タグ

ブックマーク / roboteer-tokyo.com (9)

  • ダ・ヴィンチの特許満了を契機に訪れる「手術支援ロボットの夜明け」

    手術支援ロボット分野は、これまでインテュイティブサージカルが牽引してきた。同社製品「ダ・ヴィンチ」(da Vinci)は2001年から英国で稼働しており、現在では全世界を対象に4500台以上が供給されている。手術対象は拡大されているが、前立腺、膀胱、産婦人科手術が主な用途となる。 そのダ・ヴィンチの中心的な技術の特許満了に伴い、競合他社の巻き返しが期待されている。すでに英国では、手術支援ロボット・Versiusが登場。各病院への格的な供給準備を開始している。また医療機器メーカー・Medtronic、Verb Surgicalなども関連ロボット製品の発売を控えており競争が激化する見通しだ。 それらのうちまず、CMRサージカルが開発するVersiusは、すでに英国の70以上の病院で使用されておりダ・ヴィンチのライバルを自称している。同社は Versius がより小型であり、従来のロボットより

    ダ・ヴィンチの特許満了を契機に訪れる「手術支援ロボットの夜明け」
  • 野生動物の保護・観察に人工知能を導入...タンザニア・セレンゲティ国立公園

    ハーバード大学をはじめとする5つの大学の研究チームは最近、タンザニア・セレンゲティ国立公園の野生動物を管理する人工知能AI)の開発に成功した。研究チームによれば、人工知能は野生動物の写真数百万点を学習。その後、チーター、ゾウ、ライオンなど48種の動物を99.3%の精度で区別できるようになった。 また人工知能は、写真の中に何匹の動物がいるか把握する能力、動物の行動を判別する能力も備えているという。「移動中」「赤ちゃんを連れている」というような行動の詳細も、タグで確認することができる。 人工知能は、セレンゲティ国立公園で野生動物を保護する団体「スナップショットセレンゲティプロジェクト」が活用する。同団体は、セレンゲティ国立公園内に225個のモーションカメラを設置。野生動物を管理する業務を行っている。 プロジェクトの責任者クレイグ・パッカー氏は、ボランティア作業を自動化するためにマシンラーニン

    野生動物の保護・観察に人工知能を導入...タンザニア・セレンゲティ国立公園
  • バイドゥ「アポロプログラム」と蘇寧物流が提携...無人配送車両を大量配備へ

    中国・蘇寧ホールディングス傘下の物流企業「蘇寧物流」(Suning Logistics)が、自動走行技術(自律走行技術)の商用化のペースを早めるため、「アポロプログラム」と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。同プログラムは、中国IT大手・百度(バイドゥ/Baidu)が牽引する、自動走行車のオープンソース・プロジェクトである。今回の戦略的提携が功を奏せば、早ければ2020年から自動配送車両を大量生産できるもとの期待されている。 蘇寧と百度は、北京で開催されたイベント「Baidu Create2018」で、同パートナーシップを発表した。その場では、「マイクロカー」(MicroCar)と呼ばれる無人配送車両も公開された。百度のL4評価情報システムが搭載された同車両は、「ラストワンマイル」ならぬ、「最後の5km配送問題」を解決するために設計されている。 蘇寧はスマート物流システムも導入。今

    バイドゥ「アポロプログラム」と蘇寧物流が提携...無人配送車両を大量配備へ
  • ハンバーガーロボットにロボット中華シェフ...世界で進むレストランの自動化

    業にも、ロボットと人工知能の普及が進んでいる。 米スタートアップ・Creatorが開発した調理ロボットは、顧客がタブレットでオーダーするとハンバーガーをつくり始める。パンをスライスした後、ピクルスとトマト、タマネギ、チーズなどの材料を順番にのせる。次いで、メニューによって各種ソースをミリグラム単位で精密にふりかけ、最後にグリルした牛肉をのせ完成させる。それらすべてのプロセスは、ロボットに搭載されたセンサーと人工知能によってコントロールされている。 約4.3mの長さのハンバーガーロボットは、20個のCPU(中央処理装置)と、350個のセンサーで構成されている。これまで、ハンバーガーのパティを焼くロボットが開発されたケースはあったが、全工程をロボットがこなすというのは初めてとなる。 この「ハンバーガーロボット」は、米国で人気の高い手作りバーガーのパティを再現したという。噛む瞬間に肉汁があふ

    ハンバーガーロボットにロボット中華シェフ...世界で進むレストランの自動化
    gav
    gav 2018/06/27
    "そのレベルのハンバーガーは、米国で15〜16ドルで販売されているが、Creatorは半分以下の6ドルで販売する計画"
  • AI搭載した雑草除去ロボットが登場...太陽光で自律的に駆動

    人工知能技術を搭載した雑草除去ロボットが登場した。 スイス企業・エコロボティクス(ecoRobotix)は、農業用の雑草除去ロボットを公開した。操縦士は必要なく、太陽光を動力に約12時間にわたり自律的に動く能力が備わっている。 卓球台の上に棒がついたような形状の同ロボットは、人工知能、カメラ、およびふたつのロボットアームを駆使して雑草だけに除草剤を散布する。一方、作物には除草剤を撒かない。全体に散布する従来の方法よりも、除草剤の量を20分の1に節約できるというのがエコロボティクスの説明だ。 2011年に設立されたエコロボティクスは、農家が効果的に除草剤をまくため、ひいては健康によい作物の収穫高増加に寄与するため自律ロボットを開発してきた。ヨーロッパでパイロットプロジェクトを実施し、5月には1070万ドルのシリーズB投資も受けている。数十億ドル規模に達すると見込まれている除草市場において、今

