾向から、参考にする心意気 」を読んで、ちょっと日本人の歴史観について書いておこうと思ったのがこのエントリの趣旨。 まずなんだけど、歴史学については、wilipediaのコレを読んでもらえばいいのだけれど、これだと、日本人の歴史観について、網羅的にはわからないので、そこらへんの補足もかねて。 まずなんだけど、日本の近代化と共にあった歴史観として、「皇国史観」がある。 19世紀末から1945年の終戦(第二次世界大戦敗北)まで、学校で用いる歴史教科書は日本神話に始まり天皇家を中心にした出来事を述べ、歴史上の人物や民衆を天皇に順うか逆らうかで評価する皇国史観によっていた。 とあるように、歴史的価値の基準が一種宗教と結びついていたのである。 こういった、宗教と歴史の基準の同一化傾向は、日本に限ったことでなく