日本に戻ってきました 私たち「ある難民一家を支える会」が支援していた家族は、去年の8月に日本を出国し、第三国で無事お母さんが赤ちゃんを出産しました。しかし、日本での人権侵害への保障はいっさいなく、当地での福祉を受けることもできず、一家はやむを得ず入国元の日本に送還されることを選びました。 再入国後も続く困窮 一家は一時成田入管に収容されていましたが、お母さんや長女の病気などをうったえつづけていると、保証人もないまま仮放免となりました。政府や政府系団体からの生活支援は一切ありません。また、一家は難民支援や外国人の人権を保障する団体にも連絡をとりましたが、今回は支援を受けることが難しいようです。 私たち「ある難民一家を支える会」も実質的に解散しており、ご一家にはたいへん申し訳ないことですが、何らの支援もしておりません。ただ、以前カンパの呼びかけ元となっていたこと、さらに上記の事実を知るにいたっ
週末に知り合いと飲み屋で飲んでいたら、その中にこんな論を展開する人がいて「え?なんで?」と思って深く掘り下げて聞いたら納得がいった話。 この論を展開した彼は、ネット上では比較的アイデンティティを確立しており、自分とは一切関係ない人間や、あるときは不特定多数への否定をいつも繰り返していて、ほとんど誰かの意見に同意するのは見たことが無い人物。その上、たまにツイッターでデマなどを流して人間観察を楽しんでいたりもする、・・・が、最近ツイッターは辞めてしまったそうだ。この論を聞いたあとには「辞めたのはもったいない」と思わされてしまった。一応、酔っ払っていたが彼は「ネットに書いてもいいよ」と言っていたので増田に綴る。 ソーシャルネットとはクローズドな場所ではなく、完全匿名でもなく、インターネット上で一個人同士が固有のIDを持ってコミュニケーションする場所のこと。ツイッターで言うと鍵垢ではない状態のこと
2012年05月29日09:45 カテゴリCode東日本大震災 Whom Democracy Strikes Back 主催者より招待御礼。で、 東京国際フォーラムで行われた、マイケル・サンデル教授の特別講義に参加してきました。痺れました。途中で @dankogai さんのように見える人がマイクを握って離さなかったような…— akihito (@akihito) May 28, 2012 となったのには、訳がある。 「原発再稼働を決めるのは、地元(local)であるべきか、それとも全体の代表であるところ(people as a whole)の国(national)であるべきか」というアジェンダが、どうしても呑み込めなかったのだ。 地元って、何だろう? たとえば飯舘村。福島第一原発の「立地」自治体ではもちろんないし、「隣接」すらしていない。辛うじて「隣々接」であるが、立地自治体に勝るとも劣ら
自民党が先日発表した『日本国憲法改正草案』( http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/116666.html )がトンデモ過ぎなので、その問題点を人権関係を中心に簡単にまとめてみました。 簡単に書けば、現行憲法で保障された基本的人権を国家が自由に制限・剥奪できる内容になっています。 現行憲法で基本的人権を保障した「公共の福祉に反しない限り」という条文が、自民党改憲案では「公益及び公の秩序に反しない限り」にすり替わり、国家や政権政党に逆らう者、都合の悪い者は「公益及び公の秩序に反した」という名目で、一切の権利を剥奪しても合憲になりました。 また、21条の表現の自由の条文に「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」と、お上に都合が悪い言論の一切を潰せる条文が追加され、さらに立憲主義の規定
趣意文およびプロジェクト概要 「制度を改正するために個人を攻撃する必要はありません!」 #CIVILACTIONJAPAN(シビルアクションジャパン) 趣意文 昨今、あるテレビタレントの母親が生活保護を不正に受給していたのではないか?というニュースがメディアを賑わせています。彼は、複数の国会議員やメディアによる個人攻撃ともとれる追及の結果、謝罪会見を開くに至りました。 このような一連の流れに、違和感を抱かれた方々も多かったのではないでしょうか? わたしたちは「制度を改正するために個人を攻撃する必要はありません。」という事を主張します。わたしたちは、この国の主権者として、その時々に問題となる制度不備を「個人批判」によって改正していくやり方には賛成できません。ましてや、国会議員が議場の中から、普通に生活を営み職業を営んでいる一市民を糾弾するというようなやり方は、有権者として看過すること
