Intel、AMDに対しクロスライセンス違反を主張 ~「Global FoundriesはAMDの子会社ではない」 3月16日(現地時間)発表 米Intelは16日(現地時間)、同社が2001年に米AMDと締結した特許クロスライセンスの契約について、AMDが違反を犯しているとの通知をAMDに宛てたことを明らかにした。 Intelが問題としているのは、このクロスライセンス契約の定義において、AMDの製造部門を分離して新たに設立されたGlobal Foundriesが、AMDの子会社にはあたらないということ。そのため、Global Foundriesには、クロスライセンスが適用されない、つまりクロスライセンスを用いた製品の製造をできないと主張している。 加えてIntelは、AMDと投資会社ATICとの間の取引構造が、クロスライセンス契約の守秘部分を犯していると述べている。 Intelは、AMD
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ 携帯電話に対抗するPSP2、CellとLarrabeeで揺れるPS4 ●SCEは2つの次世代機の研究開発を進める 「今動いているのはPSP2で、立ち上げに向けて活発にゲームベンダーを回っている。PLAYSTATION 4(PS4)はチップをどうするかを決めかねている段階だと聞いている」。 SCEは次世代ハードウェアに向けて本格的に動いている。PSP2はすでに立ち上げに向けてタイトル開発の準備を促す活動に入っているという。PSP2の戦略の軸は、ゲーム機として成り立たせるだけでなく、iPhoneやスマートフォンに対抗することだという。PS4については、まだハードウェア的には白紙で、心臓であるCPUをCell Broadband Engine(Cell B.E.)拡張版で行くか、それとも他のCPUを使うかで揺れているという。そして、PS4のCPUの候補には
先週、PC業界には3つの大きなニュースがあった。 1つはWindows 7のSKU(出荷単位)、すなわち○○EditionといったOSのパッケージ構成が決まり、それが発表されたことだ。これはとても興味深い。他コラムでも分析されているが、簡単に言えばMicrosoftはネットブックに代表される超低価格PC(ULCPC)に、さらなる足かせを填めたて利用フィールドを制限するという判断を下した。 次にUQモバイルによるコンシューマ向けサービスプランの発表。筆者も取材を予定しているが、先方の広報担当者も「やっと取材を受けられるようになった」と節目にこぎ着けたことを喜んでいた。 最後はIntelのロードマップ変更だが、こちらは今週、正式な発表がIntelからある予定だ。すでに報道されているように、32nm世代の開発が順調という理由もあるのだろうが、世界的な景気後退という事情も無視できない。 この時期に
2008年にブレイクした製品の1つがSSDであることに異論を挟む人はほとんどいないだろう。当初は16GBや32GBという、メインストリームのPCにはやや不足気味の容量で価格も高かったが、128GB級が3万円を切るようになって、一気に火が付いた。年末には250GB級の製品も登場し、ノートPC向けとしては十分な大容量が確保された。 このSSD人気は2009年にも間違いなく持ち越されるだろう。むしろ、現在のSSD人気が秋葉原の店頭におけるベアドライブを中心としたものであることを考えると、安価になってきたSSDがメーカー製のメインストリーム向けノートPCに搭載される2009年が、本当の意味でのSSD人気の出発点となるのかもしれない。 というわけで、多くのベンダ/メーカーがSSD市場に参入している。現在、秋葉原で中心的な存在となっているのは主に台湾系のベンダで、IntelやSamsungといったチッ
1月16日より順次発売 価格:オープンプライス ソニーは、封筒サイズの超小型ノートPC「VAIO type P」を1月16日より順次発売する。価格はオープンプライス。 ラインナップは、FOMAハイスピード対応ワイヤレスWAN(GPS内蔵)を搭載する「VGN-P80H」(2月中旬発売)、ワンセグチューナを搭載する「VGN-P70H」(1月16日発売)の2機種で、店頭予想価格はいずれも10万円前後の見込み。本体色はVGN-P80Hがクリスタルホワイトの1色、VGN-P70Hがクリスタルホワイト、ガーネットレッド、ペリドットグリーンの3色が用意される。 本体サイズが約245×120×19.8mm(幅×奥行き×高さ)と、長形3号の定形封筒(235×120mm)とほぼ同じフットプリントを実現した製品。同社は「ポケットスタイルPC」と称している。重量はVGN-P80Hが約636g、VGN-P70Hが約
SanDisk、SSD向けファイルシステム「ExtremeFFS」を解説 ~“プチフリ”と無縁な、高速化技術 米SanDiskでSSDマーケティング部門の上級ディレクターを務めるDon Barnetson氏に、同社のSSD製品/技術に関する話を伺う機会を得た。同社はここ最近、SSDに関する指標や新技術を立て続けに発表している。一部、過去のレポートと重複する点もあるが、高速化技術などについて具体的なメカニズムは、今回初めてお伝えする。 ●SSDのランダムライトを100倍高速化するExtremeFFS 同社は'94年に、NANDフラッシュメモリ用ファイルシステム「TrueFFS」を開発した。これは、Windows 95や、一般的な携帯電話などに採用されている。NANDフラッシュメモリでは、データを直接上書き/変更することができず、書き込む前に一度消去という作業を行なう必要があるが、TrueFF
