風俗営業法とダンスをめぐる現状について、国会議員に説明するクラブ経営者や弁護士=東京・永田町、宮崎園子撮影 【宮崎園子】ダンスを規定した風俗営業法の適用により、全国各地でクラブ摘発が相次ぎ、様々なダンスの現場で萎縮ムードが広がっている。そんな中、クラブ関係者や弁護士ら約30人が20日、東京・永田町の国会議員会館で一斉に国会議員を訪ね、法律の改正を求める運動への理解と支持を求めた。 ロビー活動をしたのは、「レッツダンス署名推進委員会」と弁護士らでつくる「レッツダンス法律家の会」のメンバーら。ダンスの規定を外すよう、風営法の改正を求めて署名活動を全国で展開してきた。この日は5班に分かれ、衆参与野党議員約60人を訪ねて回った。 メンバーらは、昨年5月に集め始めた署名が11万筆を超えたことや、クラブだけでなく、サルサや社交ダンスなどの愛好家の間で催しの自粛が起きるなどの影響が出ていることを報