5月29日より川崎市市民ミュージアムにて「19世紀末~20世紀前半アメリカ漫画資料展」が開催されます。 これは「川崎市市民ミュージアム」の所蔵する19世紀末~20世紀前半のアメリカ漫画資料のコレクションを紹介 する意図で計画された展覧会で、昨年の7月に東京工芸大学中野キャンパス図書館にて短期間行われた展示の再展示となりますが、展示内容に多少の変更を加え、監修者によるギャラリートークなども行われるなどより充実した内容となっております。 展示構成は ①アメリカ漫画を中心とした海外漫画の研究書 『スクリブナー』誌掲載「コンテンポラリー・アメリカン・カリカチュア」の記事(1889年)、グラント・ライト著『ジ・アート・オブ・カリカチュア』(1904年)を始めとする、カートゥーン、カリカチュア、コミック・ストリップの変遷を概観する歴史研究書20冊弱。 ②漫画の描き方についての本 クレア・ブリッグス著『
■キャプ画像 ・ED ■動画 ■Twitter そうか! 今日はアクセルワールド8話! 椛島さんメカ監回でござんす。どうぞお見逃しなく~ #accel_world — 椛島洋介(バーストリンカー)さん (@KABABABABA) 5月 25, 2012 アクセル・ワールド8話放送終わりましたね!今回見て下さった皆様ありがとうございます!作監の宮下君、メカ作監の椛島さんが物凄い頑張って頂きました!ありがとうございます。声優さんでもニコ役の日高里菜さんの演技も相まってとても可愛いニコになってると思います~。 — 橋本裕之さん (@lainnet01) 5月 25, 2012 @kunori ありがとうございます!ちっちゃいのはこことぞとばかりに可愛く、でっかいのはここぞとばかりに重く、ミサイルはメインアニメーターの阿部さんがこことぞとばかりにド派手にして下さいました!リアルのは愛敬さんが愛を持
という研究結果がvoxeuで報告されている(Mostly Economics経由)。 それによると、米国の労働時間は欧州より30%多いが、両者の労働時間の差の最大の要因は女性だという。未婚、既婚、子供の有無を問わず、欧州の女性は米国の女性より労働時間が短いとの由。 また、一般には両者の労働時間の差は税制が原因とされているが、税率と労働時間の逆相関は男性には見られたものの、女性には見られなかったとの由。 逆に、離婚率と男性の労働時間には相関が見られなかったが、女性の労働時間とは相関していたという。 結婚は暗黙の社会保障を提供しているため、離婚率が高いと女性の働くインセンティブが高まる、とvoxeu記事ではこの現象を説明している。モデルを構築してカリブレーションを行ったところ、結婚の安定性の差によって女性の労働時間の差の24%が説明できたという。税制を加味すると、その説明力は43%まで上がった
本日夕刻、雇用戦略会議の若者雇用ワーキンググループの最終回ということで、その資料もアップされていますが、 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koyoutaiwa/wakamono/dai5/gijisidai.html 委員の上西充子さんが原案に対する批判的意見をいかに述べたかを詳細にツイートしておられますので、再録。ある意味で、政策決定プロセスをその当事者がリアルタイムで解説している実例です。 http://twitter.com/#!/mu0283 雇用戦略対話WG(若者雇用)第5回(最終回)、今日は若者雇用戦略(原案)の紹介、後藤和智氏の報告、原案の検討。私にとって一番の焦点は、若者雇用問題が「若者をどうにかしよう」問題としてだけ捉えられず、働かせ方の問題があることが適切に盛り込まれるか、だった。 そのことは第1回から指摘してきたことであり、第4回の私