    AI搭載した雑草除去ロボットが登場...太陽光で自律的に駆動
    gav
    gav 2018/06/23
    "操縦士は必要なく、太陽光を動力に約12時間にわたり自律的に動く""雑草だけに除草剤を散布"
  • 書籍から看板まで文字を読み取ってリアルタイム翻訳....ロシア企業ABBYYがグーグルに挑戦状

    OCRとテキストスキャン技術に強い露企業ABBYYが、機械翻訳分野などでグーグルの対抗馬として注目を集めている。 同社の主力製品であるiOS向け「TextGrabber」はスマートフォンのカメラでテキストを捕捉し、瞬時に翻訳するリアルタイム翻訳機だ。同アプリはオンラインのみならず、オフラインでも利用可能。ちなみに、オンラインでは104言語、オフラインでは10言語に対応している。 「TextGrabber」は書籍や雑誌、マニュアル、画面、メニュー、ポスター、道路標識などあらゆる視覚物をデジタル化。捕捉されたテキストは自由にコピー・編集したり、友達と共有したりできるようになっている。また、iOSデバイスに内蔵されたVoiceOver機能を併用し、テキストを読み上げることも可能であり、視覚障害者必携のアプリと言える。 さらに、「TextGrabber」はQRコードリーダーとしての一面を持つ。電話

    書籍から看板まで文字を読み取ってリアルタイム翻訳....ロシア企業ABBYYがグーグルに挑戦状
  • NAVER「文字認識AI」で世界トップに...アリババ・テンセントなど中国勢を上回る

    韓国IT大手NAVERの文字認識AI開発チームが、世界記録を更新した。同社は近年、人工知能およびロボット開発に投資を集中させているが、その成果が出始めていると評価されている。 6月12日、NAVERは人工知能の研究組織「Clova AI」内のビジョン・光学文字認識(OCR)チームが、検出課題(ディテクション・タスク)で世界記録を塗り替えたと発表した。 開発チームは、国際パターン認識学会(IAPR)が開催する文字認識コンテスト「ICDAR 2013 challenge」で、94.02%のスコア(認識率)をだし1位に浮上した。それまで1位だった中国・アリババを0.72%ポイントの差で上回ったかたちだ。 今年4月、93.30%のスコアを出したアリババは2位に、2017年11月に93.2%を記録したテンセントは3位と後退した。またNAVERの記録は、今年1月、世界最大のコンピュータビジョン・パター

    NAVER「文字認識AI」で世界トップに...アリババ・テンセントなど中国勢を上回る
    gav
    gav 2018/06/15
  • 自動で分別するAIゴミ箱「ネプロン」登場...1台で600kgの分別・収容が可能

    韓国・ソウル東大門区が、品目を自動で選別してくれるスマートゴミ箱「ネプロン」を4台設置した。ネプロンには、人工知能AI)およびloT技術が採用されており、ゴミ箱に入れた缶とペットボトルを自動的に選別・圧着・回収してくれる。 区関係者は「ネプロンは1台平均600kg以上を回収する。年間では8t以上だが、これは東大門区のゴミ選別場を通じて回収されるポリエチレンテレ類・缶類の約3%に相当する。今後、着実に拡大運営していくだけで、リサイクル・廃棄物の問題を解決するひとつの代替案になりうると」と説明している。 ネプロンはゴミを投入するとリサイクル価値があるか否かを判断する。この際に使われるのが人工知能だ。これまでリサイクル業者が手作業で分別していたところを、ビッグデータに基づいて選別しロボットが粉砕・加工する。作業が簡素化されコスト削減が実現されるだけでなく、その分別費用が住民にキャッシュバックさ

    自動で分別するAIゴミ箱「ネプロン」登場...1台で600kgの分別・収容が可能
  • AIチップ開発競争が激化…「ビジネスアイデアは後回し」に懸念の声

    いまやAI人工知能)の活用によってビジネスは多様化され、仕事の高効率化のアイデアも次々と出てきている。しかし、現状のAIシステムでは力不足だったり、実現は可能だがコストがかかりすぎたりと、ニーズに応えられない場合も多いのが現状だ。 多様化するニーズに応えられるよう、半導体大手企業をはじめクラウド会社やIT企業など数多くの企業が、AIチップの独自開発に拍車をかけている。 既存コンピュータの中核チップであるマイクロプロセッサでは、Intelがサーバからノートパソコンまで市場のほとんどを掌握した。その後、スマートフォン全盛の時代になると、ARMのプロセッサコアが台頭。マイクロプロセッサ市場はIntel系とARM系の二頭体制になった。 しかし、AIが情報システムの中核を担っていく市場においては、この勢力図がまったく意味をなさない。いまだ模索を続ける未開拓市場のため、いわば「開発したモノ勝ち」な状

    AIチップ開発競争が激化…「ビジネスアイデアは後回し」に懸念の声
    gav
    gav 2018/04/08
    ”「様々なネットワークをサポートする一方、最適のエネルギー効率を持つのが最も大きな特徴 」とし、スマートフォンに搭載するもよし、ロボットに装着してもよし、また、ショッピングセンターなど活用して、商品を
  • 1