11月19日 受注開始 価格:46,800円 エプソンダイレクト株式会社は19日、10.2型ネットブック「Endeavor Na01 mini」の受注を開始した。直販価格は46,800円。 セカンドマシンでの利用を想定した同社初のネットブック。直販メーカーの特徴として、スペックに妥協することなく低価格を実現している。仕様のカスタマイズは対応せず、固定仕様となる。オプションで外付け光学ドライブやUSBワンセグチューナなどが用意される。 液晶ディスプレイは1,024×600ドット(WSVGA)表示対応の10.2型ワイドで、パネルはノングレア。10.2型液晶の採用でキーボードは17mmピッチを確保した。キーストロークは2mm。キーボード左下のCtrlキー、FnキーはBIOSで入れ替えできる。 主な仕様は、Atom N270(1.60GHz)、メモリ1GB、HDD 160GB(5,400rpm)、
■大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」■ 新MacBookの魅力をAppleフィル・シラー上席副社長が語る ~「Appleにとって、500ドルノートの投入はあり得ない」 Appleの新たなMacBookおよびMacBook Proが好調な出足を見せている。ユニボディと呼ばれるアルミニム筐体を採用するとともに、液晶部へのガラスパネルを採用。さらには、4本指でのマルチタッチ操作までを可能にしたガラス製のマルチタッチトラックパッドの採用も大きな特徴だ。「今回のMacBookの進化を一言で表現するならば、ブレイクスルーという言葉が最適だろう」と語る、米Appleのフィル・シラー上席副社長に、新MacBook、新MacBook Proの魅力を聞いた。 -- 新MacBookおよび新MacBook Proはどんな進化を遂げていますか。 シラー氏 まず、このアルミニウム筐体を見てください。筐体と内部フ
9月8日(現地時間) 発表 米Intelは8日(現地時間)、MLCを採用した1.8インチSSD「X18-M Mainstream SATA SSD」と2.5インチの「X25-M Mainstream SATA SSD」の量産出荷を9日から開始すると発表した。千個受注時の単価は65,760円。 MLCのNANDフラッシュメモリを採用しながらも、10チャンネル並列でフラッシュメモリを読み書きするLSIを搭載して高速化したSSD。8月に米国で開催されたIDFにて公開されていた製品が、正式に量産出荷された。 主な仕様はほぼ共通で、容量が80GB、インターフェイスはSATA(3Gbps)、サステインドリードが最大250MB/sec、サステインドライトが最大70MB/sec、リードレイテンシは85μsec。消費電力はアクティブ時が0.15W、アイドル時が0.06W。 同社は、2008年第4四半期中に1
10月初旬 発売 Lenovoは4日(米国時間)、同社初のネットブック「IdeaPad S10」を発売することを発表した。米国での出荷開始は10月初旬で、価格は399ドルから。 スペックシートがまだ公開されていないため、詳細部分は不明だが、主な仕様としてCPUにAtomを採用し、10.2型のLEDバックライト液晶ディスプレイを搭載。2モデルが用意され、上位モデルはメモリ1GB/HDD 160GBを、下位モデルはメモリ512MB/HDD 80GBを搭載。OSはWindows XP。 インターフェイスは、無線LAN、ExpressCardスロット、Webカメラ、USB 2.0×2、4-in-1カードリーダなどを装備。キーボードは無理なく打鍵できることを目指し、フルキーボードの85%のサイズのキーを採用した。また、底部や、キーボード、パームレストなど、手や肌が触れる部分の熱が高くならないよう、廃
7月25日 発表 マイクロソフト株式会社は25日、外来語カタカナ用語末尾の長音表記を変更していくことを発表した。これに伴い、同日付けで説明会を開催し、同社最高技術責任者の加治佐俊一氏が説明を行なった。 同社はMS-DOS 2を'83年に発売。当時のOSはマイクロソフトが提供したものをベースに、採用メーカーがカスタマイズする形になっており、文字コードについてはメーカーが独自にカスタマイズしていた。 '93年になり、Windows 3.1/NT 3.1などをリリースするにあたり、マイクロソフトは自社ブランドでOSを発売し始めた。この時同社は、同社の標準文字セット、MSゴシック/明朝といった基本フォント、および英日翻訳に利用する日本語スタイルガイドを作成。これによって、PCが変わってもOSやアプリケーション上の文字表記が統一されることになった。 これはWindows 95になっても踏襲されたが、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く