MP3で圧縮された音源はそうでない音源と比べて、聞いた時によりネガティブな印象が強くなるという研究結果が発表されたそうだ(GIGAZINE、論文)。 この研究結果は香港科技大学の研究者らが発表したもので、MP3圧縮によって音源に付与される「growl」(うなるような音)が原因の1つだと分析されている。ただし、論文ではMP3での圧縮に使用したビットレートが「32Kbps、56Kbps、112Kbps」と一般的に使用されているビットレートよりも低い。このようなビットレートでは音質劣化が大きく、特に高い周波数の音を出す楽器の音は大きく劣化する傾向があることも原因の1つではないかと推測できる。 スラドのコメントを読む | テクノロジー | 音楽 関連ストーリー: アナログレコードを高音質化するHD Vinyl、商品化に一歩近づく 2018年04月18日 日本オーディオ協会、「ハイレゾロゴ」による手