UNIXの権利を所有すると主張していたSCOが、そのソースコードをIBMが不正にLinuxに流用したとしてIBMを提訴していた裁判が、ついに終結する(gihyo.jp)。SCOがIBMを訴えたのは2003年なので、約13年裁判は続いたことになる。 今回の裁判終了により、ついに裁判だけでなくSCOも終了することになる。 SCOの主張はIBMがSCOのライセンスを受けたUNIXのコードをLinux開発者らに提供、Linux開発者らがそれらをLinuxに盗用したというもの。その後SCOはLinuxカーネル2.4以降のユーザーに対しライセンス料の支払いを要求したり、Linux採用企業を提訴したりしていたが、盗用されたとSCOが主張したコードはそもそもSCOの前身のカルデラがオープンにしていたものだったことが明らかになったり、UNIXの著作権は米Novellが保有しているという判決が出たりと、SCO