中国の小売企業が、厳しい競争を勝ち抜くために次々とプライベートブランド(PB)を立ち上げている。 アリババグループ傘下の次世代型スーパーマーケット「盒馬鮮生(Hema Fresh)」は、最も早くPBの設立に動いている。10月下旬には、販売額全体の1割をPB商品が占めるようになったと発表した。前年の同時期には、PB商品の割合はわずか2~3%だったという。中でも生鮮商品ブランド「日日鮮」が好調で、すでに1000SKUに迫る商品を取り扱う。 盒馬鮮生は上海市でPB商品をメインとした店舗も展開している。ここで販売する商品の多くがPB商品であり、中にはPB商品だけで構成された商品棚もある。 PB商品専門の商品棚(上海国家会展中心店) この成功は入念な準備によって獲得したものだ。盒馬鮮生は開業当初からPBの開発チームを設けていた。2017年、最初に立ち上げられたPB「日日鮮」は野菜の取り扱いからスター
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