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ブックマーク / yamtom.hatenablog.com (11)

  • 北原みのりさんの「怒りを鎮める」エントリと、「大義名分や正義」批判に関して - ふぇみにすとの論考

    前のエントリで、ツイッター上での北原みのりさんたちとのやりとりに関して、私からみた経緯をまとめてみた。そのやりとりを経て書かれたと思われる、北原みのりさんの「怒りを鎮める」というタイトルのブログエントリなのだが、具体的な流れを書かず、いったい誰のどのようなツイートをさしているのかまったく不明であるため、一連の流れとは別の読み物として読まれていってしまうものにもなっているように思う。 ブログエントリとして書いたものが別のものとして読まれること自体はいつでもありうることとはいえ、議論の当事者がおり、実際の発言もウェブ上に残っている中で、それを一切明示せずに実質上の批判を行う、というやり方については、北原さんなりの配慮だった可能性もあるのかもしれないが、私は正直いって、疑問を感じる。 そしてエントリの内容的には、この一連のやりとりに関して、北原さんは実は怒っていたのだということに気づいたというも

    北原みのりさんの「怒りを鎮める」エントリと、「大義名分や正義」批判に関して - ふぇみにすとの論考
    gauqui
    gauqui 2012/09/16
  • ファイトバックの会ブログの再公開への抗議 - ふぇみにすとの論考

    2012年7月3日付で、「館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会」の開設から2008年までの過去のブログエントリが公開されたようです。 これに対して「フェミニズムとインターネット問題を考える」研究会の会員一同で、中止要請をブログ管理者宛に、2012年7月4日、メールにて送付しました。 中止要請は「フェミニズムとインターネット問題を考える」サイトにアップしましたのでご参照ください。 中止要請に簡潔に書いていますが、ファイトバックの会の過去のブログは、「フェミニズムとインターネット問題を考える」研究会で詳細に内容を検討し、誹謗中傷にあたる内容がひじょうに多かったという結果を得ています。 参考: 会のブログの問題点 他の裁判支援団体のメディアとの比較から 運動体による謝罪はどうあるべきか それにもかかわらず、裁判も終わった今さら公開するというのは、まったく理解できない行動です。 管理者の方に

    ファイトバックの会ブログの再公開への抗議 - ふぇみにすとの論考
    gauqui
    gauqui 2012/07/06
  • キャンパス・ミスコン事業を行う企業担当者へのインタビュー - ふぇみにすとの論考

    一橋大学でのミスコンに関するトラブルが話題になっているようです。 「一橋大の大学祭ミスコンでトラブル 性同一性障害の男子の参加拒否」 Togetter ミスコン男の娘出場騒動で一橋大学学園祭委員に対し公開質問状提出 まとめ このニュースに関して、Twitterで小宮友根(@froots)さんが以下のツイートをしていらっしゃいました。 一橋のミスコンのバックでは企業がカネ出してるわけなので、今回の騒動を問題だと思うなら、単に「一橋の頭が固い」という問題じゃなくて、こういうシステム全体の問題だと考えないと。/ミスコンに特化したポータルサイト | ミスコレ URL 2012-06-20 22:01:09 via bitly そこで思い出したので、昨年のこの時期ICUのミスコン問題が起きていた頃に、ミスコン関連企業の方に電話インタビューを行った内容をまとめたものを掲載します。今回の一橋のミスコンに

  • 相変わらずの伊田広行氏の曖昧すぎる「ジェンダーフリー」関連の批判 - ふぇみにすとの論考

    久しぶりに伊田広行氏のブログを読ませていただいたら、「チェルノブイリハート」など原発映画関連の議論なのに、なぜか「ジェンダーフリー」への言及がある最近のエントリを発見。で、読んでみたら、どうみても私のことを言及していると考えられるが、相変わらず名指しでの言及でも、具体的な批判でもないというものだった。2009年女性学会のワークショップで、学者なのだし批判や反論するなら、あくまでも具体的に誰の論考のどの部分を指しているのか、明白にしてすべきという主張を私はしたつもりだったのだが... 相変わらず曖昧すぎる批判である。 例えば以下の部分。 ジェンダーフリーを批判した人と同じだなと思う。ジェンダーフリーは、草の根でひろがった概念だ。でもバックラッシュに攻撃されると、学者の一部や行政の多くは、その使用をいち早く辞め、中には「私はジェンダーフリーは一度も使っていない、賛成しない、科学的でない」という

