★ このサイトを運営するNPO法人WANは、多様なフェミニズム実践とジェンダー研究の情報を発信・集積し、 ジェンダー平等を求める人々に交流の場を提供します。 アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 本書は、1991年金学順(キム・ハクスン)さんの「慰安婦」としての告発以降、それぞれの立場からこの問題を、戦後日本社会の歴史、政治、文化、ジェンダー構造を問い直す問題として、真剣に向き合ってきた者たちとの間に交わされた、シンポジウム(2012年3月、同志社大学)の記録である。 現在、領土問題というハード(と思われがちな)な政治問題が中国、台湾、韓国そして日本の間で連日のように議論され、その陰で、「慰安婦」問題は、単なる政治的カードとして取り上げられるかのような扱いを受けている。 しかし、この問題は、慰安所を過酷な戦下で闘う下級兵士のために作
★ このサイトを運営するNPO法人WANは、多様なフェミニズム実践とジェンダー研究の情報を発信・集積し、 ジェンダー平等を求める人々に交流の場を提供します。 アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 私の友人である竹村和子さんを祈念し、追悼の言葉を述べさせて頂くことを光栄に思います。 お別れの言葉を書き始めなければならないのは、まことに残念でなりません。 とはいえ、私がここで正直に申し上げたいのは、和子さんのことを考えると、思わず笑みがこぼれてしまうということです。彼女が卓越した知識人であることは言うまでもありません。大胆で、頭が切れて、注意深くて、想像力豊かでした。しかし同時に、彼女は寛容で遊び心に溢れた人でもありました。 彼女の人生、彼女の文章、そして彼女の周囲の人々との関係には、茶目っ気がありました。和子さんのことを話したり考えた
★ このサイトを運営するNPO法人WANは、多様なフェミニズム実践とジェンダー研究の情報を発信・集積し、 ジェンダー平等を求める人々に交流の場を提供します。 発達障害かも知れない子どもと育つということ。1 子育てについてのエッセイと決めて取りかかろうとしたのだが、どうもうまくいかない。文章を書くときには、なにかそれなりにはテーマを決めるのが普通である。子育てというだけではあまりに漠としている。ところがテーマを決めようとしても、テーマが分散してしまって決まらない。娘を発達障害ではないかと疑っていることとか、自分と母の関係とか。また夫との関係については、相手のあることだから今の時点では書きにくい。たぶん、ここのところの自分の人生は聞いたらびっくりされるほどいろいろな問題に見舞われていて、けれどもその問題が複雑に絡まっていて、どこかひとつに焦点をあててそれだけ書いても、よくは伝わらないのではない
★ このサイトを運営するNPO法人WANは、多様なフェミニズム実践とジェンダー研究の情報を発信・集積し、 ジェンダー平等を求める人々に交流の場を提供します。 8/21、橋下大阪市長は記者会見で、竹島問題に関連して「慰安婦」問題について、 「強制連行はなかった」、「証拠があれば、韓国は示して」、「河野談話を踏襲するのか」、「『慰安婦』制度は、今は非常に倫理的に問題がある制度かもしれないが、当時の時代背景でどうだったかをはっきりすべき」、「近現代史教育の充実を」などと発言しました。 この発言について、日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワークから橋下市長宛に、8/24 11時、「公開質問状」(この下に全文掲載)を渡しました(秘書課が代理受理)。 その時明らかになったことは、大阪市のボードの前での会見にも関わらず、橋下市長は、市長として、あるいは大阪維新の会代表として、混同して発言している、という事
★ このサイトを運営するNPO法人WANは、多様なフェミニズム実践とジェンダー研究の情報を発信・集積し、 ジェンダー平等を求める人々に交流の場を提供します。 アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.学生たちと話すと、高校での教育内容が彼らの歴史イメージの形成にいかに大きく影響しているかを痛感させられる。残念ながら、学校での現行の歴史教育から、女性やジェンダーについて知識を得たり、関心を抱いたりするのは難しい。本書の分析は、このことを如実に示している。 アメリカの教科書には、女性・ジェンダーに関する記述が豊富だ。それに較べて、日本の教科書は、ジェンダーへの配慮が乏しい。といっても、この間の女性史・ジェンダー史の膨大な研究成果がまったく教科書に反映されていないわけではなく、変化の兆しはあらわれている。ジェンダー関連記述が相対的に多いのは、受
★ このサイトを運営するNPO法人WANは、多様なフェミニズム実践とジェンダー研究の情報を発信・集積し、 ジェンダー平等を求める人々に交流の場を提供します。 アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. *絆って 今年の漢字は「絆」だそうですね。ちなみに、B-WANのこの特集の特集のタイトルは「女のつながり」ですが、ドゥルシラ・コーネルの著作の『女たちの絆』という邦題のように、「絆」と「つながり」を同じように捉えることはできると思います。 ただ、フェミニズムとかジェンダー論的な人が「絆」と使う場合は、ちょっと違ったニュアンスがあって、たぶんセジウィックの「ホモソーシャル」(『男同士の絆』)が念頭にあると思うのですが、同質のもの以外を排除したり一定の価値観を強制したりする関係性みたいな、どちらかといえばマイナスの意味の場合もあったりします。
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 「女性」と「年齢」というものは切っても切れない関係にあるように思われている。しかも、それは「年齢なんて関係ない、性別なんて関係ない、同じ人間」というタテマエの世界では見えないようにされてしまっている。「気にさせる」くせに「気にするほうがおかしい」と言われる風潮。本でも述べられているように、女性の価値は、結婚という男性との対の中では、生殖、女性役割としての男性の看取り(一方的に看取れだなんて自分勝手!)、男性のプライド(自分より年齢年収の低い女性を好む低方婚)といったジェンダー構造によって年齢と不可分なものになっている。また、働く現場、芸能界、結婚、その他の日常、社会における様々な場面で、年齢による女性の価値付けは行なわれている。本書では、女性の年齢がいかに、生物学的な年齢とは別に「作られた」区分
★ このサイトを運営するNPO法人WANは、多様なフェミニズム実践とジェンダー研究の情報を発信・集積し、 ジェンダー平等を求める人々に交流の場を提供します。 11月27日、上野千鶴子さんのコーディネートで、竹中恵美子さん、大沢真理さん、宮地光子さん、赤羽佳世子さんという、代表的フェミニスト研究者と労働問題の第一線で活躍されているアクティヴィストによる、クレオ大阪10周年記念シンポジウム「私の選択がつくる未来〜生き方・働き方のあした〜」を聞きに行った。万障繰り合わせて参加できてよかったと思う。それは新たな課題を自覚できる機会であったからでもある。つまり率直に言えば、興味深くも釈然としない思いの残るシンポジウムであった。 誤解を招かないように、あらかじめ述べておくが、シンポジウムに先立つ大沢さんのブックトーク講演はたいへん勉強になった。またシンポジストのみなさんのお話もいずれも面白かった。司会
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