カール・ジンマー[渡辺政隆訳] (2004年11月25日刊行,光文社,東京,493 pp.,本体価格6,000円,ISBN:4334961738 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2005, 2012 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 現代の進化生物学は,その最先端の深まりと裾野の広がりのいずれをとっても,かつて経験したことのない段階に進みつつある.ヒトをも含む生きものの「すべて」を生物進化の観点から説明しようとする進化学は,おのずからさまざまな学問領域をまたぎ,分子生物学や保全生物学など最先端の成果を貪欲に吸収してさらに成長する.学問的な意義はもちろん,進化的思考が社会・文化・倫理・宗教など広く一般に及ぼす影響力を考えたとき,「進化」という思考体系の全体をいまいちど見渡してみたいという意欲がふつふつと湧いてくる.しかし,そ
渡邊利道「独身者たちの宴」 日本SF評論賞優秀賞受賞作にして、上田早夕里『華竜の宮』論 まず、他の上田作品をざっと見渡して「変化はするが成長はしない」「他者性」といったことを共通点と挙げ、次いで構成を整理した上で、内容の分析へと入っていく。 青澄のパートについて、語り手であるアシスタント知性体マキを瀬名秀明のインターフェイスとしてのロボット論を絡めて紹介し、眉村「司政官シリーズ」などと比較して論じている。 それから、上田作品をSFの中にどう位置づけるかというために、一節をSF論に割いているが、そこでは科学哲学などにも触れながら、ハードSFにおける「科学性」とは何かあぶり出しながら、上田が自らを「ハードSFではない」といったところから、上田がその「科学性」とは異なるものとしての人間的なものを結びつけているとしている。 そして、再び作品に戻り、ツキソメとタイフォンのパートの分析へと移る。 登場
日本SF評論賞受賞者有志が情報発信を行なう公式ウェブログ。独自の視点でSF作家・作品に深く切り込んでいきます。 ※日本SF評論賞については、日本SF作家クラブの公式サイトをご覧ください。 特に断りのない限りは署名のある個人の責任での仕事となります。なお、SF評論賞受賞者内では現在、有志によるユニット制をとっており、仕事ごとに有志がユニットを組み、ユニットの構成員ないしユニット内の代表者が責任を負う形で仕事をさせていただいております。 本サイトの管理、および本サイトをご覧になった方による執筆者への仕事の依頼の対応につきましては、岡和田晃が担当しています。 お問い合わせは、表題に【SF評論】と付けたうえで、 akiraokawada★gmail.com(★を@に) まで、よろしくお願いします。 【日本SF評論賞受賞者が参加した仕事】 <大西赤人責任編集「季刊メタポゾン」にて、SF評論賞受賞者有
「AndroidがJavaの知的所有権を侵害している」としてOracleがGoogleを訴えた裁判が、大詰めを迎えています。主要な争点についてすにでに陪審員の評決が下り、判事による最終的な判断が数日以内に下る見込みです。 ここで、裁判の経過を振り返り、何が争点となり、今までにどのような判断が出たのかを記してみたいと思います。 当初の争点は「特許」、Oracleは請求金額を下げざるを得なくなる 2010年8月12日、OracleはGoogleを訴え、大きな反響を呼びました。この時点でのOracleの主張は「GoogleのAndroidは、Javaテクノロジの7件の特許と著作権を侵害している」というものでした。 OracleがGoogleを訴えた理由、「AndroidはJavaと競合する」はどういう意味だろうか - Publickey 同社は数十億ドル規模のお金をこの裁判から得ようとしていたと
かつてpaperboy&co.を設立し、現在はいろいろな事業を立ち上げる支援者としての活動を中心としている家入一真さん(というのがわたしの認識である)。氏が率いるteam liverty が立ち上げたサイト「学費支援プラットフォーム studygift」がいろいろと議論を呼ぶこととなった。そして間もなく活動中止・全額返金に至った。 studygift 〜学費支援プラットフォーム〜 わたしの感想は、結論からいえば「提示された理念・理想は素晴らしい。が、その方法論ならびに直接的なスタッフの動機は是認しがたい」というものである。 わたし自身が大学生のときには極貧生活を送り、結局その結果として中退に至ったという経緯もあり、決して他人事ではなかった。家入さんがそういう学費支援システムを作りたいと表明したときにはわたしもfacebook経由で大賛成の意を伝えた。だが、その結果は非常に残念なものとなって
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