    相変わらずの伊田広行氏の曖昧すぎる「ジェンダーフリー」関連の批判 - ふぇみにすとの論考
    gauqui
    gauqui 2011/09/12
    フェミニズム]
  • 日本女性学会ワークショップ『「ジェンダーフリー」と「バックラッシュ」を再考する』をふりかえって - ふぇみにすとの論考

    昨日の日曜日、お茶の水女子大学で開かれた日女性学会大会にて、ワークショップ『「ジェンダーフリー」と「バックラッシュ」を再考する』を開催した。コーディネーターは荻上チキさん(id:seijotcp)、斉藤正美さん(id:discour)と私、発言者は、伊田広行さん、金井淑子さん、細谷実さん、井上輝子さん、オンライン参加で小山エミさん(id:macska)という顔ぶれだった。 まずコーディネーター3名が、女性学会の「外部」として(斉藤、山口は中枢を担ってこなかった立場で、荻上は非会員)問題提起を行い、ほかの発言者にレスポンスをいただいた後で、オープン議論という形式だった。 このワークショップの概要は以下。 フェミニズム内の多様な立場から、「バックラッシュ」に関する書籍、サイトなどの編集、執筆に関わり、積極的に発言をしてきた発表者により、「ジェンダーフリー」をめぐる論争について今現在の観点から

    日本女性学会ワークショップ『「ジェンダーフリー」と「バックラッシュ」を再考する』をふりかえって - ふぇみにすとの論考
  • 団体アカウントでの匿名発信とその責任のありか - ふぇみにすとの論考

    フェミニズムとインターネット問題を考える」サイトで、私の担当箇所では、匿名発信の問題を扱った。この場合の「匿名発信」とは、実名を使わない発信という意味ではなく、個人としてのハンドルネームを使わずに、団体アカウントを使い、更新者が誰か(ハンドルネームでも)明らかにならない状態でネット発信をすることを指している。 「ネット・メディア利用全体として」においては、以下のように書いた。 インターネットでの発信が普及するにつれ、運動体が団体のアカウントを使い発信するケースも増えた。それに伴い、団体名やアカウントを使い、団体に属する個人がその更新を担いつつ、個人的な意見を表明したりするケースも見られるようになった。団体としての発信なのか、個人的な意見なのか区別がつけづらい場合が多いし、発信者が個人としての名前やハンドルネームを使わず、団体名だけで発信する場合、発信者が誰かが明らかではなく、その発言の責

    団体アカウントでの匿名発信とその責任のありか - ふぇみにすとの論考
  • 「支援運動」のジレンマとフェミニズム - ふぇみにすとの論考

    先日公開した「フェミニズムとインターネット問題を考える」サイト内容に関して、いろいろ考えていることの続き。 サイト制作に参加した人たちによる「個人的反省点」で浮かび上がったテーマの一つは、支援運動とは何か、どう「支援」すべきなのか、という点だったと思う。ファイトバックの会は、裁判支援団体であり、原告の闘いを支援する、というのが大きな運動の目的だった。だが、その場合の「支援」とは何を意味するのか。フェミニズム運動においては、ファイトバックの会のような労働裁判のみならず、性暴力やセクハラ裁判の原告支援運動もあるし、またDVや性暴力、セクハラなどの被害にあった人たちの支援をするという運動もある。そこでは、「原告や被害者の立場にたちきること」「原告の意思を尊重すること」が重要であるという価値観がある。確かにそれはひじょうに重要だ。フェミニズム運動の根幹をなす価値観の一つであるともいえるのかと思う。

