Appleなどの製品の修理、分解を手がけるiFixitが、「新しいiPad」を入手し、さっそく分解して内部のチップやメモリなどパーツの詳細を明らかにしている。 新しいiPadは、42.5Wh(ワット時)のバッテリを搭載し、「iPad 2」の25Whのバッテリよりも大容量になっている。そのため、新型iPadはiPad 2よりもわずかに重く(新型iPadは652g、iPad 2は601g)、厚くなっている(新型iPadは9.4mm、iPad 2は8.8mm)。 新しいiPadとiPad 2のバッテリ駆動時間は同等の最長10時間。新型iPadが搭載する新しいデュアルコアの「A5X」プロセッサとクアッドコア・グラフィックスが、バッテリを消費すると考えられる。 新型iPadのピクセル数はiPad 2から2倍に増え、その高解像度ディスプレイはHDテレビをも上回る、とAppleは3月の発表会で強調した。