表象〈07〉 作者: 表象文化論学会出版社/メーカー: 表象文化論学会発売日: 2013/04メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 昨日届いた『表象07』を先ほど拝読しました。 今回の特集は、「アニメーションのマルチ・ユニヴァース」。 本特集が主に対象としているのは、「クールジャパン」に代表されるような、ありがちな「アニメ文化論」を相対化し、むしろ歴史的な「厚み」を持っている視覚芸術としての「アニメーション」をめぐる問題系について、対談・論考・インタビュー・翻訳などから再考を試みており、大変興味深いものでした。 土居伸彰さんによる「イントロダクション」には、本特集の意図が次のように書かれています。 この特集が目指すのは、アニメーションをめぐる「夢」の話を一度リセットして考え直すということだ。そのためにまず、アニメーションの多元宇宙性を描き出し、アニメーションをめぐる自意識の相対化が
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