顔認証システムなどを使って犯罪者予備軍をあぶり出すなどとした立正大学データサイエンス学部のPRサイトがツイッター上で物議を醸し、非公開となったことが分かった。 サイトの非公開について、同大の広報課は、「SNS上のご意見を受けて対応をした」と取材に答え、「意見については今後検証し、本学の広報活動に活かしたい」としている。 顔認証システムなどを使い、事件を起こしそうな対象を特定 2021年4月に開設されたデータサイエンス学部をPRするこのサイトでは、グリム童話にもある「赤ずきん」を元に、「データサイエンティスト赤ずきん」の物語をつづった。 そこでは、女の子の赤ずきんが、「最近は悪い事件が増えている」などと母親に言われ、どんなふうに気を付けるか考えるという話で始まる。赤ずきんはまず、森のいたるところに顔認証システムと監視カメラを設置し、犯罪者に多い動きや表情などをしている動物がいないか調べた。
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