    「支援運動」のジレンマとフェミニズム - ふぇみにすとの論考
  • フェミニズム運動における世代間の権力関係と相互批判の重要性 - ふぇみにすとの論考

    昨日公開したばかりの「フェミニズムとインターネット問題を考える」サイトでは、サイトづくりに関わった各自が「運動をふりかえっての個人的な反省点」として書いている。その中の斉藤正美さん(id:discour)が、フェミニストとしての自分自身の問題として、ファイトバックの会の運動について振り返っている。 その中でも以下の部分が私にも考えさせられるものだった。 80年代以降の女性学、特に江原由美子氏のウーマンリブ史観により、リブ運動を最高の運動と見なすイデオロギーが浸透すると同時に、後続の運動がないことにされてきた。 原告をはじめとするリブ世代や団塊の世代のフェミニストも、後から来た人にとっては、「歴史的な存在」である。リブ世代や団塊の世代のフェミニストは、もっと自らを批判的に見たり、批判を受けるような仕掛けが必要だと思った。そうしないと、いつまでも、リブ世代があがめられ、批判されないまま運動に君

    フェミニズム運動における世代間の権力関係と相互批判の重要性 - ふぇみにすとの論考
  • ICUミスコン論争に関して思ったこと - ふぇみにすとの論考

    ここ数日間、twitterやfacebookなどで、国際基督教大学(ICU)ミスコン論争が盛り上がっている。そして、私自身も盛大に参加している状況だ。これから何度か、ぼちぼちペースになるだろうがミスコンについては書いていこうと思っているが、まずはいきなりの論争勃発についての経緯およびちょっとした感想まで。 4日ほど前にtwitterにて、ICUにてミスコンが開かれるというツイートをみた。その瞬間、卒業生として全力で反対という趣旨のツイートを書き込んだのだった。twitterにて同じく卒業生(年代はだいぶ違うけれども)の数人と対話をしているうちに、卒業生であり、しかもフェミニストとして研究や運動に関わってきた私が何もしないわけにはいかない問題だと思えてきた。ツイートを一つ二つするだけではなく、しっかり「反対の声がある」ということを表明していかねばと。 そこで思いついたのがfacebookの利

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  • 女性とマイノリティと労働者を支援するブラック企業?」をめぐる議論その2 - ふぇみにすとの論考

    macska(コヤマエミ)さんが、「女性とマイノリティと労働者を支援するブラック企業?」(3)、(4)として、議論の続きをminxにアップしている。 女性とマイノリティと労働者を支援するブラック企業?(3) 女性とマイノリティと労働者を支援するブラック企業?(4) 私も自分のもう一つの投稿文のほう、以下に記録もかねてアップしておく。 macskaさんの投稿と、私の以下の投稿があった後、上野さんは、これらの反応は予想通りであり、判断は参加者の「良識」に任せるとして議論からすっかり降りてしまわれたようだ。なお、問題の法律事務所/運動体の責任者は一度もでてこないままになっている。 この上野さんの反応は、やっぱり最後のパラグラフで私がWANの問題につなげたからなんだろうか。(macskaさんも言及しているし。)でも、この法律事務所をめぐる問題、WANの争議の問題とまったく同じとはいわないが、つなが

    女性とマイノリティと労働者を支援するブラック企業?」をめぐる議論その2 - ふぇみにすとの論考
  • 梶川ゆきこ広島県議のtwitterやブログでの一連の発言に関して - ふぇみにすとの論考

    モンタナに住む私にとって、この数日間、朝おきたらすぐ梶川ゆきこ広島県議のtwitterやブログでの発言に仰天してツイートするところから一日が始まっている。しかも、梶川議員が書く内容がどんどんひどくなってきている。 とりあえず事の展開は以下にて。 Togetter「梶川ゆきこ広島県議の「が家庭で夫に優しくすればセクハラは減る」発言について」 Togetter 梶川ゆきこ広島県議の「が家庭で夫に優しくすればセクハラは減る」発言についての弁明とその後の反応 「セクハラを許さない環境を作ろう!」 梶川ゆきこ☆蝶々の随想記☆ 「ハラスメント(嫌がらせ)を許さない環境を作ろう!」梶川ゆきこ☆蝶々の随想記☆ twitterでの梶川県議のもともとの問題発言とそれへの反響や批判は、Togetterを見れば一目瞭然なのでそれをご覧いただけたらと思う。批判がきてからの梶川議員の度重なる問題ツイートがあった後

    梶川ゆきこ広島県議のtwitterやブログでの一連の発言に関して - ふぇみにすとの論考
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