イベントは、志倉氏の暴走を抑えるためにか、あらかじめて決められたお題に対して、それぞれゲストが答えていくというスタイルで行われた。第一のお題となったのは、「拡張科学ADVの意味と本作の物語およびテーマについて」。これに対して『ロボティクス・ノーツ』の企画・原作を担当する志倉氏は、“拡張”は現代の科学を拡張することと、AR(仮想現実)のダブルミーニングであると解説。さらに“現代科学の拡張”に対しては、たとえば東京ゲームショウのブースでスマートフォンをかざすと、そのブースの説明がスマートフォン上に現れるといったようなものだと補足説明した。そのものずばりをゲームに取り込んだのが『ロボティクス・ノーツ』の“ポケコン”で、流された映像では“ポケコン”のアプリ“居ル夫”を介して見ると、ヒロインがメイド服姿をしている……といったデモ映像が紹介された。「アドベンチャーとアニメのあいだに立つものを目指したい