2015-06-17 『当たり前』の話 最近「当たり前のことだけれど」というフレーズを多用するようになった。この言葉の真意は「私の提示する常識で思考した結果であり、あなたの常識と相違があっても仕方がないのであなたの常識を誇示する必要はありません」というところです。この「常識」というのが非常にやっかいで「それらのことは前提であり、織り込み済みで話をしますよ」という言外に置いておかなければいけないことを言葉にすると非常に皮肉っぽく聞こえてしまう。 プロ野球選手が「子供のころから努力したので夢がかないました」というインタビューに答えていても「努力したって必ず夢がかなうわけではないから期待させるようなことは言うな」と怒る人はいない(はずだ)。それはプロ野球選手と言う立場が「努力して夢をかなえた人」という言外の前提を示しているからで、何故か匿名掲示板に同じようなことを書くと「マッチョ思考で腹が立